今年,僕の歯科医師人生の中で,大きな出会いがありました.
日本で知らない先生はいない,
下川公一先生
今までも,1本,1本にこだわりを持って治療してきたつもりでした.
下川先生のこだわりは,僕と比較すると,雲の上でした
神経の治療,コア形成,テック修正,歯周外科etc...全ての診療にこだわりがあります.
そのこだわりを,一つでも多く吸収したいがために,セミナー後,1泊多く小倉に泊まり,約半年間,下川先生の実際に患者さんに対する診療を見学させて頂きました.
今は,まだまだですが,学んだこだわりを日々実践していきます
このレントゲンは,神経の治療のやり直しをしているところです.
欧米諸国では,神経の治療の1根管で5万円前後する事もあります.
しかし日本の皆保険制度では...
手間ヒマかかるので,患者さんからすると,何でそんな事するの?と言われがちですが,悪くなった歯を,とにかく残したいという思いで,1根管,1根管,しっかり治療します.
下川先生に教えて頂いた感染根管治療の診断,治療法,僕にとって目から鱗の内容で,先生のマネをするだけで,診断が正確につき,治癒までの期間が早くなり,全体的なGOALも早くなりました.
レントゲンの規格化にスタッフと取り組んでおり,以前は,バラバラな方向で撮影されていたレントゲンが,同じような方向で撮影出来るようになり,術前,術後,経過観察での比較が出来るようになりました.
セミナー中,下川先生に言われた言葉があります.
「他人の治療をああだこうだじゃなくて,自分が行った治療に責任を持つ事が大切」
下川先生の40年に渡る治療の経過を診させて頂き,僕も少しでも追いつけるように取り組みます.
良い研修会に参加して,良い器材,良い材料を使い真面目に治療をすればする程,赤字になる某国の保険制度.
僕は,無理な制度は,必ず崩壊すると考えています.
その時に,患者さんから選んで頂けるように,日々精進し続けます.
~人生に迷っている若い先生達へ~
一部では,歯科医師,歯科医院過剰と言われているようですが,そんな事は,ありません.
僕のように僻地と呼ばれている小さな島まで,何時間もかけて通院して下さる方もいます.
正直者は馬鹿を見ると言われますが,僕は,そうは思いません.
真面目に取り組んでいれば,必ず応援して下さる人がいます.
多くの方から応援してもらえる日本の歯科界を皆で創っていきましょう
本日も皆様と共に,良い一日でありますように
お時間がある時に,
西の端の小さな島の歯科医を応援して下さる方は,
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