一瞬の強烈な記憶(17thリリイベ〔東京〕参戦記) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

暑い日が続きますね。ここ数年はずっとそうですが、梅雨明けすると連日の猛暑日。私の休日午前のルーティンで、イコラブ楽曲をイヤホンで聴きつつ1時間ほど近所をウオーキングして、スーパーで昼ご飯を購入して帰宅しているのですが、流石にこの季節は歩く気が起きず、今日も自転車でスーパーまで行って(それでも暑いですが)、お昼だけ買ってそそくさと帰ってきました。振り返ると、昨年のちょうど今頃(7月最後の週末)に「イコノイジョイ2023」が開催されました。あの2日間も凄まじい暑さで、開演前にバテそうになったものでした。今年は9月末の開催で、そうした事態に陥らなそうなのは有難いです。「イコノイジョイ」と言えば、今年も参戦すべく、先ほどトリプルFC会員のチケット申し込み(ブロガー仲間との連番)を済ませました。今年の9月は「7周年コンサート」に、「イコノイジョイ2024」と楽しいイベントが続きますね。

 

 

さて、昨日は東京・渋谷の「タワーレコード渋谷店」で開催された、17thリリイベに参加しましたので、今回はその「参戦記」です。先週、大阪と名古屋で開催され、最後は東京。参加メンバーはみりにゃ、舞香ちゃん、しょこちゃん、杏ちゃんの4人。推しの舞香ちゃんが居るとは言え、ほとんど喋る時間はない上(大阪や名古屋の情報から)、この暑さですので、どうしようかなと思っていたところ、ブロガー仲間の「いとぱん」さんが休日出勤した振替休暇を取って参加されると聞いて、私もお休みを取って参加する事にしました。いとぱんさんの推しはしょこちゃんと杏ちゃんですから、確かにこれは行きたくなりますね。

 

いとぱんさんと事前に相談して、1部(14:00開始)と2部(16:30開始)に参加することにして、事前販売時間は12:00からの回を取りました。確実に参加券を入手するためには、もっと早い時間の回(10:00から30分おき)とすべきでしょうが、あまり早く行っても時間を潰すのが大変ですし、それなりの枚数を準備しているから枯れることもないでしょうと、この時間帯としたのでした。これですと、参加券確保後にランチしていれば、1部開始までの時間も潰せそうです。

 

電車を乗り継いで、人でごった返す渋谷に降り立ち、11:40にタワレコでいとぱんさんと合流。冷房の効いた店内でしばし時間を潰した後に、地下1階のCD販売予約コーナーへ。ここもしっかり冷房が効いていて快適でした。12:00になると整理番号順に呼ばれて、事前入力しておいた購入枚数・種別を販売スタッフに示します。今回は1部と2部で各3枚買うことにしました(いとぱんさんも同数)。無事に希望どおりの参加券を入手出来て一安心。スペースの隅にはパーテーションが置かれており、ここでリリイベをやるんだと思いました。冷房が充分に効いており、直射日光に晒されることもありませんから、メンバーが暑さに疲弊する事はなさそうです。

 

 

店外に出て、近くの飲食店で2人でランチをとった後、13:40に再びタワレコに戻ります。既に1部参加者の待機列が形成されているようで、スタッフの指示に従って並びます。待機場所はお店の端にある階段。既に大勢の方が並んでおり、その列が上階に延びています。平日の昼間とあって、我々のようなオッサンは少なく、女性と若者がその大層。最後尾を探すべく、皆んなでゾロゾロと階段を登っていきますが、4階、5階…と過ぎても列が続いており、結局7階まで登らされる羽目になりました。オッサン2人は既に疲れてしまいました。

 

 

その後、列が動き始めて、今度は下に向かって歩き始めます。そのまま地下1階の会場に続くと思いきや、更に下まで降りていきます。列の歩みが止まったのは、これ以上下が無いという地下3階部分。ここで開始時間を待つ形となりましたが、地下で風通しゼロ、地上部の階段踊り場には設置されていた扇風機も無く、凄まじい蒸し暑さでした。地下ってそもそも湿気が高いところ、大勢のファンが居ることから、その蒸し暑さは尋常ではありませんでした。我々2人はここでイベント開始を待たされる事になり、ちょっと不運でしたね。吹き出す汗。たまらず、いとぱんさんにウチワを借ります。2021年の「イコノイフェス」で販売されていた、プラスチック製の「推しウチワ」を2つ持たれていたので(しょこちゃんと杏ちゃんウチワ)、1つ借りることが出来ました。

