●白衣観音(びゃくえかんのん)
(※画像はwikipediaより)
別名「大白衣観音」・「百処観音」。
インド発祥の変化観音であるとされる。法華経の
観音経では観音菩薩には三十三の姿があるとされ、
白衣観音は「胎蔵界曼荼羅観音院」にあるその中の
一つであるとする。
その一方で、阿弥陀如来の妃にして、観音菩薩を
始めとした諸観音を生む部母ともされた。
曼荼羅に於いては一面二臂で白衣を着て、岩座に
座した姿で描かれるが、現代では群馬県にある
高崎観音のような姿が一般化している。
白衣観音といえば、やはり「高崎観音」でしょう。
ウルトラマンのハリウッド映画化決定やら、庵野監督の
シンウルトラマンやら、ゴジラvsコングやら、ガンダムを
動かすプロジェクトやら、巨大な物体に関する話題が
豊富な昨今、やはり捨て置く訳にはいきません――と
いっても、結印が分からないので捨て置いたのですが・・・・。
九州在住なので一度も高崎観音の実物を拝んだことは
ありませんが、町中から撮られた写真や動画を見ると、
子供の時分に回帰するような感覚があります。
なにせウルトラマンやエヴァンゲリオンとほぼ同じ高さ
ですからねぇ。
でも、茨城県の牛久大仏はその約3倍の高さなんですよねぇ。
そっち見たら卒倒するかも~。
・・・・ま、それはそれ、御利益ですが
観音様の姿の一種なのに観音様の母親という謎加減、
それ以前に菩薩で女の神という有り得ない設定(?)
なのですが、その母性からか御利益もそれに倣った
優しいものになっています。
「無病息災」・「病治癒」・「子授け」・「安産祈願」
真言は
「オン・シベイテイ・シベイテイ・ハンダラ・バシニ・ソワカ」
印は、前述した通り分かりません・・・。
ただ、曼荼羅の白衣観音像は「与願印」を結んだ形で
描かれているとのことなので、それでよいかと思います。
奈良の大仏の左手側の形といえば分かりますよね。
※追記
ダウジングで問い合わせてみましたが、既に観音様との
御縁がある方は、白衣観音様との御縁は早々に結べるとの
答えを頂きました。
観音様と御縁を醸成できている方で、白衣観音さまと
同じ御利益の神仏と新たに御縁を結びたい方は、断然
白衣観音様の真言を唱えられた方が早いかと(両方の
御縁を深めた方が後々のためには良いかも知れませんが)。