怒りの感情を統御するコツ | 山と料理と猫、そしてクラカメな日々の備忘録

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山登りを通じて、日々の山行き、お料理、猫のポン王子、そしてクラシックカメラの記録を綴っていきます。

 

さいきん、カステラをパンケーキ代わりに使っています。

メープルシロップとリコッタチーズを添えていただきましたが、なかなかいいですね。

 

 

先日はパスタ。

 

 

ありあわせの野菜を使ったクリームパスタでした。

 

 

先日は日本式カレー。

 

横浜舶来亭というフレークを使ってみました。

なかなか美味しい。

 

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さて表題の件、さいきん怒りの感情が出てきたら、ちょっとしたコツを掴めるようになってきました。

これを習得したら、感情に流されにくくなって、とても前向きに転換することが出来るのです。

 

それは、怒りの感情が湧きあがってきたら、ムリして押さえずに、いま自分がどんな感情にあるのかを言葉に乗せるのです。

 

「●●さん、これはいったいどういうことでしょうか?

いま、わたしは非常に、心底、とてつもなくあなたにたいして怒っています。

怒っているんですよ。実に嘆かわしい。わたしはとても怒っているんです。

わかりますか。うん。怒っているんです。そう、怒っている…。」

 

…と何回も「わたしはあなたに怒っている」と口に出して唱えるのです。

そうすると、スッと怒りの感情が消えていくのです。

 

それから次にこう続けるのです。

 

「それではどうしてわたしはあなたに対して怒っているのか?

わかりますか。いまからその原因と理由を説明します。」

 

…と転回して、自分がどうしてそのように怒っているのかについて、分析と説明に繋げていくのです。

 

その説明をする上で、ポイントなのは、「結論から言うと●●ということです。何故ならば、こういう理由があるからです。」と続けていきます。

 

最終的にはその問題を「普遍的な問題」へと引っ張り上げていくのです。

 

つまり「この問題は、私一人だけの問題ではなくて、あなた自身の問題でもあるし、これに係わる当事者であれば誰しも遭遇する問題なのだ」…というフェーズまで引っ張り上げていくのです。

 

ここまでいくと、怒りの感情はどこかに消え飛んで行ってしまい、残るのは、「普遍性に抽象化された問題の本質」だけです。

 

こうして、最終的には相手にその原因と結果の因果関係の牽連性を明示して、同時に相手の問題意識としても共有するようになり、問題の共有化と普遍化というより高次元のフェーズで関わることとなり、怒りという負の感情を、生産性の高い未来へとつなげることが出来るのだと思うに至りました。

 

問題なのは、過去ではなくて、未来なのだと思います。

まぁ、そうは言っても、なかなか過去の呪詛から逃れることは難しいものです。

ただそれでも、なんとかそれに抗っていきたいと思います。

 

次にどのように繋げて、どのようにソリューションしていくのかを考えること。

それが、お互いハッピーになれる道なのだと思います。

 

人生は、短い。

 

 

 

ブラームス「交響曲第2番」。

 

小澤征爾若いころの録音。

 

今日も一日、お気持ちさわやかに…。