「そうだ、京都に行こう。」京都までたったの30分の旅。ベネ@名古屋日誌 | 名古屋に住むドイツ生まれのぬいぐるみの活動日誌

名古屋に住むドイツ生まれのぬいぐるみの活動日誌

ドイツ、ケーセン社のぬいぐるみと名古屋に住んでいます。主にドイツに住むベネの両親が心配しないように日誌を書いているという設定です。内容はドイツ、鉄道成分多めです。

ドイツ生まれのペンギンのぬいぐるみ、ベネです。2022年5月のぼくは「最近、乗り物に乗っていないな」と気付いたので、京都に行ってきました。自慢じゃありませんが、ベネのオーナーもベネも初京都観光です。どういうわけか犬もついてきました。そんな怒涛の初京都7時間を振り返ります。

 

※※※※※

 

全世界の人が大好きな観光地「京都」。ベネもドイツから旅立つときに「いいなぁ、京都」と言われました。しかし、ベネが住んだのは東京と名古屋。京都ではありません。そして、なかなか京都に行く機会がありませんでした。思い返してみるとベネのオーナーが京都に行ったのは、以前、京都サンガがJ1にいた時代です。いつの話だ‥。そして、サッカー観戦が目的なので、観光はしたことがありません。そんなわけで京都の魅力を知らないオーナーと乗りオタのペンギンのぬいぐるみ+犬で旅行することにしました。

 

 

 

今回は長時間かもしれないので、犬を連れて行きます。ちなみにドイツでは犬の留守番は6時間までです。犬を連れていけるところがあるのかなぁと思ったら、「金閣寺」「銀閣寺」は行けると書いてあったので、コースを設定してみたところ、「銀閣寺」と「哲学の道」が犬の散歩にも良さそうです。ただ、ルートを検索するとバスなどを乗り継ぐので結構時間がかかります。まぁ、不便そうな土地だからそんなものかなと思っていました。

 

ただ、旅行当日、犬の散歩友だちから、「嵐山ってところにトロッコ電車がある」と聞き、トロッコ電車に乗ったことがないから乗りたいなぁと思ったので、地下鉄に乗りながら、調べたら、犬も乗れるし、嵐山まで新幹線→JR線で行けることが判明。自宅からたったの1時間半ということも分かったので、とりあえず、京都に向かいました。

 

 

 

 

名古屋から京都は新幹線でたったの34分。京都駅から嵯峨嵐山駅まで18分です。そこからトロッコ電車で一駅目が嵐山のメイン観光スポットらしいです。新幹線の中でルートを確認してみるとトロッコ電車の終点まで行くと川下りができるようです。先週ラフティングをしたオーナーとベネは、川下りをしたくてたまらなくなったので、犬が乗船できるか確認して、できそうなので、行き先を変更しました。

 

京都駅に着いて、在来線に乗り換えるためにホームをおりていきます。嵐山に行く山陰本線は新幹線から距離がありました。例えるなら、ミュンヘンのU4地下鉄を降りて、中央駅の大きい番号のホーム(ローカル線)に行くくらい遠かったです。そして、山陰本線のホームは京都サンガの広告だらけ。あれっ?と思いつつ、山陰本線に乗ります。街の中をクネクネと走って、気が付いたら、山が近づいていました。

 

 

 

嵯峨嵐山駅は多くの人が降りるので、迷うことはありません。降りたら目の前のトロッコ電車のチケット売り場でチケットを買い、裏に「犬1頭」と書いてもらいます。そのまま、その横にある川下りのブースで川下りのチケットと川下りの乗り場まで行くバスのチケットを買います。犬はケージに入っていれば、バスも川下りもOKとのこと。ベネは、善良なペンギンのぬいぐるみですから、いつもどおり大丈夫です。

 

 

後から聞いたのですが、嵐山のトロッコ電車が見える鴨川のあたりは、火曜サスペンス劇場などでおなじみらしく、名勝地なだけでなく、テレビで見たあの風景ということでも人気らしいです。また、京都サンガの試合を見に来るアウェイサポーターに大人気らしく土日は普通の観光客+Jサポが押し寄せるらしいです。嵯峨嵐山駅から終点の亀岡駅までは20分。全席座席指定です。眼下を流れる鴨川と川下りのボートを見ながら、ガタゴト揺れる電車、ベネは満喫しましたが、犬はちょっとうんざりした顔。

 

終点に着いたら、バスの時間まで10分なので階段を駆け下ります。予約済みのタクシーとバスが待っているので、乗り込みます。乗り場は近いのかと思ったら、意外と遠くタクシー料金を見たときの遠さがわかりました。ちなみに歩くと1時間かかるそうです。途中、京都サンガのホーム「京セラスタジアム」を通りました。大きくて立派でした。駅からも近いし、名古屋からも行きやすいので、今度来てみよう。

 

 

川下りの切符を買うところでは、川下りの舟は毎時00分発と書かれていましたが、行ってみるとそんなことはなく、船は山手線のような間隔で出発していきます。ふと説明を見ると「川下りのボートの乗船時間は約2時間」と書かれていたのでベネは、飲み物とお菓子を買い、座る暇もなく呼び出されたので、ボート乗り場に向かいます。犬もちょっとだけ歩き、お行儀よくボートに乗り込みます。ベネと犬は一列空けてもらい、一番後ろの席です。

 

 

 

最初は、流れも緩やかですが、途中は急流になり、それなりに楽しいです。途中でラフティングをしている人や鉄道が入っているのを見たり、山歩きをしている人が川岸から顔を出したりしているのをみて楽しんでいるとあっという間に嵐山に近づきます。最後は、お店の舟が来て、みんなが団子とかを買っているのを横目で見ながら、船は予定通りの時間で川岸につきました。犬ですか?さすがに2時間は長かったらしいです。あとけっこう揺れるので、酔うようです。車に酔う子は考えた方がよいと思います。乗船できるのは、柴犬サイズまでと聞いています。

 

 

 

そこから、嵐山っぽい写真がとれるところに行って「京都に行ったよ!」の証拠写真を撮り、インスタ映えするところでインスタ映えするものを買い、写真を撮ってたら、スマホの充電が怪しくなってきたので、急いでコンビニを探すことになりました。すごく探して、途中で漬物とお寺にも行ったけど、やっと嵯峨嵐山駅の近くて見つけて充電器を買うことができました。スマホがないと新幹線にも乗れないので、スマホはほぼ命綱です。

 

 

その後は、JR線に乗って京都駅まで帰り、新幹線に乗るまでにお土産屋さんでこれでもかと京都らしいお土産を買いこんだベネでした。新幹線の中は会社員らしい人が多く、殺伐としていたので、とてもお菓子を食べながら観光気分をだせる雰囲気ではなかったので、出張帰りの雰囲気をまとい、名古屋駅で降りて帰りました。京都はいつ行っても良いと聞きますが、川を下りながらみる景色は桜の頃か紅葉のときがおすすめです。

 

※※※※※

 

自由にコメントできるのがネットのメリットですが、このブログは掲示板ではないので、コメントは受け付けません。ベネに伝えたいことがあったら、メッセージを送ってください。