プリセットレンズ
これは、オートタクマー105ミリf2.8プリセットです。先にブログで紹介した35ミリと合わせて、新宿の中古カメラ店ジャンク棚に千円で転がっていたのを入手。このレンズも一枚撮影するたびにレバーを起こして絞りを解放にセットしながらの手間が必要ですが、撮影に集中している時は特に不便はないです。中のスプリングも少しヘタレ気味で、光学系はともかく相場的にはジャンクレンズですよね。
全く、たわいもない話ですが、私は子供時代、月刊太陽の記事を愛読していました。そんなわけで、憧れた当時の機材で、取材された場所へ紀行スナップに行ってみるんですよ。当時、取材した写真家の足跡や構図を想像しながら歩くのも、銀塩カメラの楽しみぢゃないってね、思うんですけど、どうでしょうか。
体温ヒート中
結局、三河島散策と激辛韓国料理で風邪対策予定…遅きに失したようで、発熱して自炊作業以外は、完全に寝込んでしまいました。今日の三河島散歩に使用する予定だったカメラ達も暇そうです。ペンタックスSPとタクマーレンズ。彼らで撮影した作品は何故か写真雑誌では掲載率が高く、趣味的な使用率は一番だったと思います。これもカメラ、レンズ共にジャンクからの再生品ばかりのラインで、自分で修理したカメラは、何だか古い友人や家族みたいに感じてしまい、手元においてあると安心だったりします。手にしているのはオートタクマー35ミリf3.5レンズ。プリセットの旧型。描写は四十年以上も前の製品とは思えないほど見事な描写力です。ジャンクで激安レンズ(五百円くらい)でしたが、本当に買って良かった一本です。


