今回のオーケストラ・コンサートで、PIERROTの曲もやると聞いたとき、私が思ったのは「このLIVEはきっとキリト兄様にとってはPIERROTの告別式なんだな」そう思いました。
前回のホールTOURのアンコール時にPIERROTの曲のカバーを兄様が演奏したのを見たときにふと思ったのは、「これは兄様にとってのPIERROTのお葬式(お通夜)なのかな・・・」でした。
PIERROTの解散の仕方って、人で例えると「慌しくお葬式をする間もないまま亡骸を埋葬して、お経も上げられずに今日この日まで来た・・・」という感じだったから、兄様としてはPIERROTに対してちゃんとした供養をしたかったのかもしれません。
今回はオーケストラ・コンサート・・・というコンセプトを意識してか、服装はコスプレとロリータの方がいつもより少なく、
シックにドレス・アップ若しくはゴシック系の服装の方が多かったように思います。
(斯く言う私はアオザイを着てきました・・・(*^o^*)。)
いつものLIVEと違い、会場BGMもロックの曲ではなく、開場SEもブザー位でそのまま照明が暗転。
ステージ上の人間の数がいつもより多いこと、喚声が無い事、それが真に今回のLIVEが「オーケストラ・コンサート」
であることの証明でした。話を聞いて、想像してみてもしきれなかった現実がそこにありました。
荘厳な空気が流れる中、聞き慣れたあの曲のSE。・・・1曲目は「HEAVEN」!
御馴染みの飛び散った羽根の映るスクリーンを背に兄様は、御馴染みの所作で歌い始めました。
いつもなら、ここで沢山腕が上がって盛り上がるんですが、今回は上がりません。
さすが「オーケストラ・コンサート」(*^ー^)
耳に馴染んだ曲だけに、オーケストラの力での変身振りがはっきりとわかります。
そのままの流れで「新月」「壊れていくこの世界で」。MCも入らずに粛々と曲が演奏されていきました。
「壊れていくこの世界で」の後、再び聞き慣れたあの曲のSEと映像が・・・。今度は「FIRST CRY IN THE HADES (GUILTY)」。どうやら、代表作のアルバム3つ(「FINALE」「PRIVATE ENEMY」「HEAVEN」)ごとに幾つか選曲して演奏
されていくらしい・・・という事にこの時点で気付きました。
続いて演奏された「Waltz」は、あまりにも元の曲から変身し過ぎていてキリト兄様が歌い出すまで、
何の曲かわかりませんでした(;^_^A クラシックの音楽は詳しくないので分かりませんが、耳にした感じでは本当に円舞曲
(ワルツ)みたいに聴こえました(^_^)。
「パウダー・スノウ」では指揮者の藤原いくろうさん自らピアノ演奏。正直言って、聞き慣れたアコースティック・ギターでの
イントロよりも綺麗でせつないなぁ・・・なんて思いました。
「PRIVATE ENEMY」からの最後の1曲は「LAST CRY IN THE HADES (NOT GUILTY)」。
実は、私1曲目「HEAVEN」辺りから感動して半べそ(クラシックの生なんて学生時代以来だし、
自分の知っている曲ばかりだから余計感動して半べそ掻きまくり)掻いていたんですが、この曲は素で聴いても
1番感情が同調してしまう曲なので、しゃくりあげて号泣してしまい、泣き声が響かないように慌ててハンカチで口を
覆いました・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
「FINALE」からはまず「FINALE」が登場。続いて「ICAROSS」「ラストレター」。
今更ですが、もしかするとですが「FINALE」「ICAROSS」「ラストレター」ってこんな風にクラシックで演奏される
(感じになる)ことを意識して当時作曲されたのかな??なんて思っちゃいました。
この3曲が1番クラシック化が馴染んでいる気がした曲だったので。
「FINALE」からの最後の1曲は「CHILD」。1番オーケストラ化したことでパワーUPした曲はこの曲のように感じました。
いつも全員で合唱するサビのところはどうして良いものか迷った人も多く、いつもより静かな感じになりましたが。
(実は私も条件反射で歌おうとしたのですが、どうして良いものか迷ってしまい結局歌いませんでしたが・・・。
ホントにどうしたらいいものやら・・・)
「CHILD」終了後、やっとキリト兄様のMCがでました。
席が遠かったのでヘアメイクの柳さんの仕上げぶりがよくわかりませんでしたが、髪がさっぱりとしていて、
シャツもジャケットも黒いスーツでシックないでだちでした。
「この重い雰囲気結構好きです」
「自分が今どうしてこんなところに立っているのかわかりません」
「僕のことはマグロと覚えていてください」
「眠くなってませんか?」
・・・などと随所笑いどころを用意しつつも(^∇^)、PIERROTを始めた頃、ソロを始めた頃、PIERROTが解散した時のこと
を真剣に語りつつ、「Hameln」へと流れていきました。
「DOOR」「再生の朝」「EXIT」が演奏され、再びMC。「Period」は本来はCD化する予定がなかったことを説明し、
最後の曲「Period」へ・・・。
「Period」終了後、文字通りの割れんばかりの拍手が会場に響きました。
オーケストラの方たちもステージからはけ、会場が暗転。
そのまま静かになって追い出しの影アナでもあるのかと思いきや、最前列センターの人たちから続々と人が立ち上がり
拍手に替わって「キリト!!」コールが会場を席捲。
しばらくすると、ステージ上にはオーケストラ以外にも何処かで見たような(^∇^)パールのドラムセットが・・・。
再び現われたキリト兄様の「お前らこれじゃ物足りないだろ!!」と煽る声にドレスアップして大人しくしていた全員
(自分含む。笑。)が拳を振り上げて応えました(≡^∇^≡)
(この時何となくオーケストラの人が心なしかニコニコしてたような気が・・・笑。)
キリト兄様の「数名のゲストを呼びました」というお呼びの声で、ステージ上にはTAKEOさん、藤井麻輝さん、松田さん、
TOHRUさんがシックないでだちで登場。如何にもオーケストラ・コンサートを意識した感じでした(^o^)
そしてオーケストラの人も交えて演奏されたのは「TEAR」!!今までじっとして座っていた分を取り返すかの如くの
大盛り上がりでLIVEは終了しました。
このブログをUPしている今日、あと数時間後で2日目スタートです。
今日はどんな感じになるのか・・・。これから楽しみです
(それそろ出ないと遅くなるので、この辺で。今日の続きはなるべく早く更新したいところです)