
負けるのは想定内でしたが、今回は結構な大敗のようで。
これで株価がどうなるかは、結果的にはいつもの後付けの理由で
下げない=想定内で織り込み済み
下げる=想定外のネガティブサプライズ
と書けばいい、いつもの通りアナリストにとっては簡単なお仕事。
実際に過去、選挙結果を受けて下げたたあと、株価がどうなったか見てみると

Copilot君調べ
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歴史的な選挙結果による株価の変動と、その後の動きを見ていくと以下のような例があります
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1989年参院選: 宇野首相の自民党が大敗し、株価が短期的に急落。その後、不安定な政局と政策の整合性の欠如により、株価の回復は遅れました。
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1998年参院選: 橋本政権が自民党の大敗を受けて辞任。株価は選挙後急落しましたが、新政権下で一部の政策が期待され、半年後に緩やかな回復傾向を見せました。
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2007年参院選: 年金問題を背景に株価が下落しました。しかし、「ねじれ国会」状態による政局不安の中で株価の回復は年末までにやや持ち直しました。
選挙後の株価の動向は、政権の安定性や政策の一貫性によって大きく左右されます。同じような結果でも、各時期での市場状況や外部要因も重要ですね。
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と、長期投資で見れば買い場なこともあるようですが、1998年や2007年はバブル崩壊やリーマンショックと時期がかぶるっていることから、結局のところ選挙結果だけで株価を推し量ることは難しそうです。

米大統領選挙でも、第1期のトランプ政権誕生時、ヒラリー(クリントン)勝利なら株価上昇、トランプ勝利なら下落ということが言われていましたが、結果はトランプ勝利でも上昇。
二匹目のどじょうに期待した第2期トランプ政権では、逆に選挙終了前まで上昇し、当選後は上がりませんでした。
Copilot君はこう言っていますが、これも当時の選挙期間中に言われていたことではなく、後付けの理由ですよね
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トランプ政権の株価動向は、大統領選の結果や政策内容によって異なる影響を受けてきました。第1期では、規制緩和と減税政策が特に市場の期待を集め、トランプ氏の勝利後には株価が大きく上昇しました。一方で、第2期では、追加関税や政策不透明感が市場に影響を与え、株価の上昇は限定的となり、むしろ年初には調整局面が見られました
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まあ今回に関しては、これだけ惨敗となれば休み明け、条件反射的に下げそうには思いますが、その後はどうなるでしょう。
短期で反転を期待するなら、3~4日目の週末辺りから打診買い。
対米政策の方向性が良い方向に決まってからと考えるなら月末まで。
長引くようなら年末辺り。
位に構えておこうかな。
ちなみに、今朝の円の買い戻しについてのネット記事は、「予想したほどの大敗ではなかった為の買い戻し」だそうで。
それが本当の市場心理なら、明日は下げないことも、下げた後の急速な巻き戻しも、すべて可能性はありそうです。
