心に刻まれた「まさかの」景色(イコラブアリーナツアー武蔵野公演) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

行って参りましたイコラブアリーナツアー武蔵野公演。昨日は昼・夜と参戦し、その後は観戦仲間との反省会(飲み会)を調布駅前で行い、近くのビジネスホテルに宿泊しました。まあ、普通にその日のうちに自宅に帰れるのですが、調布から遠いですし(東京都心を挟んで逆側)、時間を気にせずゆっくり飲みたいので、泊まってきました。今後もこういう事が多そうだと、昨日も使った「東横イン」で、10回泊まると1回無料となる会員カードを作りました(笑)。

 

今回はその感想です。細かい観戦記は既に先月の神戸公演で書きましたし、基本的なセトリは変わりませんでしたので、時系列で書く事はせず、一番印象に残った点を書きたいと思います。「一番印象に残った点?みりまい『サマチョコ』だろ(ニヤニヤ)」と言われそうですが、さにあらず。いや、もちろん現地でとんでもなく湧いて、本当に来て良かったと思ったのは言うまでもありませんよ。昼公演の「にこちゃんず」(花菜ちゃん、瞳コンビ)のピオニーズも湧き散らかしましたけどね。基本的なセトリは不変と書きましたが、序盤のユニット・カバーコーナーは公演毎に変えていますので、残り公演も楽しみです。会場を揺るがす大コールにも熱くなりました。特に「ヒロインズ」や「いらツイ」「ダイヤモンドリリー」などが凄まじく、こちらも負けじと大きな声を出しました。中盤の「手遅れ」「あのコン」「狂想カタストロフィ」など聴かせる系楽曲パートも、完成度が更に高まっている印象を受けました。

 

※後世まで残したい一枚(笑)

 

このように色々と印象に残った点は多いのですが、昨日最も私の心を揺さぶられたのは会場の景色でした。今回の会場である「武蔵野の森スポーツプラザ」は私にとっても初めての会場でした。2017年竣工と新しく、先の東京五輪ではバドミントン等の会場となったスポーツアリーナ。最大収容1万人とのことで、それなりに大きい会場なんだろうなとは思っていたものの、あまりピンと来ていなかったのが正直なところでした。「スポーツプラザ」という名ですから、大きめの体育館に毛が生えたものくらいと捉えてしまっていたんですよね。しかも、ツアー初日でもファイナルでもない「中日(なかび)」、2会場ある東京公演の1つと言うことで、そこで見られる景色にはそれほど期待せずに足を運んだのでした。もちろん、メンバーのパフォーマンス自体は楽しみにしていた事は言うまでありません。

 

そんな心持ちで、隣接する「味の素スタジアム」で開催されるサッカーの観客(J1。FC東京vs広島)に交じり「飛田給」駅から会場へ。外観だけでも随分大きいなと思いつつも、隣の「味スタ」が大きすぎるので、この時点ではその中で見る景色は想像していませんでした。今回は昼も夜もアリーナ席(昼D3ブロック、夜B7ブロック)。雲が多く日差しが少ない外は寒いので、連番仲間と早々に入場待機列に並び、アリーナ内に入りました。

 

 

「広い」、早いうちに入ったので、まだ観客席は人も疎らでしたが、アリーナに入って全体を見渡した時の率直な感想です。今回の会場はゆとりある敷地のお蔭か、縦横が長く、高さはそれ程でもないものの、平面的な広がりを凄く感じました。神戸の会場は敷地がそれほど広くないせいか、そういう印象は抱かず、むしろ「今のイコラブだと狭く感じるな」と思ったほどです。それに比べて今回の会場は「広い」と素直に思え、巨大な一枚板のような大きい天井を見ると、昨年秋のSSAを連想させてくれました。イメージとしては2020年10月に2回目の「24girls」を開催した、横浜の「ぴあアリーナMM」に似ています。前記のように、会場に関してはピンと来ていなかった私ですが、入って全体を見渡した時、「これは…」と思えるスケールだったのです。

