JR嵯峨野線 令和5年3月ダイヤ改正に関して2
(令和5年3月18日ダイヤ改正9のブログ)
(個人的見解、私見、感想等も記載)
【投稿日 令和5年5月30日】
【修正 令和5年6月1日】
1 はじめに
(1)令和5年3月ダイヤ改正 JR嵯峨野線及び山陰本線(私見、再掲)
令和5年(2023年)3月18日にJRで実施されたダイヤ改正について、以前のブログで記載した通り、私自身は、JR嵯峨野線及び山陰本線に限って言えば次の点に注目しています。
令和5年3月18日ダイヤ改正
JR嵯峨野線及び山陰本線に関して
(R5.3.20~R5.4.11判明分)
①「園部発豊岡行き普通列車」「園部発城崎温泉行き普通列車」「豊岡発園部行き普通列車」の新設(JR山陰本線園部~豊岡・城崎温泉間に直通の普通列車が新設)
②特急はまかぜ1号が鳥取行きに変更され、特急はまかぜ4号は鳥取発に変更
③森の京都QRトレインのリニューアルと運行再開
④JR嵯峨野線に旧関空快速の223系2500番台(223系R52編成等)が投入。
⑤JR嵯峨野線に上記以外の新たな223系R編成投入。
⑥JR嵯峨野線の快速について、朝夕の一部快速列車の両数変更等。
⑦JR嵯峨野線に1編成当たり6両の列車(223系P編成、221系F編成)の投入。
⑧JR嵯峨野線内における運用の大幅な変更等
※上記以外については、事情により記載省略。
※JR嵯峨野線:山陰本線京都~園部間
(#353、358等のブログにも記載。URLは下記7にて記載)
(2)今回のブログでは
今回のブログでは、上記のうちJR嵯峨野線において実施されたR5.3.18ダイヤ改正の概要について記載しようと思います。
2 ダイヤ改正と列車の勇姿等(JR嵯峨野線)
(1)JR嵯峨野線に新たに投入された旧関空快速の223系2500番台
<①R5.3.20~27に投入>
令和5年3月20日以降JR嵯峨野線に新たに「旧関空快速」(新聞報道等では元関空快速と呼ばれることが多い)の223系2500番台が投入されております。私自身がR5.3.20~27に確認した限りでは、以前のブログで記載の通り、略称で記載すると、223R51、223R52、223R55、223系R57編成がこの期間に新たに投入されたようです。
<②R5.3.29以降に投入>
しかし、R5.3.29以降も新たな編成が順次投入されていきました。
<③令和5年5月時点>
上記①・②の結果、令和5年5月16日時点におけるJR嵯峨野線の223系2500番台(旧関空快速、元関空快速)の列車は次の通りとなります。
令和5年5月時点
JR嵯峨野線で運行されている
223系2500番台(旧関空快速)
・223系R51編成(223R51、R51)
・223系R52編成(223R52、R52)
・223系R53編成(223R53、R53)
・223系R54編成(223R54、R54)
・223系R55編成(223R55、R55)
・223系R56編成(223R56、R56)
・223系R57編成(223R57、R57)
・223系R58編成(223R58、R58)
※「223R51」等は当ブログ独自の略称
※いずれも、1編成あたり4両
<④勇姿(例)>
JR嵯峨野線に新たに投入された223系2500番台(旧関空快速、元関空快速)について、以前のブログで掲載した写真以外の写真を掲載します。
(2)新たな223系6000番台の投入
<①新たに投入の223系6000番台>
令和5年3月17日のJR嵯峨野線における223系6000番台については、略称で記載すると、223R01、223R03、223R04、223R201、223R202、223R203、223R204、223R205のみだったと思います。しかし、令和5年3月19日頃に新たに223R05が投入され、その後も新たな223系6000番台が順次投入されていきました。また、別記の通り、森の京都QRトレインも運行再開となりました。その結果、令和5年5月のJR嵯峨野線における223系6000番台の列車は次の通りとなります。(R5.6.1修正)
令和5年5月時点
JR嵯峨野線で運行されている
