バークシャーの日本株投資はバフェットのCEO退任でどうなる? | グデーリアンの投資ブログ

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バークシャーハザウェイの株主総会で、投資の神様ウォーレンバフェットさんが、今期限りでのCEO退任を発表しました。

 

バークシャーと言えば、コロナ期に日本の5大商社への投資を発表したことで話題となりました。

そしてその後、その後商社株は大きく値を上げ、今年に入ってからは5大商社への投資増額の発表をしています。

 

そのバークシャーのCEOであり、投資の神様ともいわれるバフェットの退任。

 

中には、5大商社株に売りが出るのではないかと気にしている人もいるようですが、果たしてどうでしょうか?

 

 

 

 

 

株主総会で気になったバフェットの日本へのコメントを抜粋すると

 

1、日本企業への投資は、50年先まで見据えたものである。

 

2、日本企業への投資は私は数年前に1度日本に行ったくらいで、主に交渉はグレッグが務めている。

 

3、日本への投資は、小さい字の分厚い冊子眺めているが、あれは宝探しのようなもので、次の投資先はすぐに見つかるかもしれないし、数年かかるかもしれないが、50年も待つ必要なないだろう。

 

みたいなことを言っていました。

 

勝者への投資は長期目線だというのは、以前から言ってたと思うので、その繰り返しですね。

今での短期で売るつもりはないようです。

もし、バフェットのCEO退任を材料に商社が売られる場合、神様を信じるなら買いで良さそうです。

 

そして、バフェットが退任したとしても、そもそも今現在も日本株への投資はグレッグアベルが主導しているとのことで、このグレッグ副会長、次期CEOとしてバフェットさんから指名されました。

つまり、バフェットさんがいなくなったとしても、日本株投資へ否定的な人物が後任になるわけではないですので、この辺は安心して良さそうです。

 

 

 

 

 

なお、バフェットさんは、CEOは退任しても、グレッグさんの近い位置にいて、必要に応じて助言していきたいとも述べています。

 

最後に商社以外の日本株への追加投資ですが、これも前々から噂されていますよね。

小さい字の冊子、多分四季報を見ているとのことで、その中からお宝が、近いうちに見つかるかもしれないし、何年かかかるかもしれない。

でも50年も先になることは無い。

 

えーとこれ。

追加で他の銘柄への投資は行うって言ってますよね。

いつになるかはわからんが、と。

 

米国の先行きが不安で、バークシャーは資産の保有比率が現金(債券)の量が膨れ上がっています。

バークシャーは円建て社債の発行を行い、円での資金調達を進めていますから、日本株への追加投資は、噂だけで終わることは無いんじゃないのかな、と思っています。

 

今からバークシャーに先回りして投資先を探しておくといいことあるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

既に方々で、次のバークシャーの投資先を予想する人が出てきています。

唯一、今からわかるのはバークシャーの資金規模を考えると、投資先は大型株以外はあり得ないということくらい。

 

後はバフェットさんの好みがちな、参入障壁の高い、成熟した企業なんかは可能性高いかもしれませんね。

 

4月のトランプ関税の暴落で135円を付けたNTTが、その後の反発時に100億単位の超大口の大量買いが観測されているなんて話もありますが、さてさて。