2度目のたまねぎの下で(武道館公演トピックス①) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

今回も武道館公演についてです。それに関する失敗談を1つ。それは公演中ではなく、公演後に起こしてしまった大失敗。公演終了後はブロガー仲間の皆さんと九段下の居酒屋で「反省会」という名の飲み会を開きました。

 

 

これも前回武道館では考えられない事でしたね(そもそも夜、お酒の飲める店が開いていませんでしたから)。趣味の合う仲間たちと呑む、声出しで枯らした喉に流し込むビールは格別です。話しも弾み「あっCHU間に」ラストオーダー。23時頃お開きとなり、三々五々帰路につきます。私は「九段下」から東京メトロ東西線に乗り、千葉県内の某駅を目指しました。もう遅い時間でしたので、席に座る事が出来ました。ただ、酔っ払いに座らせると大きなリスクが発生しますよね。

 

果たして、気付いたら下車駅を知らぬ間に通り過ぎて、終点「西船橋」駅。典型的な飲酒・一発ツモ・寝過ごし。やってしまいました。ただ、幸いにも折り返し電車がある時間でしたので、「良かった・・・」と逆方面の電車に乗り込みます。ここで「今度は寝過ごさないように立っておこう」と思うには、あまりに疲れすぎていました。ライブではずっと立っていましたからね。恐らく電車に乗り座ったら直ぐ寝てしまったのでしょう。次に気付いた時は自宅とは遠く離れた「中野」。何と自宅最寄り駅はおろか、武道館(九段下)も再び通り過ぎてしまい、反対側の終点に行ってしまったのでした。さすがにもう電車は無く、仕方なくタクシーを拾って自宅へ。約13,000円の出費と相成ってしまったのでした。

 

※「13M」は「13K」の間違いです。1,300万円はいくら何でも掛かりません(笑)

 

さて、そんな私の飲酒失敗談は置いて、武道館公演そのもののレポです。一番印象的だった事は前回記事で書きましたので、今回は思いつくままにトピックスを連ねていきたいと思います。色々語りたい事がありますので、この形式の方が良かろうと考えた次第です。

 

それでは参りましょう。

 

※今回は、ツイッターで広く公開されているカメコさんの写真もお借りしています。

 

行き着くところまで行った「ノーMC」パフォーマンス 

 

・先ずはこれですね。今回は本編に全くMCを挟まず、約1時間半、楽曲披露をぶっ通したのでした。MCを最小限に抑え、楽曲のシャワーを浴びせるのが「イコラブ流」とは言え、MC皆無は記憶にありません。イコラブ流が行く着くところまで行ってしまった感があります。

・武道館のセトリは、これまでのツアーをベースとしつつ、13thカップリングを含める等の一部変更がなされました。その影響なのか、これまでのツアーでは入っていた企画MCコーナーがオミットされ、ついに楽曲披露のみで構成される本編となったのでした。

・そうなるとこちらも体力勝負。MCの際は座れるのですが、それが無くなった訳です。以前はオルスタの現場もあり(866ツアー等)、待機時間を含めて3時間くらい立っていた時期もありましたが、コロナ期間で衰えた体力(+老化?)には1時間超のスタンディングは厳しいものがあります。セトリを初めて知った昼公演では、「Be Selfish」に繋がるダンスパートがあるのですが、そこから本編最後まで続く事が予測されたため、連番したジーコさんと「座っておきましょ」としばしの休憩を取ったものでした。なお、スタンディングは義務ではありませんから、無理して立っている事はありません。疲れたと感じたら、楽曲披露中でも適宜座って体力回復を図るべきです(倒れたりしたら目も当てられません)。

・その観点で言えば、メンバーへの負担も若干気になるところではあります。ファンに一曲でも多く楽曲を届けるんだという心意気は有り難いですし、こちらもイコラブ楽曲の世界に酔いしれる事が出来ますが、メンバーの体力を削ってまで行うべきでは無いと思います。事故にも繋がりかねませんからね。まあ、その辺はしっかりスタッフがケアしていると思いますので、メンバーに無理が掛からない範囲で、今後も「楽曲のシャワー」を楽しませて欲しいものです。

 

 

 

「箱」が大きくなると言うこと 

 

・続いては「席」についてです。それぞれの観覧席ですね。最近は公演前日の18時に座席が発表されるのが恒例となっており、武道館公演前日の夕方も悲喜こもごものツイートが飛び交いました。良席となった喜びの声も見られた一方で、「2階天空席なんだけど」「FC先行とは・・・」といった声も非常に多かった感があります(なお、一応申し上げておけば「FC先行=良席保証」ではありません。単に一般販売に先んじて申し込めるだけです)。

・現場をご一緒した今回の仲間は私を入れて5人。全員が昼・夜参戦でしたので、2人連番×2組、単独×1組の各公演3組×昼・夜で延べ6組で申し込みました。そうしたところ、アリーナ当選は皆無、このうち5組が2階席で、残る1組が1階スタンド席でした。実は「残る1組」とは夜公演の私(フォロワーの「タカ」さんと連番)でしたが、後述するようにある意味凄まじい席でした。

・この状況に昼公演前に5人で喋っている際には「我々運が無いですねえ」と嘆いたものでしたが、実は武道館って2階席の割合がかなり多いのです。狭い敷地に建っているため、多数の観客席を設けようとすると上に延ばすしかありません。ざっくり言えばアリーナブロックは3割程度との情報も見ました。アリーナとて全て神席と言う訳ではなく、後方の方はフラットなだけに見づらい状況。そうなるとアリーナの前方だけが真の「神席」となり、残りのほとんどが「外れ席」となる訳です。

