『ありがとう』が言える人、言えない人。 | 隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

歯学博士/長崎大学臨床教授/東北大学非常勤講師
手術用顕微鏡を全ての診療室に導入し、1本1本の歯を大切にします。
歯科衛生士と共に取り組む予防歯科。
裸眼では見えない噛み合わせの調整、痛みが少ない歯ぐき蘇り手術を行っています。

人から何かしてもらったら、

「ありがとう」

を伝えるのが僕は当たり前と思っている。
でも、最近、この、

「ありがとう」

が言えない人が増えているかも?と思う。
これは、もしかして日本の歯科界だけの話?
狭い世界なので、そうかもしれない。
SNSで長く発信していると、ほとんど面識がない人からも時として連絡がある。
そのほとんどは、その人達の都合である。
僕は、聞かれたら答えなきゃと思う性分で、一生懸命対応する。
どんなに忙しい時でも、
しかし、用事が済めば、それまでの人が本当に多い。
僕は、昔は何~と思っていた事もあるけど、今では、ま、そんな人もいるねと、前歯を折って生かされて以来、丸くなった。
もちろん今後、何か頼まれても、申し訳ないけどマイナスオーラに影響されるのは、ごめんなので、お断りです。

だから、僕は、スタッフ達に、

当たり前の事を当たり前にしていこう!

と伝えている。
もちろん、当たり前の定義が何か、これまた難しい。
だけど、多くの人からみて、明らかにおかしい事はおかしい。

約束を守れない。
嘘をつく。
自分の都合で動く。
...etc。

ま、多くの人が正しいと思っていても、間違いはある。
でも、

「ありがとう」

このたった5文字が素直に言えない人から、幸せオーラを感じる事は僕はない。
それが、どんなに権威がある人、年長者、裕福な人であっても。

僕は、クリニックの中で、積極的に、

「ありがとう」

を伝えるようにしている。

スタッフに何か物を頼んで持ってきてもらう時には、必ず、

「ありがとう」

と言っている。
院長自ら、

「ありがとう」

を口にしなかったら、僕よりも年下のスタッフ達は、それが当たり前になってしまうと思う。
それは、人生で大きな損失となる。
クリニックに来院してくださる皆様だけにでなく、スタッフ間、プライベートでも、彼氏、ご主人、お子さん、嫁ぎ先の親御さん達とのコミュニケーションにもつながると思っているからだ。

スタッフで悩んでいるという院長先生、

「ありがとう」

言葉に出して、スタッフ達に伝えていますかはてなマーク
学生時代6年間「歯」の井の中の蛙で生きてきて、世間知らずの僕らと、一緒に働いてくれているスタッフ達に...



と書くと、なぜか勘違いして、スタッフ達に、変にペコペコする院長もいるから悲しい。

辞められると困るから...

そんな事を言って、来院する方、院長、一緒に働くスタッフに対して横柄な態度を示すスタッフを甘やかすのは、おかしい。

仕事は仕事

誰からお給料出ているの?
来院してくださる方達からでしょう?
そこで、そんな態度していたら来て下さる方、気分が良い?
自分が逆の立場だったら、そんな態度されたい?

そこまで、きちんと言うべきと僕は思う。
ま、それが言えないから、苦悩する院長先生がおられるのですが...


でもそういう先生達のほとんどは、

自分は悪くない

と思っている。
だから、好転する事はない。
今、起こっている事は、自分が選択して起こっている。
だってその横柄なスタッフ雇っているのは先生だし、それで苦悩して、悲劇の王様を演じているのは先生自身が選択した結果だから。
そう、

自分が源泉

だ。


本日は、約3週間ぶりのお休み。
早く寝れば良いものを、U先生から頂いた日本酒が美味しすぎて、余計なブログを書いてしまいました。
開業前の、これから日本の歯科界を支えてくれる若い先生達が読んで下さっているので、少しはお役に立てるかも?という気持ちで書いてみました。
あくまでも僕の私見なので、そんなの違うや!と思われたらスルーされて下さい。


さて、酔いが回ったので、そろそろ寝ますzzz
U先生、ご馳走様でしたお酒