2023年のイコラブ振り返り(楽曲編) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんばんは。

 

今日から年末年始休みに入りました。昨日は仕事納め飲み会を昼から夕方まで事務所内で行い、けっこう吞みましたが、電車を乗り過ごす事もなく無事帰宅出来ました。「勝因」としては、夕方近くになってからは酒をやめて、ペットボトルのお茶やウーロン茶に切り替えた事かと思います。これで大分酔いが醒めましたから。ただ、帰宅後にまた呑んでしまい、今朝はちょっと二日酔い気味です。この季節はお酒の量が増えがちですから、メリハリをつけていかないと…。今日は酒を一切呑まない休肝日にする予定です(この箇所昼間に書いたのですが、結局呑んでしまいました。ダメな自分…)。

 

さて、今年も今日を入れて3日を残すのみとなりました。当ブログも年末総括モードに入っていますが、残り3日も今年の振り返り記事を書きたいと思います。明後日の大晦日は総合総括で締めますが、今日・明日は分野別の振り返りを致します。

 

 

今日は楽曲にフォーカスして2023年を総括致します。今年は3作12楽曲がイコラブ楽曲ポートフォリオに加わった他、杏ちゃん「おかえり、花便り」、さなつん「宝物はグリーン」の各ソロ曲も生まれました。このうち後者のソロ曲は公開時にそれぞれ関連記事を書きましたので、今回の振り返り対象からは外し、通常リリース楽曲を総括して参ります。

 

先ず表題曲に注目すると、「この空がトリガー」「ナツマトペ」「ラストノートしか知らない」の順にリリースされました。いずれも「私」目線の楽曲となっています。ただ、歌われる世界観はそれぞれ異なっており、王道曲でありながら切ない恋愛模様を描いた「トリガー」、前作から一転し「王子様はいらない」と女友達通しで過ごす夏リゾートを明るく歌った「ナツマトペ」、そしていつまでも「陰」の存在であることに哀しみつつも、最後は甘受しようとする悲恋歌「ラストノート」と、ジェットコースターの如く明暗が入れ替わった印象です。それだけに楽曲ポートフォリオに一層厚みが出て、季節毎、イベント毎に使い分けが可能な3曲が加わりました。大晦日の「ももいろ歌合戦」では「トリガー」が披露されますね。フル尺披露出来ますから、耳の肥えた観客の皆さんにも王道にしてパワフルなイコラブを十分PR出来るでしょう。この後採り上げるカップリング曲ですが、「ドライブ  デート 都内を先日の「BEAT AX」でセトリ入りさせた理由を、今日お昼の「まいかちゃんのイマフレランチ」で明かしていました。やはり日本のアイドルらしさをアピールしたく、明るい楽曲を選んだとのこと。こうした時に使い分けが出来るのは強いなと思ったものです。

 

センターは舞香ちゃん(トリガー)→舞香ちゃん・衣織さん(ナツマトペ)→きあらちゃん(ラストノート)と変遷しました。なーたんが去って、今後の表題曲は「いかりんぐ」の2人を主軸にしていくのかと思いきや、きあらちゃんと言う「最終兵器」を投入してきたのです。驚かれた方も多いかも知れませんが、私はグループにとって意義ある出来事だったと捉えています。確かに「いかりんぐ」の2人は人気・実力ともにグループの顔役として申し分無いのですが、多面的なグループの魅力をアピールする上で固定化させてしまうのもどうかと思っていました。どうしたってセンターに寄せた楽曲になりがちで、そうなると似通った楽曲ばかりになる懸念もありますからね。そこでのきあらちゃんセンターですから、イコラブの新鮮な一面を見せる事が出来ているのです。両脇はしっかりと「いかりんぐ」で固めて、きあらちゃんの負担を減らしているのも良いですね。こういうフォーメーションも組めるんだよと、人材の厚さをアピールしているかの様です。

 

 

