少女達は親の意向でこの学院に入学したが
その理由はよく分かって無かった
自由な校風や制服の多様性が断る理由も無く入学した者が殆どだったからだ
しかし身内のステーシー化を見てその末路の経験から
最も安心とする天狼の神に愛された当学院を駆け込み寺の様に頼って来た者も居るからだ
彼女等が語るステーシーを
ある種の都市伝説的な扱いで笑い飛ばしている反面
被害に遭った当事者の真剣な体験談は
UFOを目撃した人の語りを対岸の火事の様な
現実味を感じない遠くの世界の出来事の様なオカルトの浮世話として真剣に取り合わなかった
そんな中、或る少女は手に入れた
オカルト雑誌[ヌー]に連載されている
[ステーシーズ全談]と[大麦 賢治]云うステーシー化した少女達に纏わる話を取材ベースで小説化されていたのだ
興味有る少女達は夢中で読み
オカルト研究部を立ち上げ
学院内で密かにステーシー現象は都市伝説的ムーブメントが巻き起こっていた