手間暇をかけて、良い義歯をつくりたいと思う。 | 隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

歯学博士/長崎大学臨床教授/東北大学非常勤講師
手術用顕微鏡を全ての診療室に導入し、1本1本の歯を大切にします。
歯科衛生士と共に取り組む予防歯科。
裸眼では見えない噛み合わせの調整、痛みが少ない歯ぐき蘇り手術を行っています。

過疎化が進んでいる島に住んでいるので、年配の患者さんの比率が高い。

年配といっても、生月(いきつき)島は、80代でも、シャンシャンしている方がたくさんいる。

僕らスタッフの方が圧倒されるぐらいだ叫び


昨年末に初めて来院された80代の方。

他所でつくった入れ歯が壊れたと来院された。

まずは修理させて頂いた。

自分の足で通える方だったので、長年使って噛み合わせが、かなり低くなっているので、作り替えの御提案をした。

「時間があるけん、良かよ。」

という事で、新年明けて作成開始。

僕は、松本勝利先生に教えて頂いたGDS理論で、総義歯を作成する。

アキュトレーで、上下の一次印象を採り、2005年BPS世界チャンピオンの田中昌弘先生に依頼して作って頂いた個人トレーで二次印象を採得した。

 義歯印象

ここまでも、手間隙がかかる。

しかし、実は、まだまだ序盤戦。

ココから噛み合わせを取って、ゴシックアーチという顎の動きをみる装置も使ったり...

オーダーメイドなんですが、現在の皆保険の治療費の設定では...

将来、きちんと物申せるように、西の端の小さな島で、スタッフと共に、日々精進ですガッツ



年明けて、初めてお見えになる方、昔、通っていて途絶えてしまっていたけど、もう一度通院してくれる方達が、たくさんおられて、本当に有り難いです感謝

また、初診の方には、遠方の方もおられ、◯◯さんの紹介でと言われると、本当に嬉しいです。
以前、ウチで治療をさせて頂いて定期的に診せて頂いている方が、良かったと言って下さっているのを実感出来る時です。

その方達の御期待に添えられるように、スタッフと共に、奢ることなく、来年の10周年に向けて、日々精進を続けますアップ



明日も皆様と共に、良い一日でありますようにニコニコ