
日経平均6万円半ばでのレンジが続いています。
一昔前なら6万円なんて夢のような株価でしたが今では見慣れた光景ですね。
ただ、直近高値は7万円を超えていて、逆に年初来では4万円台後半もありましたから、どちらかというと高値に近い所でのもみ合い。
という事は、今は高値なのでしょうか?
この辺りを企業業績をベースに計算してみます。
まず、今年初め、日経平均が49000円と安かった時。
この時の日経平均の一株当たりの利益、EPSは2650円程度でした。
という事はPERは18.5倍という事になります。
一昔前の基準をステレオタイプに言えば、日経平均の上限はPER16倍でしたから、PER18.5倍は割高という事になります。

対して直近9/7の終わり値66399円はどうでしょう?
日経平均の予想EPSは3818円です。
今年初めの2650円よりも1200円も企業業績が好転しています。
そこから算出するPERは17.39倍となります。
つまり、年初の49000円時よりも、現在の66000円のほうが割安という事が言えます。
一方で、一昔前の日経平均の上限PER16倍からすれば、まだまだ17.39倍は割高とも言えます。
ただし、このPER16倍は日本がデフレだった時代に定着したような数字。
インフレが継続するのがほぼ確定している現状では、インフレに沿って企業業績が上がるというのは基本的な路線。
インフレが継続して起こっている欧米の株価のPERは、日本の16倍上限よりも明らかに高く、18倍や20倍というのも当たり前の世界です。
結論
そこからすれば、PER17.39倍は決して高くはなく、ましてやバブルなどでは決してないと言えます。

そんな視点で、日経平均株価が直近、PER何倍の範囲内で動いているかを見てみると、以下のグラフのようになります。
緑の帯の下限がPER17倍、上限がPER19倍、赤の線が日経平均株価です。
少なくともここ最近では、PER17倍付近は株価のボトムになっているのがわかりますね。
勿論、株価は企業業績に収れんする・・・のはあくまでも長期の話であって、短期ではモメンタム次第でどうとでも動きますから、企業業績のいい今、買えば明日必ず上がるという話ではありません。
が、逆に言えば長期で企業業績に収れんするのであれば、モメンタム悪化で売られているところは、バーゲンセールという事が言えますから、現在のPER17倍付近は狙い処、と言えるかもしれません。
勿論、今のEPS3800円を天井に企業業績が悪化するのなら、そして、頭の良い、金持ちの投資家がそれを先に織り込みに行っているのなら、株価に連動する形でEPSのほうが下がってくるマルチプルが起こる可能性もありますよね。

株に絶対はないという事で、この辺りが難しいところですが、じゃあお前はどうするんだと聞かれると。。。
それでも個人的には高配当バリューに関してはこの先も耐性が強いとは思っています。
そして、どこが企業業績の天井かを当てようとして当たったためしはありません(;'∀')
ただ、長期ではずっと右肩上がりなのは確実。
今日の株価よりも明日の株価が高いかはわかりませんが、今日の株価よりも10年後の株価が高いのはかなり高確率。
だからこそ、あまり株価は見ないで、欲しいと思った株を結構その場で買い進めます(;'∀')

そうするとどうなるかというと
4万円の時、もっと安くなってから買おうとして、底で買えたかというと、ある意味買えていたし、ある意味買えていません。
つまり、欲しいときに買ってしまうので、暴落時に投入する待機資金が潤沢にあるわけじゃない。
だから暴落してもいっき買いが出来ずに、ちょっとしか買えない。
その反面、暴落が来ずにスルスルと上がってしまう局面でも、上がる前に買えている。
結果的に平均単価に近い、積み立てっぽい買い方になっています。
まあこんな話も、結局は現在がレンジの範囲内であればってことであって、バブルの時の様にPER60倍を超えるなら流石に積み立て一旦止めます。
淡々と積み立ててるだけであっても、指数のファンダを定期的に見ておくのは、一定の安心感になりますから投資する以上はお勧めです。





