またも質の高さを感じた「イコラブクロスラブ」(第3回放送を観て) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんばんは。

 

新部署に赴任して2日が経ちました。予想以上に心理的なストレスを感じています。9年間も勤めた前部署では、勝手知ったる仕事や職場環境であり、人間関係も構築されていたことから、そうした点でストレスを感じる事は皆無。仕事も1人の裁量で進められるものが多く、スケジューリングも好き勝手にやっていたのでした。それが一転して、新しい環境に。以前も本社勤務をしていましたが、当時のビルが建て替えとなり、近隣に移転したことから、自分にとっては初の環境です。新しいビルで、やたらとセキュリティが厳しく、それだけでストレスが…。更には人間関係。以前本社勤めしていた際の知り合いも多い一方で、初対面の若手も多く、誰に何を聞けばいいか迷ってしまう状態。文房具1つを補充するだけでも場所が分からず、とにかく何もかもスムーズに進まないのです。今日は幾分慣れましたが、初日となる昨日は疲れ果ててしまい、記事更新をする気力も起きず、前夜放送された「イコラブクロスラブ」をTVerで視聴して、心を癒やしたのでした。

 

今回はその「イコラブクロスラブ」の話題です。一昨日夜が3回目の放送。全6回の前半を終えた形になります。演歌歌手の徳永ゆうきさんをお招きして、昭和歌謡をテーマとした回。これまでの2回も見応えある内容でしたが、今回も負けず劣らずの内容。本当にこの番組の志の高さと言いますか、良質な企画である事を改めて感じましたので、今回はそれについて書いて参りたいと思います。

 

番組内容の詳細とその感想については、以下の「るいるい」さん記事に書かれております。

 

 

私も詳細な感想を書きますと、同氏の記事と重なる部分が多いので、それは避けたいと思います。ただ、きあらちゃんの歌う「いつでも夢を」が、予想外(笑)の素晴らしさだった事は私も強調したいです。「サユリスト」なるワードがあるくらい、熱狂的で思い入れのあるファンも多い吉永小百合さん。同じく昭和の大スターである橋幸夫さんとのデュエット曲である「いつでも夢を」にご自身の青春を重ねる世代(いわゆる団塊世代)からすれば、神聖な楽曲であり、これをふざけた調子や外れたキーで歌ったら大炎上間違い無しです。そんなプレッシャーを感じていたかは不明ながら、普段喋るアワアワ調は封印して、徳永さんと共にしっかり歌い切ったきあらちゃん。また彼女のスペックの高さを感じさせる1シーンでした。

 

 

この他、衣織さんが「男と女のはしご酒」、瞳が「三年目の浮気」、舞香ちゃんが「別れても好きな人」をそれぞれ徳永さんとデュエット。私にとっては懐かしい楽曲揃いでした。昭和50~60年代の楽曲で、当時自分は小・中学生でしたが、母や祖母が好きでテレビで良くつけていた歌番組から頻繁に流れており、子供でも覚えてしまったのです。昔って、テレビが娯楽の中心で、しかも一家に一台しか無かった家庭も多く(ウチも昭和の頃はそうでした)、こうして誰もが知る流行歌が生まれたのでした。そのほか、「本家」となる実家に、正月などで親戚が集まった際、家庭用カラオケで、ほろ酔いの両親や叔父・叔母たちの大人がこうしたデュエット曲を歌っており、私にとってはどれも馴染み深い楽曲でした。冒頭書いたとおり、仕事で疲れ切った心に沁みましたね。

 

 

ただ、上記はあくまでオッサンの感想。メンバーや、若いファンの皆様には未知の世界だった事でしょう。徳永さんが冒頭、家庭内で良く流れていた「橋幸夫」「千昌夫」「大川栄策」等の昭和歌謡スターの名前を挙げた際、私は「はい、はい」と言った感じですが、ポカーンの方も多かったのでは。ここでパンサーの向井さんが「チラホラ俺の目を見るのはやめて」と、コメント出来ないメンバーに突っ込むのは面白かったですね。この番組では向井さんの進行ぶりも素晴らしく、この点でも番組の質の高さを感じます。コンプラに煩い昨今、ともすれば「時代錯誤」と取られかねないのが昭和デュエット曲です。「3年目の浮気くらい大目に見ろよ」(男性パート)など、厄介な団体からクレームが寄せられかねません。

