改めて感じた「夢の場所」の大きさ | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

新年早々、大きな災害が起きてしまいました。昨日夕方近くに能登地方を中心とした北陸を襲った地震。犠牲者も多数出ており、多くの方が避難を余儀なくされている状況です。先ずはお見舞いを申し上げると共に、これ以上被害が広がらない事を願っております。まさか元日にとは思うものの、自然災害はお正月など関係ありませんからね。台風と違って事前予知が困難な地震はいつ、どこで起きても不思議では無いことを改めて痛感します。事前の備えの重要性を知ると共に、もしもの際にどこに避難するか等を事前に家族通しで確認する事も大切ではないかと感じました。

 

さて、昨日ですが、私は3年連続で「あること」に挑んできました。2022、2023年の元日は願掛けを兼ねてイコラブにとって「夢の場所」に行ってきたのです。そう東京ドームですね。2022年は電車で最寄り駅である「水道橋」まで行ったのですが、昨年はイコラブゆかりの地を巡って行こうと先ずは「天王洲銀河劇場」からスタート。一旦電車で「浜松町」に出て、そこからは歩きで「イタリア街」(ノイミー「はにショ」MV撮影場所)、「日比谷公園(野音)」、「日本武道館」を経て、東京ドームまで行ったのでした。今年もこれをやる事にして、3年連続で元日に東京ドームを見てきたのですが、これまでと違う印象を受けましたので、今回はそれについて書いて参ります。年初の「展望記事」は次回から始める予定です。

 

 

今年のスタートはJR東京駅。ここから徒歩で東京ドームを目指す事にします。まあ言うても最短で3.5kmくらいの距離で、諸々寄り道しても5km程度ですから、「挑戦」と評するのは大げさです。やや北風が強かったものの、冬晴れの好天でしたので、14時過ぎからのんびりと北西方にあるゴールを目指す事にしました。

 

途中「皇居」「毎日新聞本社ビル」(同ビル屋上で「だからとて」MV撮影)「日本武道館」「代アニ東京校」(イコノイジョイの最終オーディションなどが行われてきました)を経由して、1時間ちょっとで東京ドームに到着。(旧)J事務所の某グループコンサートが開催される模様で、周辺は大勢の女性ファンがいました。

 

※途中でも投稿しましたが、ゴール時ツイートだけ貼っておきます。

 

そんな雑踏の中、ドームを眺めます。都会のど真ん中に鎮座する白い屋根と広い外壁。「デカい!」、自然とそんな気持ちにさせられました。「あれ、東京ドームってこんな大きかったっけ?」、なんだか一昨年、昨年見た時より大きくなった印象すら受けたのです。都心勤務をしていたり、野球観戦に訪れていれば目にする機会も多いでしょうが、ここまで近くで見るのは1年ぶりでした。青い冬晴れの空に大きく広がる白い屋根は、どこまでも裾野が続く富士の山を連想させました。「さいたまスーパーアリーナ」も大きかったですが、それをも凌ぐ圧倒的な規模感。高さというより平面的な広さを感じ、「これは桁違いの『箱』だ。埋めるのは容易ではない」と感じされるを得ませんでした。いや、実際は昨年までと同じ大きさですよ。東京ドームを拡張工事したという事実はありませんから。

 

それでもこれまでより大きく見えた「夢の場所」。この背景を帰りの電車の中で考えたのですが、あの場所への意識が昨年よりも更に強くなったのだろうと結論づけました。昨年までも「絶対ここに!」との思いはあったものの、心のどこかで「まだ先だろうけど」と言う気持ちがあり、まだ現実味がどこか乏しかったのです。しかし今年は違います。昨年SSA公演を成功させ、その後も勢いを加速している状況。一般的な女性アイドルグループの「寿命」(グループ存続期間だけでなく、上り調子が続く期間)を考えた時、「2024年こそは」との思いに駆られるのです。「今年こそ出来るかもしれない」「今年こそやらなければならない」、そんな思いが交錯し、改めて夢の場所を見上げた時、越えるべきハードルの高さを実感したのでした。昨年までは「わあー、ここを埋めたら凄いな」だったところ、今年は「ここを埋めるのか…」と景色の捉え方が変わり、その現実にドームが大きく見えたのだと思います。

