おはようございます。
最近、マスクを外すべきか否かの議論が俄に盛り上がっていますね。既にマスクを外して日常を取り戻しつつある諸外国の動きに影響を受けたものであり、「相変わらず『外圧』が無いとリスクを取れない国だな」と思わないでもありませんが、少しずつ正常化を図ろうとする動きは歓迎です。あの混雑の連休を経ても、感染爆発とはなりませんでしたね。そういや「GW明けには東京・大阪で1日あたり新規感染者数が1万人を超える(キリッ)」と予測した某大学の教授どっこー?(嘲笑)
私も近所をウオーキングする際は、首掛けでマスクをぶら下げつつ外しています。十分に人との距離が取れる道で、独り黙って歩いているだけですからね。それで特に何も言われた事もありません。ただし、近所の知り合いと会って話す時は、ぶら下げていたマスクを着用しています。完全にリスクから解放される日はまだ先ですが、これからは個人でも冷静にリスク等を見極めて臨機応変の対応を取ればそれで良いと思います。だいたい「気の緩みが~」などと市民を精神論で統制しようなんて、「欲しがりません、勝つまでは」の頃と一緒です。「これまでやってきたから」とか「気の緩みに繫がりかねないから」とかではなく、科学的見地やこれまでの経験を踏まえた感染対策に移行すべき時期だと考える事の多い昨今です。そうしないとこの「騒動」、永久に終わりませんからね。
さて、先日イコラブ応援動画をいくつかご紹介した以下の記事。そこで採り上げたチャンネルの1つを運営・管理されているSakikoさんより、同記事にコメントを頂きました。
事前のご承諾を頂かずに私が勝手に紹介しただけにも拘わらず、ご丁寧な御礼の言葉でした。こちらの方こそ、ご紹介をお許し頂いた事、そして楽しい動画を観させて頂いている事に御礼を申し上げなければなりません。改めてありがとうございました。
実はSakikoさんの「おにほめ!」動画でもう1つ皆さまにご紹介したいものがございます。ただ、掲載ご承諾を頂いていない中、遠慮なく次々と引用するのもなあと躊躇っていたところ、前記のコメントを頂戴しましたので、ならばと言う事で今回採り上げさせて頂きます。
早速、動画のご紹介です。
ここで「おにほめ」しているのは、昨年5月に「全部、内緒」ツアー愛知公演で披露された舞香ソロ曲。「凱旋曲」として独りで「虹の素」を歌い上げたものです。その「元動画」(公演ダイジェスト映像)も貼っておきます。
昨年ツアーの歌唱シーンですから、「おにほめ」動画も昨年8月にアップされたものです。ただ、その当時はSakikoさんの動画を観ておらず(見つけていなかった)、その後過去作をチェックした際も何故か本作は見漏らしていました。先日ブログ記事で紹介する際に改めて掲載動画を確認した際に、「おっ、こんなのもあったのか」と気づいたものです。早速視聴したところ、私が舞香の歌声に感じていた諸々の多くの部分がクリアになった気がしました。その事をお伝えしたいと言うのが今回趣旨です。
Sakikoさんの解説は相変わらず専門的です。一方私はカラオケを歌わせれば音程外しの天才、歌唱センスゼロの人間ですから、ピンと来ない部分はあるものの、言わんとしている事は分かりました。
「舞香ちゃん、こんな歌い方も出来るんだ・・・」
そう語るSakikoさんにとって、この「虹の素」は新鮮に映った模様です。私も公演ダイジェスト映像を見た際は、「何かいつもと違う?」と違和感を覚えました。下手とか、音程を外しているとかではありません。もちろん上手くて圧巻と言える歌唱シーンでした。ただ、何かいつもの歌声と違うなと感じたのですが、Sakikoさん動画を観て、やはりそうだったのかと再認識出来ました。
専門的な事は分かりませんが、この時の舞香は「口から音源」と言われるテクニックより、気持ちを優先させたと言う事なのでしょう。Sakikoさんも指摘しているとおり、その後に続く「しゅきぴ」を聴くと、その違いは歴然です。
私が歌声から舞香に興味を持ったのは3rdの頃でした。カップリング「部活中」ソロ(僕はいてもたってもいられずに~)の綺麗なロングトーンが実に印象的だったのです。表題「手遅れ」の「血が出てる~」も同様。その後の舞台(GF(仮))でも、澄んだ伸びる声で劇中歌を歌い上げ、「歌声なら舞香推し」を確信しました(程なく休養となってしまい、大いに凹んだものですが)。そんな歌声に惚れていた私ですが、凱旋披露の「虹の素」は何か違うものを感じたのです。いつもは抑えている気持ちが溢れていたと言うか・・・。歌割りパートの1つとして歌う際は、しっかり自分の役割をこなすべく正確に歌い上げるところ、あの時は「ソロ」だったので思うようにやらせて貰った、気持ちを優先させたと言うことでしょうか。
この「違い」、他にも思い当たる節がありました。それは前記「手遅れ」の「血が出てる~」ソロパート。以前書いた記憶がありますが、ここでいつもと違った歌い方をする事があるのです。普段は流れるようにサラリと、意識的に気持ちを込めないような歌い方。それがたまに、印象としては10回に1回くらい、それとは異なる情熱的な歌い方をするのです。これは専ら私の主観であり、そう思っているのは自分だけかなとも感じていたのですが、Sakikoさんの動画を見て確信が持てました。「ここでも歌い方の使い分けをしているんだ」と。そこに至るまでのパフォーマンスで、どうにも心が高ぶってしまった際には、気持ちが入ってしまうのを抑えられないのかも知れません。
今や全ての部分で「推し」となった舞香ですが、歌声に惹かれているのは今でも同じです。そこで見られる違いの魅力に気づかせてくれたのが、Sakikoさんの動画でした。これからもそんな部分に注目してステージ上の舞香を見たいなと思ったところ、早速その機会がこの後訪れます。そう、沖縄公演ですね。昼・夜とも配信チケットを買いましたので、私もパソコンでリアタイします。
今次ツアーは6回現地参戦しました。ですから舞香の歌声も随分聞きましたが、現場の喧噪の中より、こうしてじっくりと静かな中で堪能した方が更にしっかりと歌声を楽しめそうです(もちろん現場ならではの楽しみもたくさんあります)。件の「手遅れ」ソロは?そして「まほろばアスタリスク」の歌声はどう聴こえるのか?配信が実施されることで、「まほろば」カバーを初めて聴かれる方もいる事でしょう。普段の舞香で歌っているか、それとも少し違っているのか、そんな点を注目してみると、配信がより楽しめると思います。
今日の公演は初披露されるカップリングや、ファイナルならではの「お知らせ」があるかなどに興味が惹かれがちです。それも大いに気にはなりますが、コンサートはステージパフォーマンスを堪能するのがやはり基本です。現地参戦の方も、配信組の方も思い残しのないように約2時間のショーを楽しみましょう。初の沖縄、ツアーファイナルという事で、メンバーもより気持ちが入っているかも知れません。そんな際に出る歌声はある意味レアです。ちょっとした違いも見逃せませんよ。各自、しっかり「ツアー聴き納め」を果たしましょう。(終)