こんばんは。
久しぶりの記事更新となりました。先週はCDTVでの出演時間を巡る話題につき、緊急的に時間を割いたことから、「イコノイジョイ2024」に触れる事が出来ませんでした。本当は週末にでも書きたかったのですが、先週末は2日とも幕張メッセで開催された「対面お話し会」に朝から夜までお出掛け。夜は夜とて、「イコノイジョイ」の見逃し配信があったので、それを昨晩まで堪能しており、記事を書く時間がありませんでした。
僅か3日間だけの配信期間ですからね。夜公演だけ見逃し配信を買いましたが、スイッチング映像と全景映像の両方を楽しみたく、連夜遅くまで観ていたのでした。これ、もう少し見逃し配信期間を長く出来ないですかね。以前は1週間くらいあった記憶があります。それくらいあれば、昼公演の見逃し配信も買った筈で、売り手としても収益拡大が望めると思います。配信期間を多少長くしても、それによる追加コストはたかが知れているでしょうし、円盤が出るのはまだ先でしょうから、その売上に響くことも無いと思います。そもそも「3日間しか見られないなら買わなくていいや」と思った方もいた事でしょう。この辺り、再考頂けると助かるのですが…。
さて、そんな訳で「イコノイジョイ」からは大分時間が経ってしまいました。「この楽曲が良かった」「このカバーには驚かされた」と言った「各論」はまだ書いていませんが、今更感もございますし、それこそ見逃し配信で堪能された方も多いでしょうから、それは採り上げない事とします。それでも現地で感じた事や、今後の課題等につき、今年の記録も兼ねて書いていきたいと思います。配信では分からない、現地ならではの感想や諸問題を採り上げます。
先ず、今回は2年ぶりに「1day 2公演(昼・夜)」となり、開催時期としては3年ぶりの秋開催となりました。これは個人的にとても良かったと思いますし、同行した仲間たちもこの方が楽だと言っていたものです。昨年は夜公演が2回の2days開催。2日間も祭りが楽しめる良さがある一方で、2日目終演後に夜の高速を運転して自宅に戻るのは正直疲れました。家に着いたのは日付が変わる頃で、最後は2日間の疲れからか集中力が途切れそうになり、何とか自分を叱咤して安全のため低速で運転したほどです。前夜に泊まっているから、後泊もなかなか厳しいんですよね。その点、今回のような1day開催ですと、当日朝早く出発する必要はあるものの1泊で済み、しかも翌日はスッキリとした状態で昼間の高速を運転出来るのです。電車やバスを利用される方も、土日開催でいきなり翌日は仕事や学校だとキツイですよね。
そして秋開催。「夏の野外」も良いのですが、実際のところ猛暑によって疲弊してしまうのです。前記のように、昨年は最後に疲れが出て運転に難儀したのは、暑さによるところも大きかったです。昨年もキッチンカーは出ていましたが、外に居るだけで辛い事から、あまり繁盛していなかった様子でした。とにかく公演前に外で過ごすのが真夏だと厳しいんですよね。近年の酷暑は、殺人的と言えるほどですから。その点今年はそうした事もなく、昼公演の開演前に遊園地内のパネルを覗いたり、キッチンカーで昼ご飯を買って、外の広場で食べたりと会場外でも祭りを堪能出来ました。
※私は「角煮バーガー」を昼公演前に頂きました。
また、秋ですと雷発生のリスクも真夏に比べると低くなります。事前リハしたり、公演でパフォーマンスしているメンバーも体力的には秋の方が楽な筈です。更に言えば、日没が早くなっているので、夜公演の最初からペンライトが使える利点もあります(後述しますが、同地の夜公演は17:30には始める必要があります。夏だとまだ明るい時間ですね)。秋もあまり遅くなると、逆に寒さとの戦いとなりますが、今年くらいですとベストですね。各グループのスケジュール調整や、会場の空き状況にもよりますが、来年以降も過ごしやすい時期に開催頂けると嬉しいです。
公式発表によれば、今年は2公演で28,000人を動員した模様。昨年が2公演20,000人でしたから、単純に割れば1公演当たり4,000人が増えた事になります(実際は夜だけ使っていたブロックもありましたから、昼13,000人、夜15,000人程度と思われます)。これは現地での体感とも合います。事前に予測はしていましたが、ファンが増えたなあと。昨年までは使用していなかった会場端まで観客席が設けられていました。
