心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 「日本むかし話」 -9ページ目

心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 「日本むかし話」

毎日1話ずつ 「日本むかし話」などの音声記事をupしています。

どうぞお楽しみ下さい。 過去ログにも沢山ありますよ。^^w

$心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 「日本むかし話」


座敷わらしは座敷や蔵に住む福の神です。
まだ子供なので、いたずらが大好き。

大人には見えないと言われています。
もしあなたのお子さんが小さくて、枕投げしてたら
それは座敷わらしと、遊んでいるのかもしれません。
あまり強く叱らないで下さいね。


さて・・・

心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 日本むかし話 。
今日のお話は「牛を洗ってやれ」です。

東北のある村に、古い旧家がありました。
以前は何十人もの使用人が働いていましたが、
今では落ちぶれて、家族が小さな畑を耕すだけです。

ある日、おばあさんが畑で働いている家族に
お弁当を持って行こうとすると、

「ばば、重い弁当を持って行くのは大変だろう。
おらが、持って行ってやるよ」と、十歳位の子どもが
現われて、弁当をかついで、畑に走って行ったのです。

「はて? いったい、どこのわらしだ?」
おばあさんが首を傾げていると、しばらくして畑に
行っていた嫁が帰って来て言いました。

「見た事がないわらしが弁当を持って来たけど、
中は竹の葉っぱばかりで空っぽだったよ」

「さては、あのわらしに弁当を盗られたな!」
おばあさんはもう一度弁当を作って嫁に持たせました。


■セルフライナーノーツ1
【次の日、嫁が牛を引いて歩いていると、】

どこからか子供の声が聞こえてきました。
「下の川で、牛を洗ってやれ」

嫁は周りには誰もいないので、そのまま歩いて行くと、
「はやく、牛を洗ってやれ」と、また声がしたのです。
でも周りにはやっぱり誰もいません。

するとどこからか、あの時の子供が出て来て言うのです。
「おめえの家は、その牛のおかげで続いているんだ。
たまには牛を洗ってやれ。そうしないと家がつぶれるぞ」 

嫁はあわてて川へ降りていって、牛を洗ってやりました。

家に帰った嫁がその事をおばあさんに話すと、
「それはきっと、座敷わらしに違いねえ。
 昨日わしが見たわらしも、きっとそうだったんだ」

「座敷わらし?」

「座敷わらしは家を守ってくれる、とってもいい神さまだ。
 家が潰れそうになると姿を現すんだそうだ」

「それじゃ、この家が潰れるって事?」

「お前は言われた通りにしたから、きっと大丈夫だろ」


■セルフライナーノーツ2(Fine)

【その夜、おばあさんが寝ていると、】
突然、どすん!どすん!と、部屋中がゆれ始めました。

おばあさんは驚いて、頭から布団をかぶっていると
「ばば、友だちが来たから、今夜は手枕で寝ろ」
と耳元で声がしたのです。

おばあさんは枕をはずして、布団の外に放り出して
布団のすき間から覗いてみると、三人の座敷わらし
がおばあさんの枕を取り合って遊んでいたのです。

「ああ、やっぱり座敷わらしだ。それも三人も。
 座敷わらしさま、これからも家を守ってくだされ」

おばあさんは座敷わらしに、手を合わせました。

その後、座敷わらしをとても大切にしたので、
家は少しずつ豊かになったそうです。

          【おしまい】

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$心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 「日本むかし話」


ウソとホラの違いって何でしょう?
それは「ギャップの大きさ」です。

ウソはギャップが小さい。
小さいと人は信じてしまうから実害がある。

ギャップを大きくすると、ホラになる。
そうすると誰も信じないから実害がない。
笑いがとれることさえあり、世の中が明るくなる。

だから、ホラは吹いても、いいんです!


さて・・・

心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 日本むかし話 。
今日は他の人の作品「ホラふき和尚」をご紹介します。

あるお寺に、『ホラふき和尚』がいました。
この和尚さん、あんまりホラばかり吹いているので、
村人たちは和尚さんの言う事を全く信用していません。

ある日の事、和尚さんは村人たちを驚かせてやろうと
お寺の門前にある大きな池のほとりに、
こっそりとこんな立て札をたてました。

《明日のお昼、この池から竜が天に登るであろう。
 池の主の竜より》


■セルフライナーノーツ1
【立て札を見た村人たちはびっくりです】

昔からこの池には竜が住んでいると言われてたので、
みんなはこの立て札を信じました。

次の日の朝には、池のまわりは黒山の人だかりです。
それを見て、和尚さんはうれしそうに笑いました。

「あっはははは。村の者たちめ、わしのいたずらに、
まんまとひっかかったわい。

お昼になったら、わしの仕業だと話してやろう。
みんなのあきれた顔が、見ものじゃわい」

やがて、お昼が近づいてきました。
「よし、そろそろ行くとするか」

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■セルフライナーノーツ2(Fine)
【和尚さんが出かけようとすると、】
 空がにわかに曇って暗くなってきました。

