診察室にて先生との会話 | GO!保護犬GO~知る・見る・伝える→殺処分ゼロへ~

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静岡県御殿場市の個人ボランティア 
山の中で5年間、狭いケージで生かされてきた小山町多頭現場出身の犬の幸せさがし、問題を終息させ無事に終わりました

フィラリアでもシニアでも雑種でも、幸せにしたいと頑張ってます

診察室に呼ばれた



桃はいない

先生のみ



桃の手術をしてくださった先生ではなく

別の方



今日の先生は、

私の伝えている症状をパソコンに入力していない

しろよ、と思った



余りにも多くを伝え

動画も見せた



もう答えが出ているから入力していないみたいな口ぶり



午前4時から発作が始まり

回復したと思ったら数分後また起こる



呼ばれたのは10時30分ごろだけど

まだ頭が揺れる発作が起きている

とのことだった



かなり発作の頻度が高い

発作の時間が長いと

脳へのダメージも強くなる



ですので1日預かって

発作止めの点滴をしたい

と言われました



「先生、この子はシャント手術のチューブが断切し再手術を受けています



また起きるかもしれないのなら

徹底して検査してほしい

MRIでもなんでも

あの子の体をみてほしい」




そしてこう続けました



「たとえ桃に

もう手の施しようがないとしても

覚悟はできています



あまり苦しみが長く続き

回復の見込みがなく

桃が辛いだけになるなら

安楽死も考えています」



『そうですか

ではMRIができる身体の状態かを

検査してみましょう』



診察室を出るとき

待合室とのドアを開けると

アウアウアウと桃の声がした



あれは桃の声だったよね?

桃は元気に鳴けるんだよね?



考えると行きが苦しくなって

呼吸しずらくなる感じになる



もし先が短くなってしまっても

私はもう

大きな手術はしないと思う



いつ終わるかも、とビクビクしながら過ごすのはもう嫌です

神様に与えられた生きる時間が

限られるとしたら



今を精一杯愛して目に焼き付けて

楽しく笑ってる時間を共有したいです



いなくなったらそのときは

壊れるほど辛くなるけど



犬を飼うって

そういうことだと

最近になって思えるようになりました



必死に必死に介護したデコちゃん

もうこれ以上はできないよ

というところまで介護しました



だからテコちゃんがなくなったのが

わかったとき

心からお疲れ様、と思うことができました



また呼ばれるのを待っているけれど

今はいろいろ考えないようにします



明日はイベント

桃も参加予定です

うちにいたら、誰も見れない

会場でならケアできる