【伊勢原多頭崩壊の菜々子、肺水腫に・・・】 | GO!保護犬GO~知る・見る・伝える→殺処分ゼロへ~

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静岡県御殿場市の個人ボランティア 
山の中で5年間、狭いケージで生かされてきた小山町多頭現場出身の犬の幸せさがし、問題を終息させ無事に終わりました

フィラリアでもシニアでも雑種でも、幸せにしたいと頑張ってます

YUKIMIさんに、

伊勢原多頭崩壊の犬・菜々子を

預かり犬としてお渡しする約束から3日

 

 

今日(29日)夕方から菜々子の様子がおかしい

 

 

いつも食欲旺盛の菜々子が

ごはんの支度をしていてもボーっとしている

 

 

トイレに座り込んで息が浅い

 

 

トットン、デコちゃんの介護

心臓病の菜々子のことは

食欲があるから、元気だからと

少しないがしろにしていたかもしれない

 

 

いつも温かいところにいる菜々子が

 

 

今夜は涼しい冷たいところにきて

カエルの様にうつぶせになっている

 

 

耳が冷たい

肉球も冷えている

いつもと違う

 

 

そういえば夕飯は食べなかった

鼻水が出ていた

 

 

窓側に突っ伏している菜々子を見て

『肺水腫だ』と察した

 

 

0時すぎ(30日)

『菜々』

と抱き上げたら

 

 

水を含んだような浅い呼吸から

咳をした

 

 

温かいハウスに入れてあげると

ゴボゴボと苦しそうな息遣いと

浅い呼吸が早くて

いかにも酸素を吸えていない感じ

 

 

菜々子、心臓病なのはわかっていたけど

ついに来た肺水腫

 

 

今まで、何頭も

肺炎になった子を世話してきて

症状から

ヤバい・・・と感じている

 

 

 
静岡県・保健所収容犬


年末に保護してからの菜々子を

見てください

どんな生き方をしてきたのか

知りません

 

 

だけど

我が家にいても

フレブル柿や、コーギーのらっきょうにも

吠えられたり唸られたり

要するに、いじめられっ子

 

 

目が片方ちいさくて

『病気予防のために、お目目をとろうね』

なんて処分場から保護したけれど

 

 

片方の目玉は小さいんじゃなくて

目玉自体が取れていて

目玉があった形跡のクボミがあるだけだった

 

 

先生が、目のクボミに指先を突っ込んで

『目玉がありませんよ』

と言った時

思わず自分の血液が

スー―――っと体の下の方に下がり

また失神しそうになったくらい

ショックだった

 

 

菜々子の保護から最近まで

 

 

 

 

菜々子です

年末に処分場から保護しました

伊勢原多頭崩壊の犬です

 

 

いっぺんに5頭保護した中の一人

 

 

 

 

 

同じく多頭崩壊のかずえちゃん

なぜか かずえちゃんは

菜々子にだけ厳しくて

 

ガウガウ ガウガウ

 

 

そして歯向かうこともなく

静かにその場を譲る菜々子に

 

 

何とも言えない不憫さを

感じていました

 

 

 

 

苦しい大変をした人は

苦しみを知っているから

大変な環境にいる人に

寄り添えるように

 

 

菜々子は誰にも優しくて

いつも犬のそばにいました

 

 

 

 

 

 

犬がいると尻尾をふって

 

 

それでもGO!には心開かず

いままで尻尾をふったことは

ありません

丸々3カ月ですが・・・

 

 

 

 

 

デコちゃんを元気にしていた

ホネホネスナック入り

鹿肉いり元気ごはん

 

 

 

 

 

菜々子も下痢が続いていて

多頭崩壊の子たちと

この頃保護した子達5頭

 

 

全員が下痢・・・

同じ薬で数日間の投薬

下痢を治しまして

 

 

 

病院へ

 

 

 

 

7キロ

 

 

 

 

 

まぶたに小さなイボというか

腫瘍がありました

 

 

 

 

 

もちろん、

取ってくださいとオーダー

まぶたに出来物があるって

ストレスですものね

 

 

 

 

問題の、小さな目のほう

 

 

眼球が委縮していると勝手に思っていた私は

「お目目を取ってください」

と先生にお願い

 

 

 

 


 

 

 

 

先生

『えっ? あれっ?』

 

 

 

 

 

 

『眼球がありませんよ』

 

GO!「えっ・・・滝汗

 

 

どんな暮らしをしていたんだろう

どんだけいじめられてたんだろう

目玉がとれるほど

何をされたんだろう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


片目だけど

GO!にはとても美しく映ります


 

 


小山町多頭飼育現場から保護した

ひどい皮膚病だった

(結局完治させられず亡くしたけれど)

きなこにとても似ている


ときどき

きなこ…と言ってしまう

 

 

体が大変な子だから

いままでの分も、今苦しい分も

大切にいたわってあげたいと思う


 

 

1月でしたから

厚着すぎたみたい

 

 

 

 

 

ちたない

 

 

キレイキレイしましょうね

 

 

 

 


いつもの、注射です

何か心配事がある時には

必ず売っていただく注射

 

 

錠剤の10倍以上の金額なので

打ちしぶる獣医さんも多いです

 

 

 

 

お耳もキレイに

 

 

 

 

 

 

 

 

しっかり洗浄

 

 

 

 

おちり かわいい

 

このお洋服も

応援隊の方からいただいたものです

 

 

大切な菜々子の冬を

温かくさせてくださってありがとう

 

 

 

 

爪も切って

 

 

 

 

 

肛門腺もたくさん

 

 

そして

 

 

 

入院部屋へ

 

 

 

心臓が悪い子の手術は

時に危険を伴います

 

 

だけどね・・・

 

 

いつの時代のこと言ってんのよ?

