「代アニ」が消える? | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

私の朝一番の日課は、イコラブちゃん、ノイミーちゃんのツイートチェックです。イコラブちゃん達のツイート更新は原則として夜中0時までですが、朝が早い私はそれ以前に寝てしまうことが多いので、朝の通勤電車の中で前夜のツイートをチェックしているのです。

 

今日も朝の陽光が差し込む電車内で、ツイートチェックをしていたところ、何か違和感を覚えました。始めはそれが何か分からなかったのですが、各メンバーのトップ画面の「自己紹介」文が少なくなった気がしたのです。どのメンバーもほぼ同じ定型文ですので、皆んな妙にスッキリしてしまった気がしました。

 

程なくその理由が分かりました。この「自己紹介」文ですが、最初に血液型が書かれ、その後生年月日→星座→出身地と続きます。ここまでは以前と同じなのですが、その後が変わっていました。「指原莉乃プロデュースのアイドル『=LOVE(イコールラブ)』(『≠ME(ノットイコールミー)』)と続いているのですが、ここが以前は「代々木アニメーション学院×指原莉乃プロデュースの~」となっていました。代アニの名前が消えて、指原Pのみの名前が残った形です。何故かノイミーのなつみんだけ修正されていなかったので、この違いに気づいた次第です。

 

【修正後】

 

 

【修正前】

 

 

これに気づいたツイート民やネット民から早速色々な憶測が飛んでいます(いつも過去の情報確認や写真使用でお世話になっている「イコラブ@プレス」さんにも纏められていますね)。中には「すわ、代アニ撤退か?」という過激なものもありました。確かに元々あったものを消すというのは何か意味が無いと行うものではありません。現段階では真意は掴めないものの、何らかの意図があってかかる修正を行ったことは間違い無いと言えるでしょう。そこで今回はこの背景を推察すると共に、将来的なプロモーションのあり方についても考えを述べさせて頂きたいと思います。ただし、業界の実態を知らない一ファンの私見に過ぎませんので、現実的に可能か否かの判断は考慮外の、推察や願望の域を出ないものであることはお含みおき願います。

 

先ず、代アニの名前を消した背景を推察してみます。実はこの動きは今回が初ではなく、6thアー写から既に名前は消えていました。以前はグループ名ロゴの下に「Produced by YOANI×Rino Sashihara」と代アニ、指原Pの名前が並記されていたのですが、6thからは指原Pのみの記載となっています。

 

 

 

 

これを持って、代アニ撤退か?との憶測に至る訳ですが、私はそうは思いません。知名度や人気が着実に上昇し、収益面でもCD販売増加で「稼げる」体質になってきたグループを今ここで手放す理由が無いからです。学院の広告塔としても今後更に機能することが期待出来ますから、むしろこれまで以上にPRに使ってくると思います。ネット情報ですが、来年の代アニの入学案内にもイコラブちゃん達がふんだんに使われているようです。

 

では何故名前を消したか?色々な理由が考えられますが、指原Pの名前を前面に出して、目立たせる意図が1つの理由として連想されます。当然ながら並記より単独記載の方が目立ち、「イコラブ(ノイミー)=指原莉乃プロデュースグループ」という図式がより明確になります。代アニのPRはグループを更に大きくした後に「実は代アニが裏方としてスキルアップに拘わっていました」という形で構わないと考え、それよりも卒業後も更に芸能界での存在感が増す指原Pを前面に押し出すことを選択した可能性はあります。また、代アニはイコラブ、ノイミーに続き、「MISS ME」というグループを立ち上げました。罷り成りにも軌道にのりつつあるイコラブグループからは一旦下がり、今は同グループのPRに注力したいという台所事情があるかも知れません。

 

もう1つ考えられるのは、他資本が運営参加する可能性です。代アニが引き続き関与はするものの、足りない部分を補うべく他の芸能事務所等が運営に加わるもので、例えば業務提携などの形が考えられます。有機的に機能するのであれば、個人的にはこれは望みたいところです。代アニ所属であるメリットはいくつかあります。最も大きいと思えるのは、パフォーマンス向上のレッスンが充実していることです。声優や俳優などを育成する学校ですから、そうした方面のスタッフや施設に恵まれており、メンバーが「もっとレベルを上げたい」と思えばそれに応える体制が整っているのは大きなメリットです。代アニ側としても、所属グループのスキルが劣ると、「あの学校のレッスンは質が低いのでは」と逆の意味での広告塔になってしまいますから、グループのスキルアップを図らざるを得ない事情があり、これが上手く機能しています。更に言えば、若者を集める教育機関という特性上、メンバーに対する待遇も配慮せざるを得ません。悪徳事務所のように、メンバーを劣悪な環境で酷使し、ブラック企業との噂が立っては入学希望者が激減し、教育機関としては致命的です。だからこそメンバーを大切にせざるを得なく、これがともすれば使い捨てメンバーが産まれがちな大人数グループへの良きアンチテーゼとなっており、個を尊重する時流にも合致しています。万一、本当に代アニが撤退するにしても、メンバーをポイ捨てするような真似はレピュテーションリスクを考えると出来る筈もなく、しっかりと道筋を付けてバトンタッチする流れが担保されています。

 

その一方で、専業芸能事務所でないことが、業界パワーを必要とするシーンでは不利に働いてしまいます。その「シーン」とは?と問われると、これが正に推測となってしまうのですが、分かり易いところで言えばメディアへの露出ですね。地方局やラジオ等への出演は多くなってきましたが、全国放送の地上波での露出は相変わらず限定的です。オールドメディアの筆頭ではありますが、それだけに昔からのパワーバランスが重要視されているのでしょう。詳しく書こうとすると単なるテレビ局への悪口となるので控えますが、ファンの熱い支持が伝わればテレビに出られると言った無邪気なもので無いことは確かで、事務所パワーが重要なファクターとなっているのは間違いありません。代アニの本業は教育機関であり、芸能事務所で無いことから、どうしてもこの点はウイークポイントとして認めざるを得ません。一朝一夕にパワーアップ出来る性質のものではありませんから、この部分を補う第三者の登場こそが有機的な関係であると考えます。

 

では、その「第三者」とは具体的にどこが適しているか?有り体に言えば、業界パワーがあり、資金力に優れる事務所がいいのですが、金儲けの道具とばかりメンバーを酷使するような事務所であっては困ります。指原Pの考えを尊重し、上手くやって頂く必要もあります。それらを考慮すると、ある事務所が思い浮かびます。

 

「太田プロダクション」。言うまでもなく指原Pの所属事務所であり、有吉さんや土田さんなどの売れっ子芸人さんを多数抱える老舗芸能事務所です。指原Pとの関係を考える上でこれほど適している事務所はありませんし、バラエティを中心とした業界パワーも申し分ないと思われます。またギャラの取り分などで、所属タレントに優しい事務所としても知られています。総合プロデュース:指原莉乃、所属事務所・スキルアップ:代アニ、営業支援:太田プロという3極体制こそ私が勝手に思い描く理想形です。かつて前田敦子、大島優子、そして指原莉乃と有力アイドルを抱えていたものの、現在では現役が少ない太田プロにとっても、現役アイドルグループに関与するのは悪くない話かと想像します。実は既に関与している節もあります。2周年記念パンフを購入したのですが、最後のスタッフ一覧に「坂本純一」さんの名前を見掛けました。指ヲタには指原Pの長年のマネージャー(太田プロ社員)として有名な名前です。それ以外の裏でも既に色々と関与している可能性もありますが、業務提携役として表に立つのも悪くない選択だと思います。

 

以上、今回は代アニ表記の削除を機に、代アニであることのメリット・デメリット、そして理想の体制に思いを巡らせてみました。太田プロに代表される有力な第三者の参画は夢物語ながら楽しいものですが、その分代アニの収益取り分が減ることをどう考えるかという現実問題があります。また「声優アイドル」の看板を完全に降ろしたとしたら、そこに魅力を感じてオーディションを受けたメンバー(特に「いかりんぐ」)のモチベーションケアも重要な課題です。

 

前記のとおり、名前の削除には必ず何らかの理由があると思います。「何となく」ということはあり得ません。

 

その理由がメンバーにとっても、ファンにとっても歓迎出来るものであることを信じたいと思います。(終)