いつも、ちょとだけハッピーエンド | 院長のよもやま話

院長のよもやま話

1971年生まれの小児科開業医の独り言です。
明日もいいことありますように。

月イチ銀行、みーんな、青いTシャツ着てる

 

「名前探しの放課後、上、下」、辻村深月さん、読了。

辻村さん、何冊目かは?

読む本がなくて困ったときに買う作家さんリストに入ってる。

伊坂さん、森見さん、辻村さん、

他、コワイの読むなら貴志さん、トリップしたいなら恒川さん、

で、辻村さん、安定の面白さでした。

冷たい校舎の・・・、鏡の・・・、なんかと一緒で

複数のキャラの固定した登場人物が出てくる。

優等生の女の子、優等生の男の子、カッコイイ男の子・・・

それぞれに一寸深めのバックグランドがあって・・・

上下巻で900頁?2時間ドラマ観てる感覚でサクサク読める。

800頁ぐらいまで、読み手にこのキャラクターはこうですよ、

という設定をしっかり覚えて貰って、最後の100頁ぐらいで

実はね・・・、みたいな展開をつくる。

まぁミステリーってそんなもんか。

冷たい校舎の・・・と同じような展開でしたが、

設定はこちらの方が好きかも。

ただし、この作品を読む前には、

「僕のメジャースプーン」を読んどいた方がより楽しめる。

加えるなら「スローハイツの神様」も読んでていいかも。

なるほどねぇ、そうなったのか、と思える。

アタシの本をずーっと読んで貰うと楽しいことありますよ、

みたいに考えてるのかしら。

辻村さんの本を読むには、順番があるみたい。

次の辻村さんは?傲慢と善良、まだ読んでない。

ほとぼりが冷めたら読もうと思ってるんだけど。

凪良さんも読んでないんだよねぇ、ひねくれて。

積ん読なくなった、次は何にしよう。

 

明日は予防接種もあるからね、働きながら応援。