カップリング曲に目を転じると、今年の9曲では衣織さんの存在が際立っていた印象です。「ラブクリエイト」「だからとて」「狂想カタストロフィ」とリリース毎に全体曲でセンターを務めており、楽曲の性格も可愛らしい「ラブクリエイト」から、ダークな「狂想」と幅が広いのですが、どんな楽曲でもしっかりこなせるのが彼女の強みです。「手遅れcaution」での存在感から、衣織さんをダーク系楽曲専任としなかった指原Pの采配に改めて敬意を表したいです。王道系楽曲でも「素敵なアイドル」として輝けるのですから。

 

声出し解禁を見据えた、コールが楽しい楽曲も目立ちました。「Junkies」「ヒロインズ」そして表題ですが「ナツマトペ」などですね。このうち「Junkies」を制作していた頃(昨年末くらい?)は、まだコロナ「5類」移行も決まっておらず、声出し解禁も見通せない時期でしたが、ある程度の目算があったのでしょう。3月の武道館で「Junkies」披露の際は大きな声が観客席から寄せられていました。「ヒロインズ」も実にコールが楽しい一曲ですね。声出しが解禁されたと言っても、コロナ後ファンの方は初体験であり、いきなりmixやガチ恋口上をするのは抵抗もあろうかと思いますが、「ヒロインズ」のように分かりやすい「合いの手」でしたら抵抗感も薄く、徐々に声出しに慣れていけるのではないでしょうか?ただ、この楽曲って今の10人から1人でも欠けたら「お蔵入り」確定なんですよね。そう考えるとちょっと切なくなります。絶対東京ドームで「ヒロインズ」歌おうな!

 

 

そしてユニット曲やソロ曲も。花菜ちゃん初の単独センター曲「ラブロケ」は、オレンジ色ペンライトに染まったSSAの光景が忘れられません。それ以外のメンバー4人で歌うのが「どこが好きか言って」。歌姫トリオにみりにゃというのも斬新で、良いアクセントになっていると感じます。ぜひ現場で見てみたい一曲ですね。そしてきあらちゃん初のソロ曲「Kiara Tiara」。今年の覚醒ぶりは折に触れて書いているところですが、思えばこの楽曲がそれを匂わせていたとも思えます。武道館で堂々とパフォーマンスした姿が印象的でした。ただ、こうしたユニット曲、ソロ曲は、カップリング曲が1作減る次作以降は減っていくのでしょう。特にソロ曲はそうですが、それならば今回考察の対象外とした「おかえり、花便り」「宝物はグリーン」のように、楽曲リリースとは違う枠で公開してほしいものです。どんな形であれ、メンバーの魅力に改めて気づけるのは嬉しいものですから。

 

 

以上、今回は楽曲にフォーカスした今年のイコラブ振り返りを致しました。つくづく思うのが、イコラブの魅力の1つは、多彩かつ奥深い楽曲ラインナップなのです。やはりアイドルの「本業」は、歌って踊る事ですからね。昨今は、「楽曲なんて何でもいい。お話会(握手会)やれば良いんだろ」的発想で「本業」を疎かにするグループも多いのですが(それはそれで1つの戦略ではありますが)、こうして素晴らしい楽曲を素晴らしいパフォーマンスで披露してくれるグループに出会うと、楽曲もアイドルにとって重要なファクターであり、この良否でグループの勢いを左右するとも思えるくらいです。仮の話となりますが、イコラブが楽曲に拘らない表面的なグループだったとしたら、私はどこかで飽きて沼から出ていた可能性が高いです。

 

それと反対なのが、現実のイコラブ。今年加わった楽曲で更に私はこのグループが好きになり、新しい魅力を見つける事が出来ました。たまに思うのは、「昨年の今頃って〇〇も、〇〇も無かったんだよな」と言う回顧。それでも当時もイコラブが大好きでしたから、そこに魅力が上積みされれば、これは沼から抜けられません。昨年の今頃は「トリガー」も、「ナツマトペ」も、「ラストノート」もありませんでした。それでもイコラブに夢中だった自分。来る年も「神曲」が上積みされて、イコラブへの「好き」がいよいよ極まる予感がしています。(終)