どうしてぬいぐるみをつくっているのか?について考えてみた(その2) | 人形ファンタジーの世界【ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)】クリエイター・ナカノカナ

人形ファンタジーの世界【ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)】クリエイター・ナカノカナ

大阪のちいさなアトリエで縫々王国(ヌイヌイオウコク)というウサギのぬいぐるみたちが暮らすファンタジー世界を生み出しています。個展やニン材派遣など個人企画を中心に、人形と物語にまつわる活動を展開しています。

こんにちは、ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)ナカノカナです。

 

そもそも、どうして私はぬいぐるみ(人形)をつくっているのか?
について考えてみたの話、その2です。
 
・その1はやじるしこちら
 
 
さて、幼稚園の頃の記憶で忘れられないのが、ウサギのぬいぐるみ事件。
 
私が通っていた『幼児生活団』というところでは、子どもが描いた好きな動物の絵を
親がぬいぐるみにして(もちろん内緒で)
クリスマス会でサンタさんを介してプレゼントするというほほえましい行事がありまして。
(今思うと、裁縫の苦手な親にはすごい負担だったんじゃないのかな~)
 
で、私が描いたウサギの絵を、母は再現したらしいのですが…
 
 
渡された人形を見て、私はショックを受けた!
 
周りの友達が貰っているふっくら丸っこいぬいぐるみと比べて、どうにも可愛くない。
胴がびよーんと長くて、耳はへにょんとしていて、頬がぷっくり。
 
こんなウサギ、描いた覚えはない。
この頃、子どもながらに絵には自信があったのだ。
でも私の絵が元になっている(らしい)。
 
母の名誉のために言っておくと、洋裁の得意な人なんです。
子どもの頃はよくスカートを縫ってくれたりなんかして。
ただ、布のチョイスがとても地味で、子どもらしくはなかったけど…。
 
 
さて、ウサギのぬいぐるみ。
マズかったのは私の絵なのか、母の腕なのか…。
このウサギの出来栄えに、怒ったのか、泣いたのか、それともありがとうと言えたのか。
 
全く思い出せないんですけど…。
 
子どもながらに困惑した苦い思い出として記憶に残っているのです。
 
だけど、ぬいぐるみは”作れるもの”だと知ったのは、
このことがきっかけだったと思います。
 
写真で被っているあまり可愛くない(失礼な…)帽子も、母が縫ったもの。
私は5人きょうだいの一番上だったこともあって、小さい頃はいろんなものを手作りしてもらいました。
 
おかげで、私の中で裁縫に対するハードルが低かった(気負いがなかった)のは幸運でした(笑)
 
次回に続きます。
 
 
 

 

 

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