お昼は自炊だ。
風邪が辛いので病院で診察を受けました。仕方なく部屋に帰り、お昼にナポリタンを作りました。学生時代、世の中には、ミートソースとナポリタン以外のパスタ(まだスパゲティ料理と呼んでいた)が存在するのを私は知りませんでした。そんな二十代のころ、駒沢公園の近くにあった喫茶店で大盛りナポリタンをさらに大盛りに注文して食べた事があります。とてつもなく馬鹿デカい大皿に盛られた真っ赤なナポリタン。(…どんなんだよ)当時はひたすら食欲だけでした。
私「ナポリタン大盛りの、大盛りの大盛りにして下さい」店「大盛りの大盛りの…大盛りですか?」
私「えぇ、出来ますか?」
店「…まぁ、作れますけど。」ついでに、生搾りリンゴジュースを注文したら「サービスします」って…。 余裕で六人分以上はありましたねぇ。注文した時、キッチンから料理人が顔を出して私の顔を確かめていました。
饅頭とレンズ
カメラブームの時期、パンケーキレンズなどと称して、それまで見向きもされなかった広角や標準レンズ、小型の単焦点が話題となり価格が上昇しました。このタクマー35ミリf3.5は、さして人気のないレンズだったようでアマチュアの方がカメラ専門誌へ投稿した記事以外に目にした記憶がありません。ゆえにジャンクで安かったのだと思います。
突然、話は違うのですが…私の生まれ故郷福島郡山の銘菓「薄皮饅頭」も当初の大きさは大人の手のひらで、このレンズくらいだったと思うんですよ。以前、祖父母や両親が「ゆべし、薄皮饅頭、毎年なんだか小さくなってゆくねぇ…」と茶を飲みながら言っていた覚えがあります。レンズと饅頭、関係ないんですけど、このレンズを手にすると思い出します。
(ゆべし…同じく福島郡山銘菓。ミニサイズだよね。上野駅でも買えるけど。昔のサイズにもどしてぇ…


