在宅勤務と名古屋のラーメンがいまいちな理由を考えるベネ@名古屋日誌 | 名古屋に住むドイツ生まれのぬいぐるみの活動日誌

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ドイツ、ケーセン社のぬいぐるみと名古屋に住んでいます。主にドイツに住むベネの両親が心配しないように日誌を書いているという設定です。内容はドイツ、鉄道成分多めです。

ドイツ生まれのペンギンのぬいぐるみ、ベネです。先週のぼくは、緊急事態宣言により、出社が週2日になったベネPの在宅勤務を見学したり、「名古屋のラーメンがなぜおいしくないか」を真剣に考えたりしました。そんなベネの一週間を振り返ります。

 

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愛知県で何度目かの緊急事態宣言がでたため、ベネのオーナーの夫(ベネP)の出勤数は1週間あたり2.5日(実質3日)から1.5日(実質2日)になりました。これにより、ベネPはオフィス:家=5:2の生活基盤比率からオフィス:家=2:5になり、退職後のお父さんの在宅比率みたいになりました。ここまでくるとベネたちも「退職後の生活の予行練習」と割り切ることにしました。

 

ベネ「お父さん、お昼ごはんができましたよ、今日はキシコロです」

 

2020年から突如始まった在宅勤務は、いろいろなところに影響を与えました。例えば、不動産の賃貸市場では、ワンルームの入居率が下がり、賃貸物件としてなりたたなくなったとベネPの家の管理会社からのお知らせに書いてありました。もちろん、投資用マンションを持っている人にとっては大きな痛手だそうです。

 

1人暮らしでも一部屋だとちょっと息が詰まる在宅勤務。「ワンルームをもう一部屋借りればいいじゃん」というベネの弟の独り言は横に置いとくとして、一般的には、今住んでいる家のどこかを仕事部屋にするそうです。部屋数があればいいのですが、難しいというのが実情です。

 


家族がいて、複数部屋がある場合、どうなるかというと、お父さんが子どもの勉強部屋を使っているケース、マンションの自習室を使っているケース(なぜか近くに住む同僚も来ている)など子どものスペースを占領するケースが散見されます。これからのマンションの共有施設の一つにジムではなく、シェアオフィスが必要になる日が来るかもしれません。ベネの家では、みんなに個室があるので、部屋の問題はないそうです。

 

本題ですが、「在宅勤務って何をしているの?」「さぼっていないの?」と疑問に思う人も多いと思いますが、さぼる暇はありません。ベネPの場合、なんと通勤時間がなくなったので、その分仕事が早く始められるといって、朝の7時から仕事を始めます。あと、机に3台パソコンを並べて、スマホを3台使って、いつもなにかの作業をしています。スマホは部内のグループチャット用だそうです。遊んでいるのかと思って、話しかけると怒られます。

 

こんな状況なので、同居人のベネも家でだらだらするわけにいかず、黙って座っているのですが、気が付いたら、寝て起きて(居眠り)ばかりしてしまうので、なかなか難しいものです。

 


机は元々大きかったのですが、増設されました。もちろん、噂のZOOM会議もしています。7時間で10個ぐらいの会議をしているのですが、内容は聞かないようにしています。でもこの前、頻発される名字があったので、「●●って何?」と聞いてみたところ「(宣言前の)行きつけの居酒屋の名前だよ」とのこと。なんだろう。このもやもや感。

 

オフィスから離れることで会社内の対人関係の悩みは、今のところ、ベネPにはないのですが、部内にはメンタル不調におちいる人(予備軍)が増えたようです。めったに会わないので、気が付いたときに周りが手を差し伸べる間もなく、休職してしまうらしいです。コロナ禍になって、こういう精神的ケアの難しさを感じます。

 


ランチは?というと最初の頃は、家でベネのオーナーがつくっていたのですが、10回作ったところで嫌になってしまったので、最近は、30分しか休憩がないときは、ランチボックスを買いに行ったり、1時間あれば、ビストロに食べに行ったりします。ランチに関しては、名駅あたりのビルより、バリエーション、味、価格とも覚王山、池下界隈のほうが良いそうです。もちろん、体重もお腹も順調に育っているのです。

 

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以前、名古屋のラーメンがいまいちという話をしたかと思いますが、先週もおいしいラーメンを探すために、高評価のラーメン屋に行ってきました。結論からいうとやっぱりいまいち。ただ、11時の開店でお店の中に座席数(20位?)と同じ位待っている人がいるくらいの人気店です。そのため、客観的な評価ではかなりお勧めなお店だとフォローしておきます。

 


各店のさまざまな麺類、ラーメンを食べてみてわかった「名古屋にあるラーメン店の特徴」をまとめるとこんな感じです。

 

⓵ ラーメンの値段が安いお店はフルサイズチャーハンがつく率が高い

② ラーメンの値段が高いお店はチャーハンがつかない

③ ラーメンと台湾ラーメン(麺類の一種、名前)は同じ店では食べられない(例外もある)

④ ラーメンの味は味噌が人気というわけでもないようだ

⑤ 名古屋で一蘭(博多ラーメンの有名店)を見る率が高い

⑥ 岐阜タンメン(麺類の一種、名前)と一蘭は別のジャンルなのに共通点が多い

⑦ 名古屋のラーメンは麺にこしがない

⑧ スープの味は悪くない

⑨ この嗜好⑦⑧は名古屋人のソールフード「寿がきや」の影響が大きい

⑩ 名古屋の人は「こしがない麺(例:きしめん、あんかけスパの麺)」が遺伝子レベルで好き

 

こんな理由により、東京や大阪の人にとって名古屋ローカルのラーメンチェーン店の麺は「こしがない」「いつも麺が伸びている」「ラーメンがおいしくない」という評価になっているようです。

 

その中で一つお勧めするのなら、岐阜タンメンがお勧めです。岐阜タンメンという名前ですが、台湾ラーメンと同じように「そういう名前のタンメン」だそうです。



ベネPいわく「学生時代に食べていた南九州によくあるラーメンの味がするので好き」とのこと。…名古屋の「寿がきや」とそんなに変わらない感想なのです。もちろん、ベネの家でもカップ麺でストックしています。このカップ麺は寿がきやです。たぶん、東京に帰ったら、一番恋しくなるのがお店で岐阜タンメンが食べられなくなることのような気がします。

 

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