
本日植田さんが会見で、
ETFを年3300億円程度ずつ売却していく
の発言後、株価は急降下。
さてこれが、暴落のトリガーか、買い場だったか?
売るのは年間3000億。
これが市場全体に対してどの程度のウエイトを占め、どの程度のインパクトになるのでしょう?

Cpilot君、出番です。
↓
📉 3,000億円売却の市場インパクト
1. 日銀保有残高との比較
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保有ETF残高:約70兆円(含み益込み)
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今回の売却額:約0.43%に相当
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買付額ベース(約30兆円)でも約1%
→ 日銀のポジション全体から見れば極めて小規模です。
2. 日本株市場全体との比較
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日本株の時価総額:約1,000兆円
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3,000億円は市場全体の0.03%程度
→ 需給面での直接的な影響は限定的と見られます。
3. 売却方法の慎重さ
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一括売却ではなく、時間をかけて分散的に売却
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特定銘柄への偏りを避ける設計
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市場攪乱を避けるため、売却タイミングや手法は慎重に調整

🧠 象徴的な意味は依然として大きい
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「日銀がETFを売る」という事実は、金融政策の転換を象徴するもの
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投資家心理に与える影響は、金額以上に大きい可能性
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特に日経平均型ETFの構成銘柄には注意が必要(NT倍率への影響など)
✅ 結論:金額は小さいが、意味は大きい
| 観点 | 影響度 | コメント |
|---|---|---|
| 需給面 | 非常に小 | 市場規模に対して売却額は微小 |
| 投資家心理 | 中〜大 | 政策転換の象徴として注目される |
| 銘柄別影響 | 中 | 日経平均型ETF構成銘柄に注意 |
| 長期的影響 | 中 | 市場の自律性回復にはプラス要因 |
Cpilot君ここまで。

確かにCpilot君のいうように、投資家心理にはネガティブに映るでしょう。
それが反射的な後場の売りだったと思います。
反射的だった以上、後場すぐに下げ渋りましたし、夜間では上げに転じています。
需給面では3000億という金額は市場全体としてみれば全く大きくありませんので、条件反射的な売りにはあまりビビらなくていいと思いますが、ここまで日経は値がさ株主導で吊り上げられてきたので、今日のETF売りの発表は、日経ETFと相関関係が高い銘柄のセンチメントは変える可能性はありますよね。
ここまで、買えてた人は半導体の値がさ株で大分利益出たでしょうからね~
これ以上欲張るよりも、出遅れたセクターへの資金移動があってもいいのかな?と感じます。