そして目の前の池から、本物の竜が姿を現して
銀色のうろこを光らせながら、黒い雲の中へ
消えていったのです。

村人たちは驚きましたが、もっと驚いたのは
いたずらをした和尚さんです。

「なっ、なんと! まさか本当に竜がいるとは」
しばらく呆然としていた和尚さんですが、
すぐに村人たちの前に駆け出すと大声で言いました。

「おーい、よく聞け!
あの立て札はな、実はわしが立てたんじゃ。
わしが立てたおかげで、竜が現れたんじゃ!」

けれども、村人たちは、
「ほれ、またいつもの和尚のホラが始まった。
竜が現れたのを、自分の手柄にしよるぞ」

「ほんに、しようのない和尚じゃ」
と、誰も信じなかったという事です。

        【おしまい】

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これは当サイトの原稿元である福娘童話集さん
に掲載された、すまいるぼっくす村田太志さんの作品です。



$心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 「日本むかし話」


今は天国のおばあちゃんが、よく作ってくれました。
そのままだと、味がしないってボクがダダこねるので、
きなこや砂糖をまぶしてくれたものです。


さて・・・

心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 日本むかし話 。
今日のお話は「おだんごコロコロ」です。

おだんごを作るのが、とても上手なおばあさんがいました。

ある日の事、おばあさんがおだんごを作っていると、
そのうちの一つが、コロコロコロと、転がり落ちて、
外へ行ってしまいました。

「これこれ、おだんごよ、待ってくれ」
おだんごは、コロコロコロコロ転がって、
道ばたの穴にストンと落ちました。 

追っかけてきたおばあさんも、
続いて穴の中にストンと落ちてしまいました。

穴の中は広い原っぱで、石のお地蔵さまが、
たいくつそうに立っています。

「お地蔵さま、わたしのおだんごが来なかったかの?」
「きたきた。向こうの方へコロコロコロ」
「ありがとよ」

少し行くと、また、お地蔵さまが立っていました。
「そのおだんごなら、向こうの方へコロコロコロ」

教えられた通りに行くと、またお地蔵さまです。
「ああ、あのおだんごは食べたよ。ごちそうさん」

「おんやまあ。お地蔵さまが食ベたのなら
 まんずよかんべ」

その時、ドスンドスンと大きな足音が近づいてきます。
「おばあさんや、大変じゃ! 鬼どもが来るぞ! 
 はよう、わしの後ろに隠れるがいい」


■セルフライナーノーツ1
【ヘいへい、ありがとうさんで】

 おばあさんは、お地蔵さまの後ろに隠れました。
赤鬼と青鬼がやってきて、鼻をピクピク動かします。
「ふんふん、臭いぞ、人間臭い。そこにいるな!」

おばあさんは捕まって、屋敷へ連れていかれます。

鬼がしゃもじを一つ渡して言います。
「米粒を一つ釜に入れて、水を一杯にして炊くんだ。
煮えたらこのしゃもじでグルリとかき回す」

言われた通りにすると、お米はムクムクとふえて、
まっ白なごはんが釜いっぱいになりました。

「あれまあ。なんて不思議な、しゃもじじゃろう」
 おばあさんは毎日、せっせとごはんを炊きました。

でも、家に帰りたくてしかたがありません。
そこである日、鬼どもが山ヘ遊びにいっているすきに、
不思議なしゃもじを持って逃げ出しました。

まもなく、行くてに大きな川が現れました。
けれども都合のいい事に、舟が一そうあります。

おばあさんがその舟で、川のまん中までいったとき、
鬼どもが岸まで追いかけてきました。

「おいみんな、水を飲んで舟を止めよう」
鬼どもは岸に並んで、川の水をガボガボ飲み始めます。
水が減って、舟はとうとう止まってしまいました。

「困ったのう、どうすベえ。おお、そうじゃ」
しゃもじを取り出し、ひょっとこ踊りをしました。
♪あっそれ、よいよい、すっとんとん。

その踊りがあまりにも面白いので、鬼どもは思わず、
「ワッハッハッハッ・・・」
とたんに、飲んだ水が口から吹き出して、
流れ出た水の勢いで、舟は向こう岸に着きました。

おばあさんは、お地蔵さまの原っぱを通って
穴をよじ登り、どうにか家に帰ることができました。


☆わーい!おばあちゃん大冒険ですねー。
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■セルフライナーノーツ2(Fine)

【さて、家に帰ったおばあさんが】
このしゃもじでお米の粉をこねてみると、
粉はドンドン増えて、ビックリするくらい
大きなおだんごができました。

こうして、おだんご作りの上手なおばあさんは、
不思議なしゃもじで、いつまでもいつまでも、
おだんごを作ったということです。

           【おしまい】

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$心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 「日本むかし話」


たこはおいしいですよね。
たことトマトのサラダ・たこのやわらか煮
たこねぎ塩・たこのカルパッチョ・たこキムチ

これらを肴に熱いのをきゅーっと一杯。
あ、そういうお話ではありませんね。


さて・・・

心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 日本むかし話 。
今日のお話は「蛸薬師(たこやくし)」です。

善光という親思いのお坊さんと、年老いた母親が
京の町の小さなお寺で、仲良く暮らしていました。

ところが、母親が突然に重い病にかかり
必死の看病も実らず、死を待つだけになるのです。

善光は哀れな母親に、食べたいものを何でも
食べさせてやりたいと思いたちます。

そして母親の具合いのいい時を見計らって尋ねると
母親は消え入りそうな声で、すまなそうに、
「蛸(たこ)が食べたい」と、言うのです。

■セルフライナーノーツ1

【お寺では肉や魚は厳禁でした。】
それでも、善光は蛸を求めて出かけました。

やっとの思いで蛸を手に入れたのですが、
寺の門前まで帰り着いたとき、善光は運悪く
寺の人間に出会ってしまったのです。

「おい善光、お前さっき漁師と話していたが
その手に持っている包みの中身は何だ?」

(しまった! 見つかってしまった!)
善光は包みを開いて、中の蛸を見せました。

「なんだ、ただの経本(きょうほん)か」
と言って、寺の人間は去っていったのです。

不思議に思った善光は、包みの中を見てびっくり。
蛸は立派な経本に姿を変えていたのです。

そして寺の者が完全に立ち去ると、
経本は再び蛸に姿を戻しました。

■セルフライナーノーツ2(Fine)

【無事に蛸を食べられた母親は】
蛸のおかげか、どんどん元気になりました。

善光はこれも全て薬師如来のおかげと
ますます信心に励み、寺の名も
蛸薬師(たこやくし)と呼ぶことにしたのです。

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3分35秒のお話です、どうぞお聞き下さい。
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$心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 「日本むかし話」


タモリは好きでも、ヤモリは嫌い、
そういう人が多いかもしれません。

でもご安心下さい。このお話を聞けば
きっと自然に好きになれますよ。

ヤモリは爬虫類で、再生能力が高く、
少々のケガならへっちゃらなんですが。

さて・・・

心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 日本むかし話 。
今日は他の人の作品「ヤモリと釘」をご紹介します。

ある春の日の事、江戸のある家で雨よけの板が
腐ったので、板を取り替える事にしました。

大工が腐った板をはぎとると、
その下に体を釘に打たれたヤモリがいて
くるくるくるくると、回っていたのです。

セルフライナーノーツ1

【背中から腹まで貫通しておるわい】
「これでは、回るばかりで逃げられん」

大工たちが騒いでいると、家の主人も出てきて、
「ははあ。これはきっと五年前この家を直した時
釘を打たれたものに違いない」と、言いました。

「へーえ、それにしても、五年もの長い間、
どうして生きておったものかのう」
と、大工たちは不思議がりました。

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セルフライナーノーツ2

【そこで大工が調べてみると】
近くの壁にヤモリが行き来した道らしい
一すじの跡が付いていたのです。

「そうか。この道を通って五年もの間、
仲間が食べ物を運んでいたという訳か」

「なるほど」
「こんなヤモリでも、情があるんじゃな」
「ヤモリよ、お前もよい仲間を持ったものだ」

みんなは仲間を助けたヤモリ達に感心し、
釘に打たれたヤモリを、助けたという事です。

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セルフライナーノーツ3(Fine)
【ヤモリって「いいやつ」なんですね!】

ヤモリは家守とも書き、蚊などの害虫を食べて
くれる良獣なんですね。虫は光に寄せられるので、
夜間明るい人の家は、絶好のエサ場なのです。

昔は、夜あんどんを点けられるのはお金持ちでした。
それでお金持ちの家には、ヤモリが多いので、
ヤモリがいる家は繁栄すると言われていたのです。

たとえ咬まれても毒はないし、痛くもないし
ヤモリって「いいやつ」なんですね!

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1分55秒の短いお話です、どうぞお聞き下さい。
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これは当サイトの原稿元である福娘童話集さん
に掲載された、朗読者 月猿さんの作品です。