●東方歳星(とうほうさいしょう)
(※画像は「文化遺産オンライン」から)
(東京国立博物館所蔵「九曜像」)
これ木曜星にして、その星の周囲一百里、魯衛の
分に属す。
もし人、この年の本命に臨めば、官を加え、禄を進め、
貴人と交通し大吉なりと。
その形は卿相の如く青衣を着け、亥冠を頂き、華菓を
持つ。
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今回は九執の「木曜星」で、天体はそのまま「木星」です。
※九執の以前のまとめは以下に(↓)。
今回も説明文中の言葉はほぼほぼ意味不明ですが、
とはいえ良さげだろうことは察しが付くかと。
実際、善悪でいうと「善」に該当されてます。
仏尊として薬師如来が当てはめられています。
数え年で
9歳、18歳、27歳、36歳、45歳、54歳、63歳、72歳、81歳、
90歳、99歳の者がこの星の影響を受けるとされ、この年は
全てが順調で、仕事を始めるにも良く、お金も貯まり、慶事の
多い年とされる一方、木を切ってはならないとされるようです。
・・・・でもまぁ、話半分で。
だって、
自分は去年これに該当しましたが、お金は全く貯まってませんし、
慶事と呼べる出来事はほぼ皆無でしたから・・・・。
木だって切ってませんし・・・・
所詮、人類を9分割した程度では占いきれる筈もありますまい。
まぁ、100分割くらいしたとしても、先月に80億人に達した人類
全員が、余さずその1/100に該当するとも思えませんけど。
ともあれ真言は、
「ノウマク・サマンダ・ボダナン・オン・インダラヤ・ソワカ」
です・・・・
どういうわけか、帝釈天の真言まんまです・・・・
どういう謂れからでしょうかねぇ。
ちなみに以前UPした真言は
「オン・ボラカ・サンバチシリ・ソワカ」
でした。
今回引用した本には別の形が書かれてましたが、
意味がいまいち理解できませんでした。
でもまぁ、以前に引用した本からのもので問題ないでしょう。