プロカメラマンさんにお会いしてきました | 人形ファンタジーの世界【ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)】クリエイター・ナカノカナ

人形ファンタジーの世界【ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)】クリエイター・ナカノカナ

大阪のちいさなアトリエで縫々王国(ヌイヌイオウコク)というウサギのぬいぐるみたちが暮らすファンタジー世界を生み出しています。個展やニン材派遣など個人企画を中心に、人形と物語にまつわる活動を展開しています。

こんにちは、ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)ナカノカナです。

先週、カメラマンさんにお会いしてきました。
人物やスポーツ、風景、ドールなど様々な撮影をされているプロカメラマンさんです。


私は誰かと一緒に何かつくるとき、相性ってすごく大事だと思っていて。
名前が売れている人なら任せて安心とか、そういうのより、
私自身がお会いしてどう感じたのかを大切にしています。
 

今回お会いしたGiroさんは、以前から縫々王国を応援してくださっている方で。

3時間ほどお話したのかな。でも時間を忘れる感覚で。
話の流れの中で自然にジーナちゃんを撮ってくださったりして。

いいものができる、って確信しました。


その日の晩、なんだか心が軽くなっていることに気がついて。
思えばここ数年、ずっと写真のことで悩まされていたんだよなぁって。


実は初めてボタンウサギを撮っていただいたプロカメラマンさんが、百貨店催事の商品撮影の方で。
その時の写真に、背筋が凍り付いたんです。


写真自体はとても綺麗だったんですけど
ボタンウサギをモノ(=命のないもの)として撮られていたんですね。(うーん、伝わるかなぁ)

そのカメラマンさんの立場を考えると無理もないことなんですけど、私にはかなりショックで…。


被写体に対する愛情の差だとしたら、この子たちを一番可愛く撮れるのは自分しかいない!と

そこから一眼レフを購入して、カメラの本を読んだり講習を受けたりして、多少は撮れるようになったけれど…。

でもカメラという機材に対する愛情は、カメラマンさんにはかなわないなぁと、撮るほどに思えてきて。

自分でやってみてようやく気付いたことなので、遠回りだったかもしれないけど。
けれど「それなら私はどんな方に撮影をお願いしたいのか」ということは明確になった気がします。


私には心から表現したい世界があって。

だけど、技術はまるで足りない。てんで足りない。

自分がもどかしくて悔しくて…。

 

だけど、大道具さんに小道具さん、デザイナーさん、カメラマンさん…
ありがたいことに、協力してくださる方とつながりができて、そのたびに心が軽くなっていくのを感じています。

私が子どもの頃から愛してやまない、人形たちの世界。
私はその世界を、優しさとユーモアを共有できる仲間と共に、伝えることだけを考えればいいんだ、と。


本格的な撮影はまだこれからだけど

いいものを生み出していける感触にワクワクしています。


来月後半からいよいよ神戸で7th個展です。
楽しみにしていてね。

◆2019.10/17(木)~31(木) 

 縫々王国 ボタンウサギとボタンの魔女

 gallery ARCA(神戸・元町)

 

それではまたね!

 

 

 

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