4/5の夜の時点での株価材料 | グデーリアンの投資ブログ

グデーリアンの投資ブログ

トレードではなく資産運用の観点での投資ブログ。
銘柄選びや運用成績だけでなく投資に対する考え方や自分の失敗、成功談なども踏まえてお話しできればいいなと思っています。

 

 

 

 

 

週明けもボラの高い相場は続きそうです。

 

ただ、中東情勢に関しては新たに大きなニュースは出なかったように思います。

ある程度の折り込みは進んでいそうな雰囲気ですから、ニュースが出なければ多少安定するかもしれませんね。

 

んなわけで、夜のうちに今見えてる分を纏めて備えようと思います。

 

 

 

 

① マイクロソフトの日本投資(1.6兆円規模のAI・クラウド投資)

要点:日本のAIインフラ強化・人材育成・サイバーセキュリティ強化を含む大型投資で、日本のテック・デジタル関連株には中期的な追い風。短期的には「日本のデジタル戦略強化」への評価がテーマ株を刺激しやすい。

  • 投資規模:1.6兆円(100億ドル)を2026〜2029年で投入 AIデータセンター拡充、国内GPU計算基盤の整備、Azureと連携した国内データ処理環境の強化など。

  • 人材育成:2030年までに100万人のAI人材育成 日本のAI人材不足(2040年に326万人不足見込み)に対応。

  • サイバーセキュリティ強化:政府機関との連携を強化 国家レベルの脅威インテリジェンス共有など。

  • 市場インパクト(週明け視点)

    • 日本のAI関連、データセンター関連、通信インフラ関連にテーマ買いが入りやすい

    • 円安局面では「対日投資増加=日本のデジタル競争力強化」として海外投資家の日本株選好にプラス

    • 米国株ではMSFTの長期成長ドライバーとして評価されやすいが、短期の株価インパクトは限定的

 

 

 

 

 

② バークシャーの円建て社債(再開・増額の可能性)

要点:円建て債の発行準備は「日本株(特に商社株)への長期コミットメント継続」のシグナル。金利上昇局面でも円で調達する姿勢は市場に安心感を与える。

  • みずほ証券・BofAを主幹事に起用し、3〜30年の複数年限で発行準備 市場環境次第で早ければ4月10日にも条件決定。

  • 背景:東京海上HDへの大型出資(約3000億円)後の初の起債 日本での投資拡大に伴う資金需要増。

  • 金利環境:日銀利上げ観測(4月会合で70%織り込み)でスプレッド拡大 10年債で+85bp程度。

  • 市場インパクト(週明け視点)

    • 商社株(伊藤忠・三菱商事・三井物産など)に再び思惑買いが入りやすい

    • 円債市場では「高金利でも調達する=日本投資継続」の安心感

    • 日本株全体には“海外長期資金の日本重視”というポジティブ材料

 

 

 

 

 

③ 米雇用統計(3月分:非農業+178,000、失業率4.3%)

要点:予想(+60〜65k)を大幅に上回る強い結果。インフレ再燃懸念から米金利上昇→株式にはやや逆風。ただし雇用の質は業種偏重で、景気過熱とは言い切れない。

  • 雇用者数:+178,000(予想+60k前後) 失業率は4.3%(予想4.4%)。

  • 業種別:ヘルスケアが+76,400と突出、製造業+15,000、建設+26,000 医師オフィスのスト解除が押し上げ要因。

  • 前月分の大幅下方修正(2月:-92k→-133k) 1〜2月合計で7,000人下方修正。

  • 市場インパクト(週明け視点)

    • 米金利上昇 → ナスダックに逆風

    • 「強いが偏った雇用」→ FRBの利下げ期待は後退

    • 日本株は金利上昇でグロース株に重し、商社・銀行などバリューは相対的に堅調

 

 

 

 

 

④ 中東情勢(ホルムズ海峡の実質封鎖・原油高・世界的インフレ圧力)

要点:最も“週明けのボラティリティを高める材料”。原油・ガス・肥料・海運コストの上昇が世界的に波及。特にホルムズ海峡の通行激減(97%減)が深刻。

  • ホルムズ海峡の商船通行が97%減 世界の石油・LNGの要衝が機能不全に近い状態。

  • 原油価格:115〜120ドルへ急騰、150ドル予測も 中東紛争の長期化リスク。

  • 世界的インフレ圧力:肥料・食料価格も上昇 FAO指数が前年より1%上昇、肥料価格も上昇基調。

  • 市場インパクト(週明け視点)

    • 原油高 → 日本株は輸送・化学・電力ガスに逆風

    • 海運株は運賃上昇で短期的にプラス

    • 米株はインフレ再燃懸念で金利上昇 → ハイテクに逆風

    • 新興国は資金流出圧力(インドではFIIが1.1兆円売り)

 

 

 

 

 

①や②については徐々に思惑買いが特定のセクターに入る流れかも。
 
③については一見強そうな雇用、一方では雇用は強いが労働時間が減少していることで労働収入は低下という側面もあり、市場にはどこかで見直しが入る可能性も。
 
④は特に新たな材料出ませんでしたが、撃墜されたF15の乗員は米国側が回収という報道がありました。