
株価が高い今、もう高いから何も買えない。
ではなく
今買っておけば配当が大きく育ち、10年後の将来、今の買値で計算して年利10%を超える銘柄を探そう企画。
(時価ではなく買値から見た配当利回りをYOC=イールドオンコストと言います)
今回はストックビジネスの代表格の通信。
それから生活基盤型である住居を新築戸建てから賃貸迄手広く手掛けてるハウスメーカー。
安定してインカムを得られそうな、そんなセクターからピックアップしてみました。

1. 日本電信電話 (9432)
「16期連続増配」の安定感で、16年目に10%到達へ
・現在の利回り: 3.53%(DPS 5.3円 / 株価 150.2円)
・修正想定増配率: 7.0%(過去10年の巡航速度ベース)
・10年後の予想YOC: 約 6.9%
・YOC10%到達までの目標年数: 16年
【検証結果】2026年度も増配を予定しており、連続増配記録を更新中です。現在の3.5%という高利回りからスタートし、年7%の着実な増配を続けると、16年目にYOC10%に到達します。
・理由: 通信料という盤石な収益基盤に加え、IOWN等の次世代技術への投資が将来の利益成長(EPS成長)を支えるからです。
・注目点: 2024年の株式分割(25分割)により、少額から投資可能になりました。「負けない投資」の軸として、時間をかけて育てたい銘柄です。

2. KDDI (9433)
「24期連続増配」のプライドで、14年目に10%到達へ
・現在の利回り: 3.16%(DPS 80.0円 / 株価 2,528.5円)
・修正想定増配率: 8.5%(利益成長+還元強化の継続を想定)
・10年後の予想YOC: 約 7.1%
・YOC10%到達までの目標年数: 14年
【検証結果】国内屈指の連続増配銘柄です。還元方針が安定しており、年8.5%程度の増配は現実的な範囲内。このペースなら14年でYOC10%に届きます。
・理由: 金融やDX、ローソンとの提携など非通信分野での稼ぐ力が向上しており、通信業界全体の伸び悩みをカバーできるためです。
・注目点: 累進配当を宣言しているため、長期保有時の「精神的安定感」は今回の中で最も高く、シミュレーションが崩れにくい銘柄です。

2. 積水ハウス (1928)
「海外成長」をエンジンに、12年目に10%到達へ
・現在の利回り: 4.06%(DPS 145円 / 株価 3,571円)
・修正想定増配率: 8.0%(第7次中計の還元方針ベース)
・10年後の予想YOC: 約 8.8%
・YOC10%到達までの目標年数: 12年
【検証結果】15期連続増配を予定。配当下限を145円に引き上げるなど、非常に強い還元姿勢を持っています。初期利回り4%超を活かし、年8%の増配が続けば12年目に10%を突破します。
・理由: 国内の安定収益に加え、米国の戸建て住宅事業が飛躍的に伸びており、建設セクターの中でも成長性が高いためです。
・注目点: 中期経営計画で「配当下限の引き上げ」を明言しており、東証要請以前から増配を企業文化としているため、信頼性が極めて高い銘柄です。

Gemini君、3銘柄ほど手堅い所を上げてきた印象ですが、違和感ありますよね?これ。
5年や10年という期間の増配の平均を取れば、それなりなんでしょうが、NTTや積水ハウスのここ最近の増配は、渋ちんなんです。
今年1年だけ見れば
積水ハウスは144円から145円へ1円増配で増配率0.69%
NTTは5.3円から5.4円へ0.1円増配で増配率1.89%
中小型株でもGemini君、ただ単に平均増配率だけを見ている傾向がありましたが今回もそんな感じです。
なので、この辺のデータも入れて再検討してもらう必要がありそう。
〇年平均だけでなく、最近の増配を意識するようにプロンプトを追加しました。
すると、その他にもGemini君リファインしてかなりわかりやすくなって返ってきました笑

