
オオバは、時価総額170億円ほどの小型株。
セクター的にはサービス業となっていますが、調査測量、計画設計、区画整理、地理情報システム等が柱の建設コンサル。
内訳を見ていると、自衛隊基地関連、データセンター関連と、材料化しそうなワードが色々とある銘柄です。
4%近い高配当と、使いやすいQUOカードの株主優待などもあり、どこかで人気化してくれないかと思って買ったのですが、かなりの高値掴みで含み損の銘柄です(;'∀')
先日、増配の発表と株主優待の拡充の発表がありました。
株価は翌日窓を開けて上昇しましたが、その後も上がり続けて週末には長い陽線を出しました。
切り下げ型の三角持ち合いを上抜けた形ですから、トレンドが変わってくれたらありがたい。

このオオバですが
米国を中心に株価の見通しが不安定な時期ですから、機関投資家や外国人の目につかない小型株は、トランプ政権発の政治不安によるリセッション懸念の影響受けにくいかもしれません。
そして、いざ景気後退となっても、国交省,財務省,防衛省がカスタマーなので、不景気にも強いディフェンシブ銘柄と思えます。
災害の復興、復旧も事業の一つなため、ディザスタ(大規模災害)対策として、株価下落のヘッジにもなりやすいため、災害発の株価暴落にも巻き込まれにくいかもしれません。
また、防衛関連銘柄としても、兵器製造の重工業のようなストライクではないですが、関連として物色が向かうようなら地政学リスクもポジティブになるかもしれません。
と、色々と多彩な持ち球の技巧派に見えるのですが、ここ一年は材料視されることもなくずっと下落基調でした。
200億に満たない小型株なので、機関の買いが入りにくいというのもあるかと思いますが、どこかで仕手ではない大口に拾ってもらえる時期があるのでは~と思いながら、ずっと含み損(;'∀')

業績的にも、ところどころ減益もありますが、基本的には増収増益基調。
EPSも着実に伸びており、配当性向は近年は50%程度で配当利回りは4%ほど。
四季報通りであれば、来年度も増配の期待が持てます。

還元は配当だけでなく、QUOカードの株主優待も。
500株以上となっておりますが、備考を見ると100株であっても1年以上の長期保有で1000円500円がもらえます。
さらに、今回の優待拡充では3年以上の場合更に貰える額が増えます。
仮に500株で3年以上保有すれば、配当21000円+優待4000円の25000円となり、総利回りは4.7%ほどになります。
100株保有の場合でも、3年保有であれば配当4200円+優待800円の5000円、総利回りは同じく4.7%ほど。
仮に株価が上がらずとも、インカムを得ながら長期で持ち続けