『第二次ベビーブーム時代の大学受験の知識が全く役立たない』
僕は1972年生まれです。まさに第二次ベビーブーム時代の真っ只中でした。競争倍率も半端なく、僕は2浪も経験しています。当時、福岡の河合塾に通ったのですが、数百人入る教室も何個かあり、人で溢れていました。カリスマ講師も数名おり、マスコミでも取り上げられていました。2021年春に上の娘が大学受験でした。福岡の私立高校から上海の高校に1年生の3学期より留学していました。当初1年の留学予定が、向こうの高校が自分にあっているということで、そのまま編入しました。そのため、日本では1年学年を落とすことに。皆さんがご存知のように、コロナに突入し、1年生の後半からはオンライン授業でした。当初は中国の大学に進学することを考えていたのですが、いつ国交が開くか分からない状況でした。そのため、日本の大学を考えることに。私立高校に2学期通っていたおかげで、授業の進行が早かった恩恵を受けました。高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)の科目の大多数は免除になり、数科目受験するだけで良かったのです。ただ高認は取れたものの、中国のカリキュラムと日本のカリキュラムは全く違うので、通常の入試には全く歯が立ちません。そんな中、総合型選抜(AO入試)に目をつけました。親が中国と全く関係ないにも関わらず、高校時代から上海の高校に留学した経験を活かせるのではと。僕の時代は、そんな入試もなかったので、専門の塾に通うことにしました。最初のオリエンテーションで知った驚愕の事実は、入試の53%が総合型選抜や学校推薦入試で決まっていると。一般入試よりも多いのです。国立大学も、どんどん総合選抜型を取り入れている事実も知りました。塾ではエントリーシートの書き方、面接対応など具体的に指導してもらいました。過去の傾向からの対策もしてもらい、とても役に立ちました。そのおかげで、娘は無事に希望の大学に入学でき、楽しい生活を送っています。昨日報告した息子は、国立の理系志望なので、狭き門ではありました。国公立大学2024年度入試の総合・学校推薦の募集人員は全体の23%なので、私立よりも募集人員が少ないです。しかし僕らの時代のように、センター試験で一発勝負ではないので、受験のチャンスが増えます。息子の第一志望の大学も、学校推薦、共通テストを課す総合選抜型、後期試験と3回チャンスがあります。息子は娘とは違い、海外留学経験なし、部活も何もしない帰宅部で、ボランティア活動なども何もしていないごく平凡な高校生です。エントリーシート作成は、本当に苦労しました。しかし息子が有利に働いたのは、コロナで多くの同世代の子達が留学などできていなかったので、状況があまり変わらないという事です。学校活動の中で、皆で取り組んだこと、リードして取り組んだことをまとめて提出しました。無事に学校推薦をもらい、書類選考が一次試験でした。特別な活動をしてこなかった息子が通過できるのか心配でしたが、無事にパスしました。しかし二次試験でも倍率は3.9倍と高い倍率です。試験科目は、数学と物理の筆記試験、それに集団面接でした。工学の理系を志望する息子は比較的に得意科目だったので有利に働きました。過去問は取り組みやすい問題が多かったようですが、今年の試験は難易度が上がっていたようで、終わった時点では息子は落ちたと思っていたようです。倍率が昨年よりも高かったので差をつけるために難しくされたのだと思います。まったく分からない問題は捨て、確実に点数を取れるところを何度も見直しはしたようです。報われました。通常、地方にいると最新の入試情報が入ってきません。総合型選抜の対策も難しい現状があります。我が家が娘が中学校に上がるタイミングで九州で最大の都市の福岡市に拠点を持ち、僕が逆単身赴任生活を始めたのは教育を考えたからです。子供の未来の選択肢を増やすには、都会には勝てないです。ただ、インターネットでさまざまな情報が入ります。それを踏まえ、子供たちに、どのような選択肢を与えるのは親の考え次第と思います。今回の投稿はあくまでも我が家の考えであって、正しいか正しくないかではありません。このような考えもあるんだと、参考にしてもらえると幸いです。長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。