223系6000番台
・223系R01編成(223R01、R01)
・223系R002編成(223R002、R002)(森の京都QRトレイン)
・223系R03編成(223R03、R03)
・223系R04編成(223R04、R04)
・223系R05編成(223R05、R05)
・223系R201編成(223R201、R201)
・223系R202編成(223R202、R202)
・223系R203編成(223R203、R203)
・223系R204編成(223R204、R204)
・223系R205編成(223R205、R205)
・223系R206編成(223R206、R206)
・223系R207編成(223R207、R207)
・223系R208編成(223R208、R208)
・223系R209編成(223R209、R209)
※「223R209」等は当ブログ独自の略称
※いずれも、1編成当たり4両
※223系R編成は、223系2500番台(旧関空快速)と223系6000番台のこと。(R5.6.1追記)
※当ブログでは、上記(1)の223系2500番台を「223系R2500番台」「223R2500」等の表現で表記する場合があります。(R5.6.1追記)
※当ブログでは、上記(2)の223系6000番台を「223系R6000番台」「223R6000」等の表現で表記する場合があります。(R5.6.1追記)
<②勇姿>
(3)森の京都QRトレインのリニューアルと運行再開
森の京都QRトレインについては、令和5年3月27日以降JR嵯峨野線で再び見ることができるようになりました(運行時間帯は、日によって全く異なる。後日改めてブログ作成予定)。リニューアルされているように見えました。その勇姿は次の通り(以前のブログで掲載した写真以外の写真を掲載)
※以前のブログにて森の京都QRトレインを「223R2」と記載することがありましたが、今後も当ブログでは森の京都QRトレインを「223R2」と記載する場合があります。
3 令和5年4月10日~14日の事例
(1)編成
参考までに、令和5年4月10日~14日のJR嵯峨野線の228M、2202M、2204Mの編成について掲載します。
(5.5UP)
(2)勇姿
参考までに、令和5年4月14日のJR嵯峨野線における森の京都QRトレインの勇姿を掲載します。
※令和5年4月14日の14時37分頃にJR八木駅にて自分で撮影した森の京都QRトレイン
※この日の森の京都QRトレインは、228M・229M・238M・243Mの園部側4両で使用される。243Mが園部駅到着(園部10:16着)した後京都側4両と園部側4両が切り離され、そのうち園部側4両が2214M(園部11:17発京都行き快速)となる。即ち、この日の2214Mは森の京都QRトレインとなった。その後、この日の森の京都QRトレインは、2214M・2205M・2218M・2209M・2222M等で単独で運行された。⇒これはあくまで令和5年4月14日の動きです(他の日は違う動きをしています)
※即ち、この写真は、令和5年4月14日の2209M。⇒あくまで令和5年4月14日の話です(他の日は異なった動き)
※この時の森の京都QRトレインの動きについては、後日改めてブログを作成する予定です。
5 223系P編成等
以前のブログで少し記載した通り、令和5年3月18日ダイヤ改正で、1編成あたり6両の223系P編成や221系F編成も新たに投入されましたが、これについては今回は記載省略します。(後日別途投稿するかもしれません)
6 221系K編成等
221系K編成及び223系F編成については、令和5年3月ダイヤ改正後もJR嵯峨野線で引き続き運行されています。今回は事情により記載省略します。
7 令5.3ダイヤ改正の意義等(JR嵯峨野線・山陰本線)(私見)
(1)意義(再掲)
令和5年(2023年)3月18日ダイヤ改正の意義について、JR嵯峨野線や山陰本線に限って言えば、私自身は現時点で次のように思っています。以前投稿したブログにも記載していますが、今回再度掲載します(非難の声が上がるかも?)
