
今日の寄りは高かったですけど、朝だけ~
まあMSQ週の水曜日ですからね。
仕方ないですね、魔の水曜日というネーミングからしたら全然凪。
米国は今日から明日にかけて今年最後のFOMC。
今回は恐らく0.25bpの利下げ。
もうこれはほぼ市場が織り込んでいるので、パウエルさんもここでサプライズは出さないと思います。
なのでもし0.25bpの利下げがあったとしても、それ自体では恐らく株価は無反応。
問題は次回以降利下げが続くのかのヒントになるような発言の有無。
利下げが続かないような発言があれば、今回いくら利下げしたとしても、株価は恐らく下げで反応。
次回以降も利下げを続けるような発言があって初めて株価は上げの反応。
一番可能性が高いのは、市場の動向を見ながら適切に判断する的な、どっちつかずのコメント。
この場合どうでしょうね。
市場が今悪材料を好材料に捉えてる節があるので、どっちつかずなら下げそうな気がします。

それより気になるのは債券市場。
9月の利下げ時も、利下げは市場の「予想通り」で、債券はむしろ金利上昇(価格下落)の反応を示しました。
今回のFOMCの前から、既に利下げが確実視される中、金利は素直に下げてきていません。
0.25bpの利下げが「予想通り」なら、また今回も下落?という可能性もあります。

債券が弱い理由をcopilot君に纏めてもらうと
🔑 債券が弱い理由
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インフレの粘着性:物価がまだ高止まりしており、長期金利は下がりにくい。
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追加利下げの前倒し期待:市場は「年内あと2回利下げ」と見ているが、これが過度なら失望売りにつながる。
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財政赤字と国債供給増:需給面で債券価格を押し下げる圧力。
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株式市場の強さ:利下げで株が買われると、債券は相対的に売られやすい。

債券の今後の動向を「利下げ幅」「インフレ指標」「国債供給量」の3軸で整理してみると
こんな感じ。
0.50bpの利下げは無さそうだなぁ~
あると思います?
0.50bp下げたら、それこそインフレ再加速しそうだし。
0.25bp利下げで、インフレ鈍化というシナリオだと、次の米国の12月分CPI(消費者物価指数)は1/15。
まだちょっと先ですね。
後はQE再開があれば債券は買われそうですが、これもまたインフレ鈍化の確認してからじゃないと、パウエルさんはやらなそう。
買い時はなかなか難しいですね。



