ヌース出版創立30周年記念図書『超自分史のススメ』発行 | ヌース出版のブログ

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本日、ヌース出版創立30周年記念図書を発行致しました。

『超自分史のススメ』

(宮本明浩  著)

定価 1,350円+税

 

四六判

 

139頁

 

ISBN978-4-902462-29-6

 

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https://www.amazon.co.jp/dp/B0CPGQPT68

 

 

【内容紹介】

ヌース出版創立30周年記念図書。自分史を完成させた先に拡がる人生の為に超自分史にすることを提唱。自分史を書いた経験を元に自分史のつくり方を綴り、著者自身の自分史をサンプルに掲載。

「この本の発行日である二〇二三年一二月九日は、ヌース出版の創立三〇周年記念日です。この日を記念して私自身の自分史を発行しようと考えていました。

 私はヌース出版の設立者であり代表取締役社長ですが、地方の私立大学の経営学部を二年も留年して卒業しました。学生時代には殆ど勉強せず本も全く読まず、バイトと種々雑多な趣味(遊び)に明け暮れ、支離滅裂な生活を送っていました。留年が決まった時には、大学を中退して競輪選手を目指そうと本気で考えていました。 

 バブルの恩恵により三〇歳で国際評論社という出版社に就職出来ました。その後二つの編集プロダクションで編集の経験を積みましたが、バブルが弾けてリストラされたのがきっかけで三三歳の時にヌース出版を設立したのです。会社経営に関しては社長という立場になってから学んだことが殆どでした。そんな会社を三〇年も経営し続けることが出来て、自分で言うのも何ですが、よくやってきたと思っています。こんな私の半生を自分史という形で紹介することは、多くの方々に勇気を与えたり生き方のヒントになるのではないか、それが当初の自分史を書こうと思った動機でした。ところが、実際に書き進める内に様々な効用に気付き始め、この本の内容に変更することになったのです。

『超自分史のススメ』というタイトルで本書を手に取られた方は、自分史に何かしら関心があるからだと思います。自分史を超えるとは何かという疑問も生じたのではないでしょうか。

 私には忘れかけていた恩師や恩人が沢山います。自分史をつくっていると受けたご恩の記憶が蘇ってきます。残りの人生を感謝する気持ちで生きることが出来るのも、自分史をつくることのメリットだと思います。下手に自分探しをするよりも、自分史をつくっていると本当の自分が見えてきます。自分の欠点も長所もはっきりと浮かび上がってきます。自分の善き個性に気付かせてくれ、自分史をつくった先には個性の花を咲かせる未来が開けてくるのです。

 自分史をつくることは大変な作業ですが、それ以上の喜びが得られます。まずはこれを実践して頂く為のアドバイスや、私独自の自分史のつくり方を第一部に書きました。

 第二部は、自分史を完成させた先に拡がる人生の為に、自分史を自分史で終わらせない、超自分史にすることを勧める内容になっています。巻末には、自分史を超自分史にする為の一つの手段として「ヌース自分史選書」の募集要項を掲載しています。

 第三部には、会社を設立するまでの私の自分史をサンプルとして掲載しました。第三部の第四話「支離滅裂な大学生活」は、写真と説明文だけでつくる自分史のサンプルになっています。自分史を書いた経験をもとに自分史のつくり方を綴っていることや、著者自身の自分史をサンプルに掲載している類書はなく、そう言った意味では稀有な本だと自負しています。」(本文「まえがき」より)

 

 

【目次】

まえがき 

第一部 思い出という自分だけの宇宙へ旅立つ

生きた証を一冊の本にして残す

文章を書く能力

ゴールを決める

読ませる人を想定する

回想に役立つものを引っ張り出す

出会いを時系列に書き出す

印象深いエピソードを箇条書きにし、見出しを付ける

魂の救済の為に書く

インタビュー形式で自分史にする

写真と説明文だけの自分史

どんな本にするのか? 

第二部 超自分史のススメ 

幸福感に満ちた生活

物書きの様な生活を楽しむ 

商業出版で超自分史にする 

第三部 思い込みと失敗と挫折を繰返して社長になった 

第一話 宮本自動車整備工場の後継者

嫁して三年 子なきは去る

学校の勉強が苦手な子に育つ

工員さんの作業着を着てお手伝い

父にビンタされ、飼い犬とプチ家出

『柔道一直線』に感化され町の柔道場へ

作文がラジオ局で朗読される

アキべー誕生秘話

第二話 超恩人・正兼のオイサン

中学生になったばかりの五月に父が逝く

英語に堪能な自慢の叔父さん

ソフトボールのチームメイトと登校

人助けと無縁仏の供養

塾の先生のお陰で数学が得意になった

一年間で奇跡の一〇〇人抜き

第三話 俺は絶対に医者になってみせる

県内トップクラスの進学校に合格

倒立競争で三年連続優勝

広島大学の医学部を志望

高校三年生になって、三つの部活から勧誘される

広島大学理学部物理学科・不合格

予備校初日に運命の出会い

『太陽にほえろ!』のブルース刑事になった又野誠治くん

浪人時代に車の運転免許取得

第四話 支離滅裂な大学生活

松山商科大学の柔道部に入部

第五話 社会人から本の虫となる

検察庁の事務官に就職内定

広告代理店に転職

二七歳で東大を目指す

三〇歳で出版業界へ

歌人・岡野弘彦先生との出会い

リストラからの始まり

哲学者・加来彰俊先生との出会い

学者へのインタビュー経験は私の宝物

あとがき

「ヌース自分史選書」募集要項