この物語は【SOPHIA追憶の花】ソフィの旅の続編です
[導き手はゼラニウム]
【ヴラド機関とは】
吸血種側と人間種側と存在する特殊な組織だ元々は永遠の命を持つTRUEofVAMP真の吸血種の【TORMP】を信望するニコ-ヴラドが
TRUMP教団の開祖となり
しかしクラウスはどれだけ親しい友が居ようが
クラウスを神として崇め様が
その者達は100年もすれば皆必ず死んで行く運命
そんな寂しさから逃れたい一心で
クラウスが信頼の置ける吸血種達に次々と永遠の命を与えたFALSEofTORMP【FALMP】を次々に生み出し
そして永遠の楽園を築き繁栄を桜花した
ヴラド機関はすべての永遠の命の吸血種の管理者として、
認められた者以外の不死者を認めず
無闇に永遠の命を求め近付く者をTRUMP教団ヴラド機関の裏の監理組織の暗部が彼等を粛清する
ヴァンプのヴラド機関とは そんな組織なのだ
【人間種側のヴラド機関の始まり】
人間の命も吸血種と同じく短い
しかし吸血種の持つ永遠の命を恐れと憧れが入り乱れている
在るものは駆逐しようと又在るものは自らも永遠の命を得ようと企て
吸血種狩りを行う様になり
血で血を洗う千年もの長岐に渡る戦いが起きた
それを後に【血の戦争】呼ばれる様になる
人間種のヴラド機関の始まりは血の戦争を終わらせる目的が発端である
求められた条件は永遠の命の吸血種を全員の死を確認する事であった
しかしTRUMPは始まりの吸血種で唯一絶対に死ねない存在で在るため
【TRUMP】が生み出した不死の【FALMP】
【TRUMP】のみが死を与える事が出来る不死の【FALMP】の全員の死を
【TRUMP】によって行使され
【FALMP】全員が死んだ事を人間達に認められた事で
人間種吸血種共に鉾を治め
血の戦争を終わらせる事が出来た
そして【種の不可侵条約】を締結する話し合いが成される事になった
そこでは絶対に死なない不死者TRUMPは行動の制限の監視による管理を求められたが
吸血種はTRUMPのイニシアチブによって支配されていて感情の起伏に左右してしまう為
イニシアチブの影響を受けない人間種のヴァンパイアハンターが秘密利に厳しい試験を突破し選び抜かれ ご機嫌伺い役を担う事となった
これが血色の赤地に黒色の人形の紋章の【ヴラッドドール】
通称【ヴラド機関】と呼ばれる
表向きには彼等をギルドの諜報組織【ヴラックドール】と呼ばれている
それが人間種側のヴラド機関の始まりである
[続く]
この物語は【一人ぼっちのリリー】のシリーズです
ストーリーの伏線等ございますので
①【一人ぼっちのリリー】から
②【TORMP外伝】百合子のソフィの話
③【SOPHIA追憶の花】ソフィの旅
④【SOPHIA勿忘草】シルベチカの物語
⑤【SOPHIA裏切りの花】
の順にお楽しみ下さい
