私たちにも出来ること(17th「絶対アイドル辞めないで」反響の波に乗れ!) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

先週、仕事で東京西部にある学生マンションの内覧をしてきました。普通の賃貸マンションと学生寮の中間みたいなもので、各部屋にユニットバスが備え付けられてプライベート空間を確保しつつも、食堂があってそこで朝夕の食事が提供される、主に地方出身の学生向けの賃貸不動産です。ベッドや机も備え付けですが、テレビを置くスペースを確保するのが難しい事に気づきました。その事を案内頂いた方に問うと、「今の学生さんはテレビを持ってこないんですよ。パソコンやスマホがあれば十分みたいで…」との事。自分の学生時代(平成初頭)は独り暮らしにテレビは必携だったものですが、時代は変わったものです。「若者のテレビ離れ」が叫ばれて久しく、こんなところでも改めてその傾向を実感したのでした。

 

さて、今回も新曲「絶対アイドル辞めないで」について書きます。前記事では楽曲そのものをフォーカスしましたが、今回はそれを受けとめる界隈内外の反応についてです。MV公開からまだ1週間足らずですが、既存ファン以外からも大きな反響を呼んでいる状況は皆さま周知のとおりです。今回はその背景を探るとともに、イコラブにとってファン拡大の大きなチャンスの中、我々が心掛けたい点等についても触れてみたいと思います。

 

私が界隈外での反響の大きさを最初に感じたのは、MV公開の翌朝、そこに寄せられたコメントを見た時です。「他界隈だけど~」「イコラブさん初めて聴きましたが~」的なコメントの多いこと。最近は再生回数のスタートダッシュが顕著ですから、その点での驚きはなかったものの、コメントの量・質で「これは外にも刺さっていそうだ」と実感したのでした。

 

 

あれから1週間。MVの再生回数は400万回を突破しました。それ以上に注目すべきは「高評価」数。今(6/30 11:40)現在、4.1万の「いいね」が付いています。ちなみに前作「呪って呪って」は公開から約5カ月で2.6万。前々作「ラストノートしか知らない」は公開から約7.5カ月で2.5万です。さらに遡れば13th「この空がトリガー」は公開から1年5カ月で3.2万。さすがに「しゅきぴ」の9万、「あの子コンプレックス」の5.6万には届いていませんが、公開時期を考えると異例と言える伸びです。ぶっちゃけ再生回数は既存ファンや諸々の手法である程度作ることは出来ますが、1アカウントで1回しか押せない「高評価」数はどれだけ多くの方に見られているかの指標でもあります。「再生回数の割に高評価が少ない」と揶揄されがちでしたが、今回はコメントの量・質と共に、「実質」を伴っていると実感出来る状況です。

 

やはり前記事で言及した、アイドルファンの永遠の願いである「絶対辞めないで」を真正面から採り上げた事で、大いなる共感を呼んだのでしょう。アイドルファンのみならず、俳優やアーティスト、更にはスポーツ選手まで、誰かを応援している人にとって「そうそう分かる」と言う歌詞。現役アイドルが歌うんだからと、変にオブラートに包まずに、ド直球でファンの気持ちと現実を歌っているのが奏功している印象です。ウチは日経新聞をとっているのですが、ちょうど今日の朝刊で「ファンダム」(推し活にいそしむ人々の集団)についての特集記事が掲載されていました。記事によると15~69歳男女の4割が推し活を経験しており、15~29歳の女性では6割にのぼったとの事(JR東日本企画調べ)。更に特定のアニメやアイドルなどのコンテンツに10万円以上使った人の割合は2023年には前年比2ポイント増え1割近くになったとの事です(野村総研調べ)。

 

ネットや動画などチャネルが多様化して、自分の好きな事・人に自由にアクセス出来て、推し活を続けやすくなった事が大きいのでしょう。情報発信がテレビだけという時代ですと、メディアが発信する存在しか世に認知されず、それを受け入れるか無関心でいるかの二択しかありませんでした。言わば「全国民推し活中」とも評すべき状況。自分が若い頃など、いい歳してアイドルを応援していると変人扱いされかねませんでしたが、今は男女とも堂々と「アイドル応援しています」と言える世に。私のようなオッサンには有難い限りです。

 

そんな状況がこの楽曲への反響に繋がっているのでしょう。何かを応援する人は「この楽しい時間がずっと続けて欲しい」と願ってしまうもの。しかし、「永遠」が無いことも自覚しており、だからこそ「今」が愛おしくなる。これは現代に始まった事ではなく、古今東西の「ファンダム」に共通した想いでしたが、意外とそれを正面から採り上げる楽曲が無かったという事で、今作が外にも刺さったと言えるでしょう。共感と共に、「この楽曲を聴くと泣けてくる」と言う声も多く、皆んないつか来る「その日」を覚悟しているのかなとも思いました。既に推しが去ってしまったという方からの共感も多く見られます。

 

 

