
配当落ちがあった日本株ですが、その配当落ち分を埋めれず、下げ幅を倍にして終了~
残念。
まあ、前日にトレンドラインよりも配当落ち分上に出れなかったので、トレンドラインが抵抗線になるんだろうな~とは思いましたが。
そして金曜の夜には米国も下げていて、日経の先物も続落。
36279円で引けています。
結構下げた感じですが、日経平均のPERが切り下がってきていて現在2446円。一時は2540円とかつけていたので、80円ほど低いです。

現在のEPSでは、36279円でもPERは15倍をちょっと割ったくらいなので、それほど割安でもないんですよね。
なのでまだ、暴落したらフルインベストメントという水準には遠いのですが、もちろん必ず下げるとは限らないので、長期投資であれば、株価というよりも利回り見ながら、自身のポートフォリオを調整するために買うのには、買いやすくなっている銘柄を買い始めてもいいのかなと思います。
例えば、自身のポートフォリオの利回りが4.3%で、それを4.5%に上げたいのであれば、現在売り込まれて配当利回りが4.8%になっている銘柄を少数買っておくみたいな。
もしくは、今期の配当利回りが4%でも、増配によって何年後にはYOC(簿価利回り)5%が狙えそうなんていう銘柄を仕込んでおくみたいな。
いずれにしても、一つの銘柄を集中して買うのではなく、複数銘柄の平均が上記のようになるように分散投資するのが良いと思います。

インカム狙いの長期投資では、市場環境による株価の下落はあまり関係がなく、関係があるのは業績悪化による株価の下落のみです。
業績が悪化すれば減配されるかもしれないので、そうなればインカム狙いの長期投資でもダメージを受けますが、10年連続赤字垂れ流しても今の配当を維持できるような財務健全で、かつ株主還元に積極的な銘柄へ分散投資しておくだけで、減配の懸念もだいぶ払しょくできます。
100年に一度と言われたリーマンショックでも減配しなかったような銘柄は、多少の経済ショックによる減益では減配しない可能性が高いというわけです。
インカム狙いの長期投資は、暴落時においてはキャピタル狙いの投資と比べ、精神的ストレスはかなり少ないです。
去年の8月の暴落でパニックになったり、今の不安定な相場がストレスになったりしている人、投資の方針を変えてみるのもお勧めですよ。
