桃、選択肢には安楽死も出てきた | GO!保護犬GO~知る・見る・伝える→殺処分ゼロへ~

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静岡県御殿場市の個人ボランティア 
山の中で5年間、狭いケージで生かされてきた小山町多頭現場出身の犬の幸せさがし。
フィラリアでもシニアでも雑種でも、幸せにしたいと頑張ってます

こちらのブログは

昨日、桃の面会に行ってから

帰りに立ち寄ったスーパーの駐車場で

書いたものです




公開にしたはずが

下書きのままになっていました

時系列がおかしいかもしれませんが

12月17日の夜と思ってくださいませ





*****



入院中の桃

先生からの説明を聞いてきました



まず、細菌感染でした

この手術をしてから亡くなる子の

死因第一位です



桃の頭蓋骨の中にたまる水の状態
塊やつぶつぶががたくさん見えます


本来は水なので
こんな塊はなく
画像は一色になるのだそう


ものすごい数の菌に
桃は侵されていました


抗てんかん薬を入れたけれど全く効かず
別の薬にかえ
結局3種類を入れている


抗生剤 複数の菌がいるため確実に効果のある薬がわからない
そのため広く効果のあるものを使用中


脳圧を下げる薬


ステロイド


これらの薬で桃は生きています




心配していた
チューブやバルブには異常なさそう
正常に頭の水は排出されているよう


そのためほぼ細菌感染による炎症で
発作が出たとの診断です


しかしながら
菌が多岐にわたるため
脳脊髄液を外部の検査機関に送り
培養検査を実施します


検査により、どの抗生剤が効くのかを見極めて投与する、ということです


培養検査には2週間ほど
年末年始のため、日数は不明


検査結果が出るまでは
効果の広いとされる薬の投与が続く


そして万が一
その時点で効果がなければ


選択肢は3つ


もう一度手術をし、チューブを交換する
(現在のものと交換のため危険度高い)

自宅で看取る

安楽死


そして、この手術を実施してからの
平均存命期間は、1年だそう


だから手術から2年以上を生きていることは
すごいことなのだそうです


生還しても、これだけ大きな発作は予後が思わしくない場合が多い


言いづらそうに話す先生


ここからはGO!心の声
もう何十とそういう場面を経験しました
もっと嫌なことも多くありました
現実は現実
受け入れてくしかないよ


そこに感情はいらない
あったら判断できなくなるもの


とにかく桃の入院は1、2週間延びることになりました


手術となった場合
手術できる先生のいる病院へ転院も可能なので
桃が生きられるのなら最適な提案を
お願いします


とお伝えしました


はっきり言って
桃の費用捻出は大変です
何十頭分の費用をすでに支払ってきました



それでもかわいい桃のこと
もうダメだ
というその日まで
しっかりできることはしてあげたい


またシャバに戻ってきてもらいたい


ほとんどもう意識がない状態の桃
薬が効いて
嘘のように起き上がるのを
待ってます



桃、がんばれよ
応援どうかお願いします