 

 

その後、コンサートが始まると更に綺麗な景色が広がりました。スタンドを埋め尽くす無数のペンライトが波のように揺れ、楽曲によっては地鳴りのようなコールが鳴り響くのです。今回、チケットを直前まで販売していたので、客入りに一抹の不安がありましたが、ステージ真横のスタンド一部を潰していた他は、4階(実質的には2階)スタンドの最後列まで光が灯っていました。メインステージから一番遠く、対面となるスタンドにも満員のファンが入り、まさに光の海が会場を包んだのでした。

 

実際のファンの入りとしては、推定で15,000人が入ったと思われる「6周年」2日目の方が多かった筈です。ただ、SSAは器が更に一回り大きく、使わないブロックも目立ったので、会場全体を光で埋めるという景色ではありませんでした(それでも綺麗な景色に感動しましたが)。それが今回はメインステージ裏と前記したステージ横(+関係者席)を除いて光に包まれており、更にそれをアリーナ席から見上げる形となったので、圧倒されつつも感動したのです。特に昼公演のさなつんソロ「宝物はグリーン」では、メインステージのバックモニターにもスタンドの様子が映し出されたので、360度緑の光で囲まれた光景が見られたのです。

 

※これはネットで拾った他界隈のライブ風景です

 

前述したとおり、初日でもファイナルでもない、更には「周年」等のメモリアルでもない、言ってみればツアーの1公演。しかも2回ある東京公演の1つで、東京東部や私のような千葉県民、さらには多くの遠征民にとってアクセスが良いとは言い難い会場。それでもここまでの規模、ここまでの景色を見せてくれるようになった事に大きな感慨を覚え、コンサート中は何度かステージのメンバーではなく、上や横に広がる光の景色を堪能していました。「5周年」の代々木体育館でも似た印象を受けましたが、あの時は某チケット会社のチョンボで昼も夜も2階席でしたから、今回のように下から会場を俯瞰する事が出来なかったのです。それでも「綺麗な光の海だな」と思えたものの、最後のまさかの発表(なーたん卒業発表)で「この景色がイコラブの『最高到達点』になってしまったか…」と、グループが勢いを失う将来を悲観しつつ、規制退場を待つ間、消えていく光をボンヤリと眺めていたものでした。

 

※2022年9月「5周年コンサート」

 

しかし「最高到達点」どころか、その後更に綺麗な景色を10人は見せてくれたのでした。昨日の景色に心が揺さぶられたのは、目に入った光景そのものに加えて、こうした歴史を踏まえていたからこそだったと思います。そこで一瞬デジャブのように、「この景色に感動して、最後に変なお知らせは無いよな」と一抹の不安も抱いてしまったのですが(夜しか配信が無い事で、一部ファンから不安が囁かれてもいたので)、あの夜とは違い、綺麗な景色を綺麗な記憶と共に思い出に残す事が出来ました。

 

明けて本日。「『あの場所』ならもっと綺麗な景色が観られる」と思う一方で、既にここまでの景色を見せてくれたことにしみじみと感謝しています。変な話ですが、今ここでイコラブの歴史が終わったとしても、あれだけ素敵な景色の中に身を置かせてもらい、迫力と華麗なパフォーマンスを見せてくれただけで感謝の2文字しかないのです。もちろん「終わってもいい」などとは1ミリも思ってはいませんが、裏返せば仮定の話としても今終わっても後悔はない(寂しさはあります)と思えるフェーズまで来たのです。

 

更に素敵な景色が観たい心と、既に1つの到達的に至ったと思える心と…。何だか不思議な今の心境ですが、今回も大満足し、更にイコラブを応援したい熱が高まったのは間違いありません。

 

今日は昨日と違って、日差しもたっぷりですね。この後、イヤホンでイコラブ楽曲を聴きつつ、ウオーキングしてこようと思います。

 

昨日見た景色を思い出しつつ…。(終)