今月、BSプレミアムで『ブリティッシュ・ベイクオフ2』が放送されていて、それを録画して休日のたびに見ていた。
立て続けにがっつり見ていたせいか、パンをトーストするたびに脳内にポールとメアリーが現れるようになった。
ロールパンをちょっと焼きすぎたなと思った瞬間に、脳内でポールが「これは焼きすぎだ。ここがちょっと焦げている」とダメ出しをし、「だが、味はいい」と言う。
食パンがいい具合に焼きあがったときは、メアリーが出てきて「外側はサクサクで中はふんわり、うまく焼けているわ」と褒めてくれる。
冷凍の今川焼をレンチンして食べようとしたときに一部分がまだ冷たかった時などは、すぐにポールが「そもそも何かが間違っている」と指摘してきた。
お店でパンを選んでいても、脳内ではポールが「大きさと形がすべて揃っている。焼き色も均一だし、これは上出来だ」とかなんとか言っている。
栗まんじゅうを食べていると、メアリーが「皮の厚さがちょうどいいし隙間もない。餡子の甘さも素敵よ、おいしいわ」と感想を言ってくる。
困ったもんだ。
そしてそして、4月からはEテレで『ブリティッシュ・ベイクオフ』が放送される!
たぶんきっと、私の脳内にはポールとメアリーが住み着いてしまい、これからもパンやお菓子を選んだり食べたりするたびに何か言ってくるだと思う。
むむむ…
『ブリティッシュ・ベイクオフ』も『ソーイング・ビー』もどっちも大好きな番組なので、脳内にポールとメアリーが住み着いてしまっても、まぁそれはそれでいいかな、と考えています。
慣れればけっこう楽しいのかもしれないしね。