 

※威力抜群だったウチワ(イベント後飲み会のいとぱんさん投稿より)

 

「早く列が動いてくれ」と耐えること約10分。開始時間である14:00も過ぎて、ようやく上に向かって列が動き出します。そのまま地下1階まで上がり、荷物検査と金属探知機チェックの後、先ほどCD予約販売がされていたスペースへ。ここは冷房が効いており、先ほどまでの過酷な環境と比べると天国でした。「ここなら長時間でも待てるね」といとぱんさんと語っていると、列はどんどん進み、奥に設置されたパーテーションが近づきます。その向こうにいるメンバー4人の声も聞こえてきて、一気に高まる緊張。秒で終わってしまうとは言え、至近距離で「ご対面」するのですから。

 

いよいよパーテーションの向こうへ。先ず目に飛び込んできたのは、可愛いメンバー、…ではなくて警備役のいかつい黒人男性でした。絶対戦ってはならないと本能的に察知するほど、大柄で強面のセキュリティーは威圧感充分。こういうスタッフがコンサート現場にもいると、厄介行為に及ぶ輩もいないでしょう。今日は至近距離での交流となりますが、メンバーの安全はしっかり担保されており、安心感を覚えます。「抑止力」ってこう言う事だと実感しました。

 

その左横に並ぶ4人のメンバー。黒人男性と比べた華奢さが目立ちます。「絶対アイドル辞めないで」のMV衣装に身を包んでおり、みりにゃ、舞香ちゃん、しょこちゃん、杏ちゃんの順に並んでいます。いやあ、本当に可愛いですね。その前をいつも対面お話会に持っていく「ぬくぬく」と書かれた名札を掲げて、手を振りつつ歩きます。回転寿司よろしくファンはどんどん流れていくので、立ち止まって会話する余裕はありませんが、至近距離でメンバーの笑顔を見られるだけで満足です。舞香ちゃんも元気そうでした。いとぱんさんに借りた杏ちゃんウチワを持っていたので、杏ちゃんは「おっ」と言う感じで注目してくれました。他メンバーに気を使って裏返しにしていたのですが、プラスチック製なので表面が透けて見えるのです。

 

 

こうしてメンバーの「ご対面」は一瞬で終わりましたが、確かな満足感を覚えつつ、次のループへ。今度は階段を登らされることなく、スタッフの誘導で7階までエスカレーターで移動出来たのは助かりました。地下に行かされることもなく、会場までストレートで辿りつきました。ただ、その地下から謎の列が延びていたり、ところどころで列が交錯して止まってしまったりと、整理するスタッフも混乱している模様でした。ただ、そんな中でも文句を言わずにファンは整然と待っており、治安は良かったです。

 

こんな感じで2回目のご対面を果たし、その後同様の流れで3回目も終わり、我々の1部は終了しました。正直、まともな会話は果たせず、手を振りつつメンバーの前を流れているだけでしたが、それでも至近距離で可愛らしいメンバーを目の当たりすると、凄く幸せな気持ちになれました。舞香ちゃんも終始笑顔でした。店外に出ると、時間は14:45頃。次の2部(16:30開始)まで、渋谷駅近くの大型ビルに入る飲食店でスイーツとお茶で時間を潰します。待機列に並んだり、炎天下の渋谷の街を歩いてきましたが、不思議と疲れはありませんでした。開始前に行くと、また延々と待機列で待たされ、再び地下階の洗礼を受けるかも知れないので、2部は開始時間から少し経って、列が流れ始めてから乗り込もうといとぱんさんと話します。

 

 

そんな訳で2部のためタワレコに着いたのは、開始から10分ほど経過した16:40頃。先ずはエスカレーターで7階に上がって、例の階段に向かいましたが、そこには誰もいませんでした。「ここまで列が届いていないのかな」と、2人でどんどん下っていくと、2階で待機列最後尾が。そのままどんどん列が進み、ほどなく地下1階の会場へ。1部に比べてファンが少ないのか、我々のように参加を少しずらしている方がいるのか、今回は随分とスムーズです。1部での経験を踏まえて、スタッフもファン捌きに慣れてきたのでしょう。そんな訳で大して待つ事も無くメンバーと「ご対面」。1部では向かって右からパーテーション内に入っていたのですが、2部では左からに変わっていました。この辺りも1部を踏まえた「改良」なのかも知れません。なお、例の屈強な黒人男性は変わらずに睨みを効かせていました(笑)。

 

メンバーの並びも、しょこちゃん、杏ちゃん、みりにゃ、舞香ちゃんの順に変わっており、しょこちゃんは1部では着用していなかったベレー帽を被っていました(衣装自体は同じ)。今回も名札を見せつつ、お手振りで通り過ぎます。今回はしょこちゃんウチワを持っていましたので(また、いとぱんさんに借りたもの)、しょこちゃんが注目してくれました。周りを見ると、スケブに「〇〇して」とかメッセージを書いたファンも多く、極めて短い時間でも交流を図ろうとする工夫が見られました。パーテーションから出てくる際には、みんな満面の笑みになっているのは、いつもの「対面お話会」と同様です。ただ、2部は1部に比べるとファンの数が少なく、次のループはエスカレーターで3階に登るだけで済みました。最終的には完売したとの事ですから、1・3部の参加者が相対的に多かったのかも知れません。

 

そんな状況でしたので、あっと言う間に最後の「ご対面」に。2回目終了からの3回目のループなど、階段に戻ることも無く、スタッフの誘導で、そのまま会場内に留まっていたくらいです。さすがに最後は推しの舞香ちゃんと何か話したいと思いました。並び順で言うと、本当の最後ですからね。本日通算6回目にして最後の「ご対面」では、先ず3人に「今日はこれで最後。またね」と声を掛けると、「ありがとう」「またね」と返してくれました。そして舞香ちゃん。目があったところで「舞香ちゃんは悪くないよー」と、例の「シュークリーム」セリフで呼び掛けたところ、ニコッと笑って手を振ってくれました。その後、パーテーションかから出てくる私の顔は、今日一番ニヤけて、腑抜けの様な表情を湛えていたことでしょう(笑)。

 

こうして今日の「推し事」は終わりました。前記のとおり2部はかなりスムーズに進んだので、入店してから15分で3ループが終了したのです。もうすぐ17時ですので、いとぱんさんと近くの居酒屋に向かいます。飲み放題があり、個室で落ち着いている事から、渋谷近辺でイベントがあるといつも使う「定宿」。「あのコン」のMV公開をスマホで見守ったり、なーたん卒業発表を受けてヤケ酒を呑んだのもここでした。

 

汗を掻いていたので、最初のビールが美味いこと。その後は例によってヲタ語りですが、共通していたのは、本日の満足感でした。「対面イベント」と言いつつも、実際は前記のとおり一瞬で終わってしまい、まともな会話も交わせないほどです。これで1回あたり1,650円(CD代金)掛かるのですから、見ようによってはコスパの悪いイベントかも知れません。暑い中で待たされもしましたからね。ただ、その一瞬が故に、至近で会えた嬉しさはひとしおで、心に強く今日の出来事が刻まれたと2人で語りました。

 

 

更に言えば、普段会わないメンバーとも会える良き機会。私は今回の4人は全てコロナ前の握手会や、再開された「対面お話会」で会った事はありますが、いとぱんさんは初みりにゃ、初舞香ちゃんで、それが凄く新鮮だったと語られていました。そう言えば、私もりさちー、きあらちゃん、さなつんとはご対面を果たしていません。「今度は、推しが居なくても参加するかも知れない」といとぱんさんが言われるのに私も大いに同意しました。推し以外であっても、イコラブちゃんと出会えるのは嬉しいですからね。

 

こうして終わった真夏の1日。正直言えば、イベント自体にはそれほど期待しておらず、様子見とイベント後の飲み会目当てでもありましたが、良い意味で裏切られました。それほど強烈だった一瞬の記憶。こうした楽しい記憶を今後も更に積み重ねていきたいと強く思えた1日でもありました。昨日以外にも、暑い中、大阪や名古屋で多くのファンに喜びと興奮を与えてくれたメンバーに改めて御礼を言いたいです。(終)