 

 

それを敢えて採り上げた同番組。まあ、視聴者層に前記のような「うるさ型」の人々が極めて少ないとの判断もあったでしょうが、我々世代には懐かしく、メンバー世代には新鮮な魅力を伝えたいとの企図を感じます。これまでのアニソン(平野綾さん)、ダンス(KENTO MORIさん)も素敵でしたが、そうした令和トレンドの最前線から一気に趣を変えた感もあり、多面的な「クロス」を楽しんで欲しいとの志をまたも感じたのでした。実際の歌唱に入る前に、メンバーが交代で曲紹介コメント(口上)を述べたのも、まさに昭和スタイルですね。「誰もが知る楽曲に、老若男女が聴き入った時代があったんだよ」と温故知新を感じさせる回でもありました。

 

これを可能たらしめているのが、イコラブの高い歌唱力。この時代、口パクなんかありませんし(生バンド演奏でした)、こうした楽曲は特に表現力が求められます。29歳とお若いのに貫禄十分で、歌唱力も素晴らしい徳永さんの「相手」を務めるのですから尚更です。しかも前記のとおり、こうした古の楽曲ほど、思い入れを持っている中高年世代も多く、ここでお粗末な歌唱に終始すると、「ふざけるな!アイドルなんかに思い出の楽曲を歌わせるな」とクレームが寄せられる懸念もあるのです。そんな中、往時を知る私でも十分楽しめ、懐かしさに浸る事の出来たイコラブちゃん達の歌唱。令和流の歌い方をしているものの、これはこれで新鮮に映りました。徳永さんも素敵な方でしたね。この番組ではゲストの皆さんの優れたスキルを知る事も出来ます。ただ、新婚さんにイコラブちゃん達から「のみ過ぎたのは、あなたのせいよ」を色気たっぷりに浴びせられるのは、奥さん的にどう映るんだろうとちょっと心配してしまいました(笑)。

 

 

こうして大満足のまま、前半を折り返した「イコラブクロスラブ」。連動ライブが5月に開催されるとの発表も嬉しかったですね。私も申し込む予定で、これについては後日改めて採り上げたいと思います。

 

これと同じくらい驚いたのが、次回(第4回)ゲストが「さや姉」こと、元48グループのアイドルで、現在はシンガーソングライターとして活躍する山本彩さんであること。NMB48を象徴するメンバーにして、48グループ全体でもトップクラスの人気を誇っていた「さや姉」。その意味では指原Pの総選挙におけるライバルでもありましたが、爽やかなアイドル性とともに、確かな歌唱力・表現力を持つ彼女には私も一目置いておりました。女性人気も高く、まさにイコラブの目指すべき存在です。そんな「さや姉」がコラボしてくれるのですから、驚くと共に本当に嬉しく思いました。予告映像では、さや姉得意のギターで「あのコン」を弾き語りしていますね。杏ちゃんや、卒業したなーたんなど、彼女に憧れているメンバーもおり、どんな融合を見せてくれるのか本当に楽しみです。

 

あと3回、今月中にはこの良質な番組も終わってしまうのが残念でなりません。ただ、前記の連動ライブの実施もあり、「その次」への期待も俄然盛り上がります。一旦は予定どおり6回で区切りを付けるものの、「続編」や「特番」がある事を期待したいところです。

 

※そのためにはファンの反応が重要です。以下の日テレご意見・ご感想欄にメッセージを送ってみませんか。

 

ファンも楽しめ、一般の方にあってもアイドルの見方が変わり得る、極めて質の高い番組なのですから…(終)。