【縫々王国】仕立て屋セトカ | 人形ファンタジーの世界【ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)】クリエイター・ナカノカナ

人形ファンタジーの世界【ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)】クリエイター・ナカノカナ

大阪のちいさなアトリエで縫々王国(ヌイヌイオウコク)というウサギのぬいぐるみたちが暮らすファンタジー世界を生み出しています。個展やニン材派遣など個人企画を中心に、人形と物語にまつわる活動を展開しています。

こんにちは、ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)ナカノカナです。

 

昨日7/30にお誕生日を迎えたボタンウサギをご紹介しますね。

縫々王国の初期の頃に誕生した、なつかしい女の子ですよ♡

 

 

 

彼女の名前はセトカ。

西部の港街・カナキンで仕立て屋を営んでいます。

 

 

カナキンは『王国の玄関』とも呼ばれる商業の中心地。
海外から珍しいものが、たくさん入ってきます。


彼女は元々この街の出身。
ベテラン師匠のもとで修行を積んだ後、

昔なじみのお店が軒を連ねるこの街で、仕立て屋を始めました。
 

 

先日ご紹介した帽子屋ラウルのお店の斜向かいに

彼女のお店があります。

 

 

そして、仕立て屋の斜向かい(帽子屋のとなり)には靴屋がありまして

その店の息子とセトカは幼なじみ。

 

顔を合わせる度に、何かとちょっかいを掛け合うふたりを

周囲はほほえましく見つめているのです。

 

 

 

さて、恒例の制作裏話を。

彼女が誕生したのは2013年。まだ私が駆け出し2年目の頃ですね。

 

その頃お世話になっていたネットショップを介してのオーダーのご依頼で制作させていただきました。

オーナー様のペットのウサギのセトカちゃんがモデルです。

 

職業のご希望が「ファッションデザイナー、もしくは服飾関係」とのことで

「縫々王国の世界だと、どんな職業になるのかな?」って

うーんと考えて、仕立て屋さんが浮かびまして⋯。

 

とはいえ、当時は服を着ているボタンウサギも少なかった頃で

(私にまだ服を作る技術がなかったのです⋯)

彼女にも服は着せていないのですが⋯

 

仕立て屋さんが登場したことが

服作りにも力を入れるきっかけになったのかも、って

今になって思います。

 

 

ちなみに、そのネットショップの経営者のひとりが

現在『ダマスクコットン大作戦』でお世話になっている山根さんだったり(笑)

 

 

人生って不思議なご縁の糸が

絡み合うようにつながっていて

 

後から見れば

無駄なものはひとつもないんだなぁと

最近つくづく思うのです。

 

 

セトカちゃん、元気にしてるかな。

オーダーいただきありがとうございました。

いつか会えると嬉しいな♡

 

 

【Setoca/セトカ】
 7/30生まれ
 出身地:西部・所在地:西部
 職業:仕立て屋
 斜向かいの靴屋の息子とは幼なじみ。
 (2013年オーダー制作「縫々王国の住民になろう!」)

 

 

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