令和5年3月18日ダイヤ改正の意義(私見)
<JR嵯峨野線・山陰本線関係>
(1)昭和60年(1985年)3月14日ダイヤ改正で始まった山陰本線分断化(山陰本線分割)の修正(私見です)
(2)JR嵯峨野線における列車の多様化及び擬似客車列車化の進展。つまり昭和63年9月以前の普通客車列車王国時代の山陰本線京都口の状況に近づく。(私見です)
<説明(私見)>
・上記(1)についての私見⇒「園部発豊岡行き普通列車」「園部発城崎温泉行き普通列車」「豊岡発園部行き普通列車」が新設され、特急はまかぜ1号が鳥取行きに、特急はまかぜ4号が鳥取発に変更となったことにより、昭和60年(1985年)3月14日ダイヤ改正により始まった山陰本線分断化(山陰本線分割)が始めて修正された。(あくまで私見です)(非難の声が上がるかも?)
・上記(2)についての私見⇒森の京都QRトレインの運行が再開され、旧関空快速の223系2500番台が投入されたりすることで、昭和63年9月以前の普通客車列車王国時代のように、多様な車両がJR嵯峨野線で運行されるようになった(私はこれを下記の通り「山陰本線京都口再多様化」「山陰本線京都口再バラエティ化」等と呼んでいる)。また、森の京都QRトレインや旧関空快速の223系2500番台を含む223系R編成は、かつての普通客車列車に近い感覚を味わうことができる。(これも私見です)(非難の声が上がるかも?)
※山陰本線分断化に関する私見については、後日改めてブログを作成するかもしれません。
※#353・358等のブログにも記載
<参考>
※昭和60年3月14日ダイヤ改正や当時の普通客車列車については、次のブログをご参照ください。
※昭和63年9月まで山陰本線京都口は普通客車列車王国でしたが、つまり昭和63年9月まで山陰本線京都口の列車はバラエティに富んでいる状況でしたが、その最終月である昭和63年9月については、例えば次のブログをご参照ください。
(2)個人的感想(JR嵯峨野線)
①JR嵯峨野線目立たないところで大幅変更(私見)
令和5年3月18日ダイヤ改正のうちJR嵯峨野線については、時刻表等を見た限りでは目立った変更点はないように見えます。しかし、実際の車両の動きを見てみると、大幅な変更がなされていました。JR嵯峨野線については、今回の令和5年3月18日ダイヤ改正で見えないところで大幅な変更がなされた、という感想を持ちました。
②山陰本線京都口再多様化・山陰本線京都口再バラエティ化(私見)
令和5年3月18日ダイヤ改正で山陰本線京都口のうちJR嵯峨野線区間に旧関空快速が投入されたり新たな223系6000番台が投入されたり森の京都QRトレインが復活したりしたうえ、従前の221系K編成や223系F編成についても引き続き運行され、更に園部発豊岡・城崎温泉行き普通列車が新設されたりしたことにより、山陰本線京都口が再度多様化した、という感想を持ちました。上記の通り、昭和63年9月(山陰本線京都口普通客車列車王国最終月)まで山陰本線京都口の普通列車は非常に多様でバラエティに富んだ状態でしたが、令和5年3月18日ダイヤ改正で再び山陰本線京都口の列車がバラエティに富むようになった、という感想を持ちました。(私見)
このように書くと、113系時代末期もバラエティに富んでいると非難の声があがるかもしれませんが、113系末期は、外観は違っていても乗車するとどれも同じ、ということでした(私の感想)。今回は、少なくとも221系と223系6000番台と旧関空快速とでは乗車した際の乗り心地が微妙に違っていて、特に旧関空快速は以前の客車に最も近い、という点で113系末期と異なっています。そのため、令和5年3月18日ダイヤ改正で山陰本線京都口の再多様化(山陰本線京都口の再バラエティ化)が実現した、と私は思っています。(私見)
<参考文献>
・JR時刻表(2023年3月号)
・Twitter情報
・インスタグラム
※今回掲載の写真は全てR5.4~5にアップロード
<Pick>
誤字脱字等があればその都度訂正します。
引用箇所について転載等禁止
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。