今冬一番寒い朝に、素敵な園芸職人さんと出会う。 | 隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

歯学博士/東北大学非常勤講師
手術用顕微鏡を全ての診療室に導入し、1本1本の歯を大切にします。
歯科衛生士と共に取り組む予防歯科。
裸眼では見えない噛み合わせの調整、痛みが少ない歯ぐき蘇り手術を行っています。

僕が歯科治療をして、すぐに悪くなったら、それは僕の責任。

なるべくそうならないように、診断し治療している。

ただ、この基準が正しいかどうかは、自分では分からない。

そのため初診時から口腔内写真、14枚レントゲンを撮影し、歯周病検査などをさせて頂き、口の中の状況を記録している。

 

九大歯周病科に研修登録医として登録しているので、九大図書館にアクセスし最新の論文も読んでいる。

そして学会等で発表をして評価を受け、より良い医療が提案出来ないか精進を続けている。

 

ただ歯科以外の分野は、さっぱりなのでプロに任せるようにしている。

しかし、このプロの基準が他分野には見えにくい。

 

昨年秋の二度の台風襲撃で、クリニックの花壇、庭が被害を受けた。

それまで春に綺麗に咲いていた芝桜が全滅した。

 

地方では、良い園芸屋さんが、なかなか見つからず難儀した。

春先に、その道では肩書きがある自称プロの方に、それなりの費用をかけてお願いした。

素人目に見ても最初から気になる仕上がり。

ただ言われた通りに水やりをした。

 

しかし、芝桜は定着せず、雑草が生えてくるばかり。

そして、ほとんど定着しなかった。

その旨を伝えても「場所のせいですかね。」と詫び一つなくプロ意識のかけらもない。

これ以上は付き合えないと諦めた。

 

すると、いつもお世話になっている

furuta.consulting 合同会社

の古田社長から連絡が入り、平戸の職人さんを紹介して頂いた。

年末というのに作業に入って下さると。有り難い。

 

今朝、初めてお会いした。

開口一番、

「オリーブを調べたんですけど、この寒い時に伐採すると良くないんです。

 できれば春先にやりたいんですけど?」と。

伐採してもらう気満々だった僕は予想外のスタートに驚くも、

「プロとして、その方が良いんですよね?」

と聞くと、

「はい。間違いなく。」

と返事を頂き、春まで待つことに。

 

そして気になっていた芝桜の件を相談すると、ちらほら残っていた前の園芸屋さんの仕事を見て、

「これ安いやつですね。全面に敷き詰めました?」

と聞かれたので、

「いや、ポツポツと。自然と根が張り、来春には綺麗になると説明を受けていたのですが、この有り様です。」

と伝えると、

「きちんとした芝桜を全面に入れると、大丈夫です。綺麗になりますよ。」

と明確に答えてくれた。

「全てお任せします!宜しくお願いします!」

 

年末に素敵な園芸職人さんと出会えました。

そんな訳でしばらく、少し見栄えが悪い花壇です。

でも来春には蘇るので、来院して下さっている皆様、しばしお待ちください。

 

本日午後も、皆様と共に素敵な時間です。