※1枚目が2023年、2枚目が2024年の座席配置。かなり横に広げました。
イコノイジョイファンが増えた事自体は喜ばしいですが、これまでの感覚でいると諸々問題がある事も実感しました。例えば入場時の混雑。昼公演と夜公演のインターバルが短かった事もあり、17:30の夜公演開演時に入場出来ていないファンも多く、1曲目をメンバーが歌っているバックステージ横を、大勢のファンが慌てて走ると言うシュールな光景も見られました。同地は20:00以降は音が出せないレギュレーションです。つまり20時にはコンサートを終わらせる必要があり、そこから逆算すると17:30には夜公演を始めなければなりません。そうした制約が無ければ、「まだファンが入り切っていないから、ちょっと開始を遅らせるか」との判断も働くでしょうが、前記のとおりエンドが決まっているため、「入っていなくても容赦なく始める筈」と我々は早めに入場したのでした。
インターバルの短さは事前にも指摘しましたが、今回は昼公演が大分長かったため、予想以上に忙しくなった印象です。この間にご飯を食べようとキッチンカーにファンが殺到して、長蛇の列が出来た模様。我々の仲間の1人はついに諦めて、空腹のまま夜公演に臨んだほどです。私はそんな事もあろうかと、朝の道中にコンビニでおにぎりを買っておいたので、それを公演間に食べる事が出来ましたが、これまで以上に食事問題は考えておく必要がありそうです。遊園地入口前にコンビニ(セブンイレブン)がありますが、大混雑していました。退場時の混雑も昨年より酷くなった印象を受けました。ぶっちゃけ、色々心配していた「Kアリーナ」の比ではない混雑ぶり。コニファーフォレストは会場の配置上、退場する導線が1つに限られてしまうため、本源的な解決は難しそうです。駐車場から高速入口までの道路も渋滞しており、思った以上にホテルまでの時間が掛かりました(予約していた居酒屋に、来店が遅れると電話したほどです)。これに関しては終演後の時間に充分余裕を持たせる事で対策するしかないでしょう。会場内のトイレの混雑も酷くなりました。昨年までは男性の「小」だったら、ほぼ待たずに用を足せたのですが、今年は結構並ぶ羽目に。駐車場の混雑も然りで、朝7時に現地に着きましたが、コニファー前の駐車場は既に埋まっていました(閉鎖していた区画の一部が、その後開放された模様ですが、その時には既に離れた遊園地側駐車場に停めていました)。このように来場ファンが増えたのは嬉しい一面で、昨年までの感覚で行動していると困った事になりかねない事を実感しました。
以上、今回は公演そのものと言うより、当日の会場外での出来事等を中心に書いてみました。混雑による弊害はあったものの、ファンが増えたのは本当に嬉しいですし、会場を埋め尽くしたペンライトの海は本当に綺麗でした。事前のノイジョイのイベントで、一部ファンの「暴走」が指摘されましたが、私が観る限り今回はそこまで目立った混乱はございませんでした。思うに、あれだけ広くて多くの観客がいると、多少の事は薄まってしまい、悪目立ちしなくなるのでしょう。昼・夜ともに近くに多少「ん?」と思うコールやオーバーアクションを取るファンも見られましたが、まあ許容範囲内です。あまりカリカリすると、こちらが楽しめないですからね。
気温も暑からず寒からずの適温。さらに懸念された雨も朝から降らず、夜公演の終わりを待って退場時に小雨がパラついたのは、天も味方してくれたようなタイミングでした。何より、予想を上回る興奮と感動を届けてくれたメンバーたち。カバーが多くなると、覚えるべき事も増えますが、それでもファンに喜んで貰おうと頑張ってくれた事に頭が下がります。
以前も書いたとおり、私の推し活がイコラブ中心になった事もあり、今年の「イコノイジョイ」に向けた気持ちが今一つ盛り上がらない時期もあり、こんな事なら来年(2025年)以降は現地に行かなくても良いかなと考えた事すらありました。それが今、早くも「イコノイジョイ2025」を楽しみに待つ自分が居ます。また、あの地で大勢の同志と「1年に1度のお祭り」を堪能したい。今年の教訓を活かしつつ、更に楽しく過ごせたら良いなと思います。(終)