 

※1枚目から2022年、2023年、2024年元日に訪れた東京ドームの写真

 

昨年の成長ぶりや、近時の勢いに、どこか楽観していた部分があったかも知れません。「まあ、どこかで行けるっしょ…」と。しかし夢の実現はそう簡単では無く、今なお成否は分からないのが現実だと痛感しました。今晩コンサートがあるのか、ドーム周辺を埋め尽くしていた女性ファン。場所によっては歩くのも困難なほどで、これだけの集客がないとドームには立てない事も思い知ったのです。着実にプレゼンスを上げているイコラブではありますが、今これだけの集客力があるかと言えば…。

 

このように現実を思い知る一方で、自分の心に熱く期するものがありました。「これでこそ夢の場所。挑戦し甲斐がある」と。前記のとおり、近時は何となく楽観視していた部分もあり、そんな中で夢の大きさを過小に錯覚していた感があります。それが実際に目にする事によって現実を知ると共に、挑戦する夢のスケールの大きさに何だか楽しみになる気持ちが湧いたのです。やはりアタックするからには、大きな目標の方が気合も入りますよね。「確かにこの場所に立つのは大変だ。でも、それを成し遂げたら凄い感動を味わえる筈。挑んでみる価値がある」と言うのが、3年連続で元日に夢の場所を訪れた私の最終的な感想です。

 

少し数字を具体的に考えてみましょう。東京ドーム公演を実現するには少なくとも3万人は集客する必要がありそうです。本当はこれではちょっと寂しいですが、あくまで最低レベルと言う事です。イコラブのこれまでの最大集客は昨年10月の「6周年」2日目の約15,000人(2日で28,000人集客と公式に発表されていますが、明らかに2日目の方が多かったので、これくらいと見積りました)。ここからの積み上げが必要ですが、週末開催(SSAは平日)、優れた都心アクセス、そして東京ドームとなれば集まる遠征民を全て加えれば2万人までは見積れそうです。そこから更に1万人…。時間を掛ければいつかは積み上がりそうですが、イコラブにそこまでの時間があるかと言えば現実の壁にぶつかります。グループは続くかも知れませんが、勢いはどこかで鈍化しますから、いまの上り調子の中で集客の上積みを図る必要があります。

 

 

妙案はありません。これまでどおり地道にやっていくしかありません。奇策やいきなりの路線変更をしても、一時的な話題となってもグループを長く支える支持層には育たないのです。「残り時間」にいたずらに焦っても仕方ありません。これまでのやり方で道は拓けると信じて、時には果敢に、時には大胆に攻勢を続けるのです。幸い、何かのきっかけで火がつけば、たちまちロケットが急上昇するだけの下地は出来ています。大晦日にツイート検索をしていると、「今年はイコラブを知る事が出来た」「今年初めてイコラブのコンサートに行けた」等の投稿がたくさん目につきました。まだまだファン流入が進んでおり、「イコラブの輪」を広げる余地が残されていると思えたものです。

 

そんな中で、既存ファンはグループのPRを図るような前向きな発信を繰り返し、メディア出演の際は積極的に反応して、グループのチャンスを広げていきたいところです。出演した箇所のTVer再生も頑張りましょうね(先日の「CDTV年越しSP」など)。前記のとおり、「あと1万人」と書くと果てしなく高い壁に思えますが、2022年の「5周年」は休日の都心会場で1万人集客だったところ、1年後には平日の郊外会場で1万5千人まで上積みを果たした実績を思えば、決して不可能では無いのです。

 

以上、今回は昨日「東京ドーム」を見ての新たな思いを書きました。まだ今回くらいは、サラッと自分の中で変わった印象だけ書くに留めようと思っていましたが、書き始めると熱が入ってしまいますね(苦笑)。ただ、元日に夢の大きさと挑戦する意義を再確認出来たのは良かったです。そんな気持ちも踏まえつつ、次回より2024年の展望記事を書きたいと思います。(終)