【プレイバック・イコラブ】伝説の赤岳登山②(終) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

登山より帰ってきました。無事に…と言いたいところがそうでも無い事態となってしまいました。ケガしました。下山時に岩に足を滑らせ転倒。その際に右耳裏を岩で切って出血惨事に。幸い偶然にも通りかかった同じく下山中の看護師の方が手際よくガーゼ等で応急処置して下さり止血成功。「このまま下山後すぐに病院に行って下さいね」と仰ったのですが、夜帰宅する頃には痛みも治まり血も完全に止まったようなので、「面倒だから病院は明日でいいや」とガーゼを剥がしたところ傷口から血がポタポタと。始めは気づかなかったのですが、娘の悲鳴で顔に血が伝わっている事に気づきました。いくら大好物だからと言って「♪血が出てることにさえ気付かない」を実践してはいけません。

 

驚いてタオルで耳を抑え、女房が留守だったためタクシーを呼んで救急病院へ。待っている間もタオルに血が滲むのですが、「イコラブちゃんの東京ドームを見るまでは死ねない」(大袈裟)と耐えて治療に。結果10針を縫う羽目になりました。先生曰く「このまま放置していたら、傷からばい菌が入って耳が腐り始め、最悪耳を切り落とす可能性もあった」との事。恐ろしや…。やはり安全な山とは言え、登山は油断してはなりません。

 

さて、オヤジの登山記はどうでもいいので、イコラブちゃんですね。「プレイバック・イコラブ」伝説の赤岳登山です。

 

 

前回の続きの前に、「懐かしい」というファンの方からお送り頂いた番組関連の写真等を。私が最高に面白かったと書いた番組スタッフ乱入時のイコラブちゃん写真と、なーたんが「みんなが可愛がってくれない」と泣く動画をご披露いたします。

 

【スタッフ乱入に腰を抜かすなーたん】

 

 

【最近皆んなが可愛がってくれないと泣くなーたん】

 

なーたん祭りの後は前回続きより。前回書いた「さなつん・なーたん喧嘩騒動」との前後関係が不確かなのですが、小屋で食事を取ろうとしたところ、何とオフシーズンということで小屋は閉鎖済。仕方なく寒い屋外でカップラーメンを食べるイコラブちゃん達。花菜ちゃんが「カップラーメン食べるの2回目」と言うのを聞き、どんなお嬢様なんだと驚愕したものです。

 

11月の八ヶ岳連峰。中腹からは雪と氷です。メンバーは滑り止めの器具を登山靴に装着して歩き始めます。疲労困憊で足取りも重い一行にあってただ1人元気なメンバーが。しょこちゃんです。「楽しい」といいつつ笑顔でひょいひょいと登っていくではありませんか。更に感心したのは、番組で使って貰う事を企図したのか、平地でリュックを背負って歩くトレーニングの様子を収めた自作VTRも用意していたのです。狙い通りそのVTRは番組内で放映され、しょこちゃんのいい意味での貪欲さを思い知りました。

 

当時中1のきあらちゃんはまだ身体も小さい頃で疲弊の極み。それでも交代で持っていたイコラブの旗を「私も持つ」と気丈に抱えようとしますが、舞香から「無理だよ。私たちが持つから」と心配されてしまいます。舞香のきあら愛は既にこの頃から始まっていたんですね。そう言えば登山映像に合わせて指原Pから各メンバーの紹介アナウンスが入るのですが、舞香を称して「(元AKBの)秋元才加ちゃんみたいに頼れる子」と言っていた気がします。他メンバーも全員言及していたのですが、久しぶりに何て言っていたか確認したいですね。

 

 

 

山頂近くなるといよいよ険しく、ハシゴや鎖を持っての山登りとなります。バラエティですと「キャー、こわいこわい」とか「えええ、無理ですぅ~」とアイドルモードの反応となるでしょうが、ここでは真剣そのもの。確かにこういう時にふざけていると、重大な事故に繋がる可能性は極めて高いです。鎖を離したら転落して大けが必至。場合によっては死にます。私も夏山ではこういう経験をしてきましたが、氷で滑りやすい冬山での恐怖は如何ばかりだったか…。改めて考えると、よくやらせたなあと思います。メンバーが「もう二度と山登りは嫌だ」と口々に言うのも無理ありません。伊藤さんは一緒に登っていたのでしょうか?まさか「俺は指原プロデューサーと重要な打ち合わせがあるから…」とバックれていないですよね?(笑)

 

 

 

そしていよいよ山頂。しょこ以外はもはや生気の抜けた顔ですが、雪と氷に包まれる頂上に12人全員で立つことが出来ました。あの旗も標高2,899mにはためいています。これは掛け値なしに素晴らしい!よく登れたなと今でも思います。

 

 

 

そして指原Pからのビデオレターが。「南の方向を見て」という指示に従って、そちらに視線を向けます。「そこに何が見える?」。遥か彼方、雲の向こうにくっきりと見えるお馴染みの山影。そう富士山が見えるのです。青空にクッキリと。これは本当にイコラブちゃん達持っています。山の天気は変わりやすく、お目当ての景色が望めるのは3回に1回、下手したら4回に1回程度です。昨日も富士山間近の山に登りましたが、当初快晴にも拘わらず、山頂付近では雲が出てしまい、結局綺麗な姿は拝めなかったほどです。恐らく見えない時用のVTRも準備していたことでしょう。それが最高の景色を見られた。この時「この子たちの前途は恵まれているのでは」と心から思えたのです。

 

 

 

「日本一の富士山のように、皆んなを日本一にしたい。一緒に頑張ろう」というメッセージに涙するメンバー。確か衣織さんがメンバーを代表して「このメンバー誰1人欠けることなく日本一になれますように」と山頂から願掛けして、赤岳登山は感動のうちに終わります。最後に指原Pから「あ、あと下山もかなりキツイから頑張ってねえ~」というメッセージが付け加えれましたが…

 

下山した夜、杏ちゃんが帰宅後に朦朧とした様子でSR配信をしたのも凄かったです。まだ連続配信は100日いくかいかないかでしたので、止めても全然良かったと思いますが、それでも配信したのは脱帽以外の言葉が見つかりません。「具合悪そうだけど大丈夫?」「どうしたの?」というコメントに山登りの事実を話せず、杏ちゃんは適当にごまかしていましたね。

 

あれから2年ちょっとが経ちました。色々厳しい場面、辛い経験があったと思いますが、そんな時、メンバーの脳裏にはあの日の誓いが浮かんでいることでしょう。あの日見た光景を思い出していることでしょう。冬の赤岳を登ったという事はそれほど価値のある事なのです。

 

この放送を見て以来、私が夢に思い描いている光景があります。「ネ申テレビ」風に言えば「某月某日」。お馴染みのovertureに打ち振られる無数のペンライト。早くも東京ドームを包む興奮と熱気。始まりを告げるひと際大きな歓声の後、一瞬の静寂が訪れ、その後に流れ出す「=LOVE」のピアノの前奏。大コールの中、12人が大きな明るいステージに現れます。杏ちゃんの手には、あの日全員で山頂に運んだ大きな旗が・・・

 

今回、初めて書いてみた「プレイバック・イコラブ」。また何かの機会に過去の振り返りをしてみたいと思います。(終)