 

 

・これこそ箱が大きくなることだなと、皆んなで一致しました。それはそうです。キャパの限られている銀河劇場などでは、例え3階席となってもステージまでの距離が近く、全くの「外れ」とは言えません。箱が大きくなれば、ステージに近いエリアが全体に占める割合は相対的に低下するのは自明の理。一見嘆かわしい事象であるものの、これもまたグループ成長の証と言えるのです。

・そして私の席。普段はそれほど拘りの無い自分ですが、流石に武道館となると気になってしまい、前日18時に即確認をしました。「ジーコ」さんと連番する昼は2階南の4列目。2階席とは言え結構前の方、そしてステージを正面に望める「南ブロック」は嬉しかったです。前回の武道館公演は初日「西」、2日目「東」(両方とも2階席)とステージを横から見る事になったので、今回はせめて斜め(南東か南西)だったら良いなと思っていましたから。果たして、実際入場してみるとステージからの距離はあるものの、視界は申し分無し。今回見たいと楽しみにしていた、満員の光の海もしっかり確認出来ました。

・問題は夜公演。前述したとおり同行仲間で唯一の2階席以外でしたが、宛がわれた席は1階スタンド最後列となるK列(南東)。もしお時間がある方は「武道館 1階 k列」で検索してみて下さい。なかなか面白い情報にヒットしますよ。座席表で何故かK列だけ独立していたので、「どういう事だろう?」と思い、私も前夜に検索したところこんなサイトを見つけました。

 

 

・「5.2 1階席各論」に書かれている「基本的にはアリーナ後方とはまた違う意味で最悪の席だと言っても過言ではないだろう」を読んで戦慄が走りました。確かに武道館1階スタンド席は、上に張り出した2階席が視界を遮り、席によっては天井を見つめるだけと聞いた事があります。その他にもマイナスの情報ばかりで、そこまで行くと「一体どんな席なんだろう」と怖いものみたさに逆の意味で楽しみになってしまいました。

・実際に入場して席を確認すると、「これは!」と思える構造でした。百聞は一見にしかず。座席だけなら良いだろうと、当日撮影した写真が以下です。

 

※左側の緑色席がK列です

 

・写真左側の緑色席がK列です。通路側の壁に張り付く補助席の如し(苦笑)。大勢の座席が配置されるブロックから隔離され、何とも寂しげです。これには連番した「タカ」さんと笑ってしまいました。実際に席に座ると、ステージは見えるものの、視界の上半分は天井でステージ上部に設けられたモニターは、床にしゃがんで下から覗きこまないと見えません。

・とは言え、前方が広い通路で前席との狭さとは無縁だったのは有り難かったです。前掲したサイトの写真(2005年くらい)から改良され、前が更に広くなったので、天井の圧迫感はあっても、前席との圧迫感は皆無で開放的ですらありました。

・実際公演が始まると、落ちサビの「ケチャ」などは前を気にせずにペンライトを思い切り突き出す事が出来て楽しかったです。孤立した列なので、周りが声出ししないと自分が浮くかなと危惧しましたが(特に「ガチ恋口上」)、幸運にもマナーは守るけど声出しもしっかりする方が周りに多く、私も気兼ねなく許される声出しが出来ました。ただ、夜公演で「特報」(イコノイジョイ2023の開催発表)がモニターに映った際は、地方のコンビニ店頭にたむろする若者よろしく、周りは一斉にしゃがみ込んで、その様が何だか面白かったです。

 

 

・そんな訳で事前に覚悟して行った事もあって、思ったより悪くなかった1階k列。最後列なので、規制退場も一番だったのも「メリット」でした。そうは言っても天井が視界の半分を遮る光景に、ふと「自分が東京ドームで見る光景もこんな感じかも・・・」と思ったのでした。実際そういう席がドームにあるかは不明ですが、前述のとおり「超大箱」ですから良席となる確率は更に小さくなり、そのほとんどが「外れ席」になるのです。

・それでも私は大きな箱を目指して欲しいです。先日の記事でも書いたとおり、スカスカの会場で特等席に座るよりも、自分はクソ席でも満員の大箱を私は選びます。今回の1階K列は、ステージの見えづらさから公演によっては売らない事もあるとの由。そんな席であっても売るくらいの集客を今回果たしたのも意義深いです。

・私がずっと夢に見ている光景。それは白いドームの屋根の下、流れるovertureに無数の光が揺れ、地鳴りのようなコールが沸き起こる「その日」。そして、一瞬の静寂の後に、「=LOVE」のイントロが流れ、再び湧き上がる大歓声の中、メンバーが光輝くステージに現れるのです。このうち、「地鳴りのようなコール」「湧き上がる大歓声」が実現するのか(声が出せるのか)見通せない時期もありましたが、この分なら大丈夫でしょう。

・私が夢見ている光景が近づいていると確信しています。その光景を私は止まらない涙とともに見つめているのでしょう。ステージの遙か遠くの、高い席から・・・。

 

 

書き始めると長くなってしまいました。愚かしい私の失敗談などを冒頭で長々と書いたのもダメでしたね(苦笑)。武道館トピックスはまた次回に続けます。(続く)