AKEMIさん宅から戻ってすぐ
「よっ、久しぶりっ」by寿
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添付できなくても送ってみて
先日、寿太郎２君を
静岡県島田市の女性に
お引渡しし（失敗だったけど）
お引渡しからほどなく
『じゅっちゃんが噛みつく』
という電話でした
『怒っても怒ってもダメです』
退院と入院の子がいて
雨の夜のドライブ中の電話
「何 言ってるんですか？」
電話の内容から
大切な子に何をやっている！
ジュジュが噛みつくはずがない
「保護してから
酷い犬状態だった時に
どれだけ厳しくしつけたと
思っているんですか！
一度でもそういうことがなかった子に
そんな状態にさせたって
どういうことですか？」
『甥っ子達がいるから
すごく興奮しちゃうみたいで
こども達が興奮するから
どうしても・・・
私の𠮟り方がダメみたいで』
とにかく だれかのせい
二転三転する相手の方の
言葉に
GO！保護犬GOキレました
大切な子のことを
何も考えず
心をわかろうとしないで
犬は、アクセサリーでも
自分に注目を集めるための
ツールじゃない
「さっきからすべて
犬や誰かのせいにしていますが
本当は誰のせいですか？」
電話は夜でしたが、
翌日早々にジュジュは
御殿場に到着することになりました
その後は 悔しくて悲しくて
預かってくれたAKEMIさんに
一言だけ連絡をしたのですが
それっきり
新しく来た子達の
世話に追われていました
（オスばかり、ギャウギャウ）
悲しいかな、保護活動
どれだけ厳しく審査をしたつもりでも
後になって
なんで？ ということもある
オモシロい事にさ
突然、人って変わるんだよね
そこをつついたって
今も未来も変わらない
１０分間、無になりました
そして翌朝
寿太郎2君と再会
犬を簡単に飼育放棄する人は
別世界の人間です
会話する気にもなれない
何よりも
私はこの子が不憫になり
クロスケとよく行っていた山に
2年ぶりに行ってみました
毎日行っていたのに
うちの子が亡くなってから
外に出るのも嫌だった
ずっと
クロスケの死を引きずってる
庭で声をあげて遊ぶことも
今まだできないでいる
こんな奴が
GO！保護犬GOとして
活動している
犬を亡くした痛みを
ずっとずっと負ったまま・・・
だから悔しくて悔しくて
山に到着
久しぶりに歩く道
雨の合間だったので
あちこちに枝や葉っぱが落ちていました
うんちをするまではグイグイ
途中、グレーチング？
アミアミで止まってクンクン
飛び越えてから、「ん？」
やけに グニャグニャと曲がった枝
直径４ｃｍくらいでしょうか
8の字が二重になっていました
少し近づいて目を凝らすと
マ・ム・シ！
「キャー！」
そこからは
頭の中マムシのオンパレード
肌寒かったのが
引き返すころには汗ばむ気温
帰りは怖くて怖くて
結局、
アミアミにはマムシはおらず
車に到着しました
「生きてたんだ、あのマムシ・・・」
ゾ～っ倍増（ダジャレ？）
さて、譲渡前には
AKEMIさんから寿太郎２が
御殿場に帰ってきて
何枚か写真を撮っていました
これが、最後のはずだった一枚
この写真
家の壁とウッドデッキの隙間には
桃 落下防止長靴
実は、寿太郎２の帰宅で
一番はしゃいでいたのは
ひばりでした
いつもの笑顔が出た
これから、どうしよう・・・
なんて思っていました
戻って来るなんて
あっちゃいけないことだし
それでも
保護主だから
逃げてはいけない
あなたなら、どうする？
必死で困っている時に
全く困らない人は
横から
こうすればいい、ああすればいい
好き勝手に言ってくるよ
同じ立場になれば
わかるでしょう(笑)
1つ救いだったのは、
ひばりも寿太郎２も
ウソのようにとてもお利口さん
こんなふうに
できなかったのだから・・・
けれど翌日
ひばり 寿太郎２君にビビる
思ったより大きかったのかしら
話は戻ります
AKEMIさんから
お昼に電話がありました
びっくりするほどの権幕
『一体何があったの？！』
『ジュっちゃんが人を噛むなんてありえない！』
一日たって少し落ち着いた私と
今まさに
