配当金の入金時期を分けたいんじゃ! | グデーリアンの投資ブログ

グデーリアンの投資ブログ

トレードではなく資産運用の観点での投資ブログ。
銘柄選びや運用成績だけでなく投資に対する考え方や自分の失敗、成功談なども踏まえてお話しできればいいなと思っています。

 

 

 

 

 

米国株は、4半期に一度、年4回配当を出すところが大多数。

しかも決算時期が企業ごとに綺麗に分かれています。

 

なので、米国株のに個別投資してると結構毎月配当金がチャリンチャリン入ってきます。

 

将来不労所得として配当金で生活できるようになったとしたら、毎月入ってくる配当金は都合がいいですよね。

 

それに対して日本株。

配当利回り的にはむしろ米国株よりも高い場合が多いのですが、日本株はほとんどが年二回配当。

 

例えば配当利回りが4%の米国株の場合、四半期ごとに1%ずつ4回に分けて入金されるのに対して、配当利回り4%の日本株は、半期に2%ずつ年二回に分けて振り込まれます。

 

しかも米国株の場合配当権利落ち月の当月にすぐ振り込まれるのに対して、日本株は権利落ちの3か月後がデフォ。

 

貰える額が一緒なんだからまあいいんですが、でもこの辺も投資家にとっては、定期的に分散して、尚且つタイムラグなくすぐ入金してくれる米国市場嬉しいです。

投資家を重視した環境なんだなあと実感します。

 

企業の業績の他にも、こういった投資家ライクな企業の姿勢も投資を呼び込む環境なんだなと思いますね。

 

でも日本株もだいぶ良くなりましたけどね。

 

 

 

 

 

で~。

 

日本株なんですが、年2回配当なうえに、圧倒的に3月決算企業が多い。

なので、配当権利は本決算の3月と半期の9月。

入金はその3か月後の6月と12月がほとんどをしめます。

 

日本株で高配当投資をやっていると、6月と12月以外にインカムがほとんどないんですよねー。

6月と12月に入金したものを計画的に使えって話ではあるのですが、中々それも難しい。

 

出来れば毎月分散されて入金されたらなんとなくいいですよね。

 

なので、3、9月以外の決算企業でいい企業があれば、優先的に買うことが多いです。

 

 

 

 

 

 

  3,9月決算以外の個人的な持ち株

 

3,9月決算以外での僕の持ち株には何があるかというと

 

■1、7月

アルトナー、積水ハウス

 

■2、8月

イオン

 

■4、10月

なし

 

■5、11月

オオバ、モリト

 

■6、12月

JT、あいHD、ニチリン、やまびこ、住友林業

 

これらが3,9月決算以外の企業。

少ないですよねぇ。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、モリトは実は今日買いました。

 

服飾系の素材、ホックやボタンなどのニッチな卸売。

ホックについては世界首位級とのことで、米企業を買収して製造販売も行っているようなので、トランプ関税のリスクもある程度対応できそう。

 

500億に満たない小型株なので、機関の買いはあまり期待できないかもしれませんが、自己資本比率は75%と財務健全で、配当も4.7%ほどで連続増配中。

 

ROE6.6%、ROAは4.9%と高くありませんが、卸売りという業種を考えるとこんなものかというところ。

 

業種もニッチなのに、決算時期もニッチな11月決算という所が気に入っています(笑)

 

いや~でも人間が服着なくなることってないでしょ。

 

ってことはホックもボタンもマジックテープも、需要が無くなることもないでしょうから、大コケすることもないでしょうきっと。

 

 

 

 

 

 

今日場中に決算発表のあった住林は売られましたね。

 

ほぼコンセンサス通りではありますが、ここ数年の期待が高かった分、期待剥落で売られるんでしょうね~。

 

数年前、株価急騰前は配当利回り6%近くあったと思うので、そのあたりまで売られるのであれば買おうかな。

 

米国はリーマン以降住宅ローンの審査が厳しくなり、慢性的な住宅不足の中、先進国の中では珍しく人口は増え続けているという状況なので、長期で見ればいいマーケットだと思うんですよね。

なので、ハウスメーカーの中では米国売り上げ比率の高い住林と積水ハウスを買っています。

 

住林と積水ハウスはどっちも3,9決算じゃないんですよね。

 

皆さんの持ち株で、3,9月決算以外で配当利回りの良い優良企業って何がありますか?

良かったら教えてください。

 

そうそう、個別株ではないですが、最近は4半期決算型の投資信託が決算月分けて設定されることが多いですね。

 

 

 

 

SBI証券でいえば、例えば以下のような投信

 

  1,4,7,10月決算の投信

■SBI−SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)

(構成銘柄にケチが付くこともありますが、日本株の高配当って、元々配当利回りだけで見ると持続性のないところが多いので仕方ないですよね)

 

 

 

  2,5,8,11月決算の投信

 

■SBI−SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド(年4回決算型)

(ヴァンガードのVIGがベンチマーク。高配当ではないですがキャピタルもしっかり取れるので、本家のVIGは僕も買っています)

 

■SBI−SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)

(こっちは同じくヴァンガードのVYM。日本では一番人気の高配当ETFをベンチマークにした投信ですね。キャピタルはVIGほど出ませんが、3%程度の配当が安定して取れます)

 

 

  3,6,9,12月決算の投信

 

■SBI−SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)

(米本国で超人気のSCHDがベンチマークの投信ですね。VYM程度のインカムと、VIGなみのキャピタルといいとこどり。)

 

■SBI−SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)

(欧州株、最近見直されていますね~ドイツ中心に。欧州株は高配当バリューが多いため、配当利回りも良いようです)

 

 

 

 

 

 

 

こんな風に分配型の投信の中から、分配時期がずれているものをを分けて3種類以上買えば、毎月分配をセルフで作成することも可能ですね。

ちなみにここに挙げた投信はNISAの成長投資枠で購入可能です。

 

しかも毎月分配型の投信を1本買うよりも、別のベンチマークへ投資することにもなるので、しっかり分散も効きますから割といいのかもしれません。

 

さて明日は住友商事、明後日は三菱商事と商社の決算で連休前はひと段落。

超絶決算で連休を気持ちよく過ごさせてくださいよ~