今の幸せを見失わず…(近時の応援姿勢を省みて) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんばんは。

 

最初にお詫びから。前2回に渡って書いてきた「ノイミーが『随走感』だとしたら、イコラブは?」シリーズ、今回締めの記事をしっかり書こうと思っていましたが、色々思うところもあって止める事に致しました。散々引っ張っておいて尻切れトンボとなり、誠に申し訳ございません。書いていくうちに考えが纏まるかなと思いきや、当初考えていた事が「それって必ずしもイコラブだけに当て嵌まるとは言えないのでは?」と思えてきたほか、ノイジョイファンにとっても「そう言う要素はノイミー(ニアジョイ)にもあるでしょ」と納得感を得られない結果になりそうです。「書いていくうちに結論めいたものが出せるでしょ」と見切り発車したのがいけなかったですね。

 

ただ、前回記事の最後に「陶酔感」「戦友感」と言う2つのワードを掲げたので、ざっくりとその心を申し上げると、前者については圧倒的な「ショー」感が3グループの中で一際強く、参加型・エモーショナル型のノイミーに対して、陶酔して非日常を味わう色彩が強いと考えたこと(だからこそビブスではなく、ファンも着飾ってライブ参戦する)。後者については、メンバーと随走するのではなく、常に道を探しながら、ファンもメンバーと共に歩んできた歴史、休養やスキャンダル、センター交代やまさかの卒業劇などの波瀾万丈を戦ってきた経緯等を踏まえたものでした。簡単ではございますが、これを一応の結論とさせて下さい。本当に中途半端に終わり失礼致しました。今後は「見切り発車」での記事執筆はなるべく控えたいと思います。

 

 

さて、それに変わり別の話題を今回は採り上げます。これも自戒と申しますか、ちょっと自分の姿勢を見直したいと感じた件です。先日、ロクでもない夢を見ました。イコラブが解散すると言う、文字通りの「悪夢」です。それはコンサート会場ではなく、突然メンバー全員がSR配信にLIVE出演して「実は…」と切り出す流れでした。目覚めて、「ああ、夢で良かった」とホッとしたのは言うまでもありません。

 

ただ、少し考えてしまったのです。今回は夢だったけど、そういう事態となってもおかしくは無く、意外とそれは近い将来かも知れないこと。またグループは解散しないまでも、主軸メンバーの卒業劇があり、これ以上のプレゼンス拡大が絶望的となり得る事態が発生すること。別に今そんな気配を感じていると言う訳ではございませんが、逆に言えば恐ろしい大地震の如く、いつ何時、前記のような事が起きても不思議はないのです。

 

そうなった時、自分の生活はどうなってしまうだろうかと考えました。ほぼ間違いなく当ブログの更新が止まり、どこかで閉鎖するでしょう。生活のハリと申しますか、生き甲斐の1つを失い、現在とは大分違った毎日を送る事になりそうです。今こうして記事を書いている時間も然り、夜、動画や配信を見たり、週末に現場に行ったりする時間がまるまる浮いてしまい、随分と時間を持て余しそうです。とにかく心にポッカリと大きな穴が開いてしまうのは間違いありません。

 

 

その一方で抱いた気持ち。それは「諸々のプレッシャーからも解放されるのか」というプラスの効用でした。もう東京ドームに向けた「残り時間」を気にする必要もありません。あと1週間後に新作(呪って)がリリースされますが、そのセールスも気掛かりですし、今回の楽曲で歌番組等のメディアにどれくらい出られるのかも大いに気になります。更にはコンサート現場の埋まり具合(チケット販売動向)だったり、世間の評判だったり、気になる事はたくさんあるのですが、そう言った事からも「解放」される訳です。それを一瞬、「そう言うプラス面もあるのか…」と思ったものの、そう思えてしまうのは、自分の応援姿勢がやや不適切になりつつあるのではと、近時の心持ちを省みたのでした。

 

こうした数字等を気にするのは、1にも2にも今の体制のイコラブに東京ドームの夢を果たして欲しいと強く願っているからです。客観的に見て、「今の体制」に拘るのであれば、それほど時間が残されているとは言えなそうです。だからこそ「早く、早く」と気が焦り、結果を求めてしまう訳ですが、それが行き過ぎて本来の楽しみ方が出来なくなりつつあるのではと自省したのです。

 

アイドルの楽しみ方って、そうでは無いですよね。将来の事はいったん置いて、目の前で輝き、希望や夢を与える姿を理屈抜きで楽しむ。そんな気持ちを仲間と共有したり、こうしたブログ等で発信し、楽しさを広めていく。そう言う前向きの姿勢が本来であり、数字等の諸々に必要以上に拘っては、楽しみどころか「苦行」となってしまうのです。かつて熱狂した48Gから離れたのも、そんな背景がありました。「選抜総選挙」で推しに恥をかかせられない重圧。特に、ある時から指原Pには「1位」しか許されなくなった事から、もう来年は出馬しないと明言した際には正直ホッとしたものでした。

 

そんな状況に疲れ果てていたところ、目の前に快適で平和な「イコラブ沼」が広がっており、その居心地の良さに応援の歴史を重ねてきた訳ですが、想いが強くなり過ぎて、「夢の東京ドーム」から「必ず行かなければならない東京ドーム」に意識が変わっていました。実はこうした「のめり込み」は、過去にも定期的に繰り返してしまい、都度自省するものの、時間が経つと同じ状況に陥りがちです。興味の無い事は全く関心が湧かない一方、拘る事には熱くなり過ぎてしまう性分でして…。

 

 

少しクールダウンします。ちょっと熱くなり過ぎているなと気づかせるために、あの解散の夢を神様が用意していたのかも知れません。もちろん、今も東京ドームの夢を叶えて欲しいと思っています。それは変わりませんが、前記のとおり「必ず行かなければ」では無く、「結果行けないかも知れないけど、こうして夢を追いかけている今が楽しい」と考えたいと思います。そして、夢が夢のまま終わってしまったとしても、「楽しい時間だった。ありがとう」と言える今を送りたいです。数字ばかり追っていると、今の輝きを見逃しがちですね。それでは「夢が果たせなかった」という事実だけが重く、そこまでの時間に感謝が出来ません。どんな結果になるにしても、終わりは必ずあります。その時に「無駄な時間だった…」とは絶対思いたくありません。これだけ熱くなれている存在には、長い人生でもそうは出会えませんから、素晴らしい記憶として永遠に自分の心に刻みたいのです。

 

以上、今回は思わぬ夢を機に考え直した、自分の応援姿勢について採り上げました。熱心な事は良いですが、「苦行」になってはいけませんね。さあ、次の現場(武蔵野公演)が近づいてきました。今の輝きをしっかり見届けますよ。明日は4年ぶりの2月29日。前回のうるう年は2020年で、いよいよコロナ感染状況が緊迫してきて、当日に開催中止が発表されたコンサートもあった時期でした。「今」を見届けられる現場が用意されているだけでも幸せ。遠い夢を追うのも大切ですが、今の幸せをじっくり味わう事も大切だと思います。(終)