と言いたい

 

 

何十年も前の常識から

時代は流れ

獣医さんの知識も技術も

薬も術式も

昔とは違うよ



頭が古くては、せっかくの命さえ

人間の苔むした根拠のない知識で

キケンにさらしてしまう

 

 

 

 

シニアの10才以上でも

手術は当たりまえに受けます

 

 

 


眼球さえなかった左目

 

まぶたを目の形にカットして

(まつげが邪魔になりますから

その部分の皮膚を落とす)

 


ただの皮になったまぶたを

縫い付けていただきました

 

 

右目のまぶたにあった

二つの腫瘍? イボみたいの

もちろん取っていただきました

 

 

これで違和感なく

しっかり見れるし

 

 

異物が入ったら感染症がこわかった

お目目があった部分は

お顔の一部になりました

 

 

 


もともと、あまり歯がなかったそう


 

 

でも

きれいになったから

おいしいものをたくさん食べられるね

 

 

やわらかいものばかりでは

ヘドロが付着するのよ

 

 

骨をかじって歯はキレイにたもとう

 

 

 


そして菜々子は

他の子達と同じように

医療フルコースを実施して

 

 

我が家での修行が

再スタートしました

 

 

菜々子への心はいつも一方通行

本人から寄ってきてくれることは

ありませんでした

 

 

触れば逃げる

GO!が動けば隠れてしまう

 

 



そして数日後

 

 

あらやだ、同じ服!

 

 

いつもこればっかりです

 

 

 

 

お気に入りのバッグ

里親さんが買ってくれたキーホルダー

(フリマファンなら見たことあるね!)

 

 

 

 

 

写真はありませんが

術後3日目くらいから

目がかゆくなり

床や壁にこすりつけて歩くので

タゴサクをつけていましたよ

 

 

 

いよいよ、本当の菜々子のスタート日

 

 

 

小さめ中型犬なのか

大きめ小型犬なのか

よくわからないけど

 

 

和犬の雑種というだけで

中型犬なのよね、GO!の中では笑

 

 

 

 


緊張の顔


 

 


シャープのアクオス(スマホ)

本当にカメラ遅いし

ピントもあわない

 

結局先生の腕が早く

間に合わない

致命的ミスよ



 

 

GO!が小学生の頃なら

 

 

このポーズは

 

お~ば~け~だ~ぞ~

のポーズだったわ

 

 

 

 

 

お目目の抜糸は痛かったみたいで

とても嫌がっていました

 

 

 

何度も何度も

先生の手を振り払い

 

 

そのたびに 

ハラハラ ドキドキ

 

 

頑張れ、がんばれ

 

 

 

 

 

 


すべての抜糸が完了

今日から菜々子は

生まれ変わったんです

 

 

 

ここまでが2月の出来事でした

 

 

3月中旬

GO!が犬スペースにいるとわかると

寝ていても起きてきて

 

 

そっと近づいてくるまでになりました

 

 

俺が俺が!と主張することはなく

やっぱり みんなから唸られたり

煙たがられることもありますが

 

 

デコちゃん、トットン、菜々子

優しい3人は いつでもマイペースで

くつろいでいました

 

 

 

 

さきほどからはじまった

菜々子の 肺水腫と思われる症状

 

 

水を抜く処置を

これからやっていくかと思うと

悲しみが溢れてきます

 

 

ブログを書いていて

深夜1時50分になりました

 

 

菜々子の呼吸は

一秒間に3~4回でしょうか

 

 

犬スペースでは横になれず

すぐ外に出られる位置で

外を向いて座っていました

 

 

もうあまり耳は聞こえないはずだけど

「菜々! 菜々!」

と呼んだら

苦しそうにゆっくりと頭だけ

少し振り返り

GO!を確認しました


もう10才を超えている(推定)

けれど、根本的な治療は

やはり心臓手術しかありません

 

 

ネットで調べると

180~190万円とありました

 

 

これからまた保護があり

どんな状態の子たちかわからないので

 

 

状況がわかり次第

助けて!ブログを記事にするかもしれません

 

 

日頃の『困った』『これがほしい』

については

櫻婆さんブログで時々出していただいています
櫻婆さん

コチラ

 

 

そしてまた医療費応援のために

ぴかママが PayPayフリマ

(通称ペイペイピカマ)を

はじめてくれました

 

 

 

ペイペイフリマが見られる方は

『保護犬GO』と入力し検索してください

 

 

 

ある方のインスタに

英語で書いてありました

 

 

『犬は誰かを騙さない

犬は誰かを陥れない

犬は誰かに流されない

だから私は

犬を尊敬しています』

 

 

ほんとだ!と思いました


ヒトって

一緒に過ごす人によって変わるのよね

自己の利益だけで

つきあう人を決めている人と

つきあっていれば

人を見下したり嘘を広めたり

平気でできるようになるものです

 

 

だから類は友を呼ぶのよね

あなたのまわりの人を見てください

それが、あなたの姿です

 

 

いつも支えてくれて助けてくれる

誰かの笑顔が嬉しい、楽しい

いい関係はどんどん広めたい!


今のGO!は

こういう素敵な方々だけに

囲まれています! 幸せ!


 

犬に一生懸命になっていたら

人に騙され泣いてきたけれど

やっぱり人に助けられてる

 

仲間のみんな、応援隊の皆さん

いつも応援してくれる里親の皆さん

いつもありがとう

 

 

GO!保護犬GO

菜々子のためにも頑張ります

 

 

今も呼吸が苦しそう

頑張れ、菜々子
 



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