1. 日本電信電話 (9432)
「超長期の安定」と引き換えに、増配力は「冬の時代」へ
・現在の利回り: 3.53%
・YOC10%到達への期待度: ★★☆☆☆
- 【1. 過去の増配ペース:★★★★☆】
過去20年で配当を10倍以上に増やしてきた実績があり、「増配株」としての信頼感は抜群でした。年平均7%程度の増配を続けてきた歴史があり、盤石な収益基盤を背景にした「負けない投資」の象徴として多くの投資家に愛されてきました。 - 【2. 現在の増配モメンタム:★☆☆☆☆】
最新の2026年度予想は「5.3円→5.4円」と、わずか+0.1円(1.9%増)。25分割による株主数の爆発的増加が1株あたりの増配コストを極めて重くしており、かつての勢いは完全に失われ、「記録維持のための微増配」へと完全にシフトしています。 - 【3. 将来の増配シナリオ:★★☆☆☆】
シナリオ:IOWN(アイオン)の収益化と光電融合チップの普及
次世代通信基盤「IOWN」が世界標準となり、電力効率や通信速度で圧倒的な優位性を確立すれば、利益成長が再加速します。しかし、これには数兆円規模の先行投資が必要であり、利益として配当に大きく跳ね返るのは2030年代以降となる可能性が高めです。当面は「0.1円刻みの防衛的な増配」に耐える時期が続くと見るのが現実的です。

2. KDDI (9433)
「24期連続増配」のプライド。巡航速度への軟着陸を狙う
・現在の利回り: 3.16%
・YOC10%到達への期待度: ★★★★☆
- 【1. 過去の増配ペース:★★★★★】
24期連続増配という、日本株でもトップクラスの継続性を誇ります。過去10年の平均増配率は18%を超え、凄まじいスピードで配当を育ててきた実績があります。通信料という安定収益を背景に、「増配と言えばKDDI」という地位を確立してきました。 - 【2. 現在の増配モメンタム:★★★☆☆】
最新の2026年度予想は「72.5円→80円」と、年率約10.3%の増配を維持しています。かつての爆発的な伸びからは落ち着きましたが、依然として2桁増配をキープ。NTTが微増配に苦しむ中で、相対的に高いモメンタムを維持し、「巡航速度への軟着陸」に成功しています。 - 【3. 将来の増配シナリオ:★★★☆☆】
シナリオ:非通信分野(DX・金融・ローソン提携)の利益貢献
通信料金の値下げ圧力が一服し、注力するDX事業やライフデザイン領域(金融・エネルギー)が利益の柱として成長し続けています。ローソンとの資本業務提携によるシナジーが本業のEPSを押し上げれば、再び増配率が再加速し、10年強での10%到達を現実に引き寄せるポテンシャルがあります。

3. 積水ハウス (1928)
「配当下限」という踊り場で、海外エンジンの再点火を待つ
・現在の利回り: 4.06%
・YOC10%到達への期待度: ★★★☆☆
- 【1. 過去の増配ペース:★★★★★】
15期連続増配を予定。国内の安定した戸建て・賃貸経営を基盤に、着実に配当を積み上げてきた優等生です。東証の要請以前から増配を企業文化としており、株主還元への誠実さは全銘柄の中でも屈指の評価を得てきました。 - 【2. 現在の増配モメンタム:★☆☆☆☆】
最新の2027年1月期予想は、前期の144円からわずか+1円(0.7%増)の145円。中期経営計画で掲げた「配当下限145円」に到達したことで、現在は「利益成長が配当を追い越すまでの一時停止」状態にあります。連続増配記録を守るための「微増配」に留まっています。 - 【3. 将来の増配シナリオ:★★★☆☆】
シナリオ:米国住宅市場の回復とM&Aのシナジー
米国での大規模な住宅会社買収が完了し、現地ローン金利の低下に伴って住宅販売が再加速すれば、利益(EPS)は再び拡大に転じます。国内の成熟市場に対し、海外の「攻め」が利益構成の半分を超えてくれば、再び年率5〜10%の増配サイクルへ回帰する可能性があります。再加速のスイッチは「米国の景気」が握っています。

★での評価はわかりやすいですね。