名古屋の道路も高速も初見殺しだと思うベネ@名古屋日誌” | 名古屋に住むドイツ生まれのぬいぐるみの活動日誌

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ドイツ、ケーセン社のぬいぐるみと名古屋に住んでいます。主にドイツに住むベネの両親が心配しないように日誌を書いているという設定です。内容はドイツ、鉄道成分多めです。

ドイツ生まれのペンギンのぬいぐるみ、ベネです。最近Twitterで名古屋の道路がバズっていたので、ネットでは話題にならないけど、ちょっと変わっている名古屋の道路を2つ紹介します。

 

■100m道路

 

名古屋の元祖有名道路といえば、100m道路です。日本に「100m道路」と名乗っているのは、3本しかないのですが、そのうちの2本が名古屋にあります。1本は久屋大通、もう1本は若宮大通といいます。道の成り立ちとか歴史について書いてある良い記事を車のことをまじめに考えているGAZOOのページで見つけたので、貼っておきます。

 

さて、久屋大通は観光で訪れる人も多いので、見たこともあると思います。名古屋城の東側にある南北に走る道路です。地元の人もよくいくお買い物エリア「栄」があったり、イベントもあるので、よく行く場所ですが、何も説明がなければ気付きません。確かに5車線×2ですが、それ以上に大きい中央分離帯に目を奪われて、ベネですら、えっ?どこどこ?でした。つまり、中央分離帯の部分が広すぎて、5車線道路のインパクトがないのです。

 

よく考えるとこういう道路の使い方というのは、ヨーロッパっぽくおしゃれなはずです。でもここは、名古屋。ただただ「道路が分断されて不便」としか思いえないのです。ちなみに

こういう道路の使い方は次世代モータリゼーションの考え方として論議されるので、最新式ともいえるのですが、都市が違うだけで、受ける印象は大きく違うようです。

 

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もう1本の若宮大通(本名:名古屋市道矢場線)は街中から郊外まで東西に走る道路です。街中でみる若宮大通は高速道路の下なので、どちらかというと犬の散歩でよく行くところというイメージです。先日、千種あたりの道路を歩いてみました。一回の信号で渡り切れるかというと駆け足ならできますが、多くの場合、真ん中で渡るのをやめて2回の青信号で渡ります。



郊外で見るときは名古屋高速に乗るときに通る道路です。郊外でみるときは、広い歩道+下道4車線+高速道路4車線+下道4車線+広い歩道のため、幅を感じることができます。

 

この4または5車線の道路ですが、初心者ドライバー泣かせです。左や右に曲がりたい場合、次の交差点に向けて、左から右へ、右から左へと移動しなければいけないのです。車線から車線の移動はいろいろ大変なのですが、ここは名古屋。名古屋のドライバーの反射神経は日々鍛えられているので、恐ろしいほどスムースに行われるのです。みんなカースタントの仕事できるんじゃない?

 

■名古屋都市環境線は実は時計回りのみ

 

意外と誰も突っ込んでいないのですが、名古屋都市環状線は時計回りしかありません。山手線でいう内回り=外回りのうち、外周りしかないということです。内回りは存在しません。日本の都市にはそれぞれ都市環状線があると思うのですが、内回り=外回りの一方しかないのは珍しいと思います。そのため、名古屋から脱出する時は、出かける方向を考えて高速に乗らないと240度くらい回らなきゃいけないこともあります。ある意味、広義の環状交差点(ラウンドアバウト)なので、ベネとオーナーは大興奮中です(注:オーナーはラウンドアバウトが大好物)。

 

わかりやすい名古屋都市高速道路路線図はこちら。画像はHPから無断でお借りしました。

 

 

ちなみに市内を走るバスにも同じ傾向があるため、いつまでもたっても、永遠に内回りが来ないということがあります(実話)。

 

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他にもいろいろあるんだけど、今回は2つ紹介しました。

 

 

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