はらわた煮えくりかえるAKEMIさん
正直に
元・里親の方に
ブチ切れたことを伝えました
『ジュっちゃんに酷いことをするなんて許せない！
MAO（娘さん）と、ジュっちゃんが
どんな夜を過ごしているかと思ったら
眠れなかったわ！』
そして
『今すぐ、じゅっちゃんを連れてきて！』
無理も言ってしまうAKEMIさん
そこへ私
「寿太郎２は、うちで面倒をみます
里親には絶対にならないという
AKEMIさんに
お願いすることはできません」
『何言ってんの？
寿太郎２をどうしたいの？』
「幸せにするために
うちでまた募集をかけます
幸せにしたい それしかないです
またしつけを一からやります」
『もう～、何なのよ！』
とイライラＭＡＸのAKEMIさん
二人とも
大きな声でやりとりしましたが
AKEMIさんの
亡くなった子BABY君や
寿太郎２に対しての深い愛は
絶対的なんです
そしてAKEMIさんを
深く信頼しています
将来何があっても
陥れるようなことはない
そういう人が現れても
突っぱねます
（信頼ってそういうモノ）
そして
『じゃあ、迎えに行くわ
入間（埼玉）まで来てよ！
明日仕事だから』
「勝手なこと言わないでください
来るなら御殿場まで
私が行くなら日中です」
『無理よ！仕事なんだから！』
AKEMIさんのパワーに圧倒されつつ・・・
この頑固者が！って声が
聞こえてきそうでした
誰もが気づいていましたね
寿太郎２は、
もうすっかりAKEMIさんファミリーの
真ん中にいたんです
『じゃあ、今夜行くわ』
夕方お仕事を終えたAKEMIさん
パパさんと二人で
寿太郎２を迎えに来てくれました
『MAO（娘さん）と言っていたの
GO！ちゃんは
最初から全部わかっていて
ジュっちゃんを
うちに渡したんだって』
『GO！ちゃんの策略に
まんまと引っかかったわ』
「終わりよければ、じゃないですか」
のGO！の言葉に
『友人でも、私（AKEMIさん）を
こんなに振り回す人いないわよ』
文字だけ見ると言い争い？
横で見ていたなら
ビビる勢いだったかも(笑)
ガックンママさんが
突如倒れてしまった時
私は出張を控えていました
犬を預けなければならず
また頭数が多かったので
困りに困っていました
なにせ寿太郎２は
めちゃくちゃ元気な子だから
その時に頭に浮かんだのが
大好きなBABY君と
AKEMIさんでした
AKEMIさんは
無理なお願いを快諾してくれて
私の手を煩わせないようにと
直接ガックン宅へ
お迎えに行ってくれました
GO！は、
最初からこうなること
わかっていたのでしょうか？
答え： 知らんがな
だけど
いつもこうやって
手詰まりになり困った時に
手を差し伸べてくれる方が
いるんです
BABY君が元気に走り回る姿が
頭に浮かび
AKEMIさんしかいない
と思ったのです
今では
『GO！の策略』になってしまいましたが
まあ、いいです
寿太郎２が
これでやっと
本当の幸せを手に入れたことが
一番なんです
GO！保護犬GOは
人に恵まれています
心底から信頼で繋がる人って
離れていても
会わなくても会話なくても
絶対に変わらないんですよね
大切な子を幸せにしてくれる
そして信頼も変わらない
これ以上のことはありません
私はラッキー絶好調人間！
素晴らしい人達に支えられています
寿太郎２君、
だいぶ遠回りしたけれど
GO！の策略のとおり？
里親さん決定
埼玉県富士見市
AKEMIさん宅へ
名前はジェイ（Ｊ）
お仲間のドーベルマン友の皆さま
ＡＫＥＭＩさんの心に
ガシッと届く一言（きっと）
ありがとうございました
寿太郎２改めJ君は
自分をドーベルマンと思って
暮らしていく事でしょう
何より一番の感謝は
BABY君にささげたい
GO！保護犬GOでした
BABY、ありがとね
1月 保健所にて
この時のジュジュは
もういない
寿太郎２
幸せになりました
ありがとう
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AKEMIさん（ありがとう）
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