このように「推し活」の広まりを受けて、新曲が大きな反響を呼び、イコラブに興味を持つ方が増えている現状は、ファンの輪を拡大する大チャンスでもあります。いつも「後半残り10分で1点ビハインド」とグループの現状を例えるサッカーで言えば、PKでは無いけど、かなり良い位置でのフリーキックを得た状況。ここでしっかり1点をもぎ取り、同点にしておきたいところです。試合が続けば、勝ち越すチャンスもありますから。私はデビュー当時からイコラブを応援していますが、これだけ外から反響を呼んだのは初めてです。同じようにファンの心境を歌った「推しのいる世界」(6thカップリング)も、男性アイドルファンを中心に相応の反響がありましたが、ユニットのカップリングと言うこともあり、大きな波には至りませんでした。何しろ、今と比較にならないほど、イコラブの知名度が低かったですからね。

 

今回の反響の前提として、グループ認知が進んでいた事が挙げられます。「イコラブって名前だけは聞いていたけど、いい曲歌うね」「イコラブをじっくり見るのは初めてだけど、評判の良さが分かった」と言った声が目立ち、何かのキッカケがあればグループに本格的な関心を持つ下地が出来ていた事が大きいと考えます。それはメンバーの頑張りの結果ですし、正攻法で実力を蓄えファンの地盤を築いてきたからこそ。いざ外から注目を浴びた時に恥ずかしくないグループに育ったのです。今回楽曲を聴いてファンクラブに入った、7周年コンサートに行きたいと言った声も散見されます。ファンの輪拡大は見える数字にも現れていて、MVが公開されている公式Youtubeチャンネルの登録者数がこの1週間で4千人も増えたのでした(28.0万人→28.4万人)。何もない平時ですと、1千人増えるのに1カ月近くかかる事もあり、如何にこの数字の伸びが凄い事がお分かりになろうかと思います。

 

 

この千載一遇のチャンスに我々ファンも何か出来る事はないでしょうか。ネット媒体でのアピールは運営に任せるとして(個人的には6周年コンサートの映像を円盤販促も兼ねて、公式chで一部公開して欲しいですね。初手の生オケバックの国歌なんて聴いたら、その完成度、会場の熱さにぶっ飛びますよ。笑)、ファンそれぞれの力でこの波を更に大きくしたいところです。

 

分かりやすい「後方支援」としては、グループに興味を抱いている方への情報提供ですね。前記のとおり、この1週間で「イコラブに興味を持った」「もっと詳しく知りたい」と言った声は実に多く、その中には「お薦めの楽曲あったら教えて下さい」「イコラブの現場に行きたいですが、何かありますか」と言った具体的な情報を求める投稿も見られます。こうした声に反応したいですね。FF外からですと、あまり馴れ馴れしいのはご法度ですし、しつこいほど付きまとってはダメで、適切な「塩梅」が求められますが、礼儀正しく有益な情報を提供して、沼入りの背中を押してあげるのです。私もこの1週間で何件かそうしたリプをさせて頂きましたし、楽曲紹介記事のアップデートも行いました。とにかく情報を求めるご新規さんを見つけたら、適切に正しい情報を提供するのが、ファンでも出来る分かりやすいサポートかと存じます。

 

そして前向きな情報発信。いつも申し上げている事ですが、お祭りのようにワイワイと賑わっている界隈には、「何か楽しそうだぞ」と人が寄ってくるものです。ですから、簡単でも良いので、応援する気持ち、イコラブを推していて楽しい気持ちを、どんどん発信していこうではありませんか。今、外から沼を覗いている方の中には、「今更ファンの輪に飛び込んでいって受け入れてくれるだろうか?」「イコラブ自体は興味あるけれど、ファンの気質はどうなんだろう?」と言った不安を抱いて、本格的に沼に入る事が出来ない人もいると思います。そうした方々に対して「イコラブ沼は居心地良いよ。楽しいよ」「新しい仲間大歓迎」と感じて貰えるような、前向きな発信を積極的にするのです。

 

色々検索していると、逆に運営や体制への不平不満や、他グループの悪口ばかり目立つ界隈も見られます。そうしたグループですと、いくらメンバーや楽曲が魅力的でも、その輪に入ろうとは思えません。外からの注目度が高い今だからこそ、我々はそうした投稿は控えて、楽しい気持ちだけをしっかり発信していきたいところです。自分で発信せずとも、「いいな」と思える投稿が見られたら、それを拡散するだけでも立派な「支援」です。とにかく、この機会にイコラブに興味を持って頂いた方に、「あそこはファンも素晴らしく、応援するのが楽しそうだ」と思って貰えるような振る舞いと情報発信に心掛けたいものです。

 

今日で2024年も折り返しで、明日からは下半期を迎えます。舞香ちゃんを始めとするメンバーの体調不良が相次いだり、なかなか朗報に巡り合えず、停滞感を覚えた時期も正直ありましたが、良い形で折り返しを迎える事が出来ました。2024年をグループにとって大きな意義がある年に出来るかは、これからの半年次第。我々もこの波に乗らんとしているメンバーの大きな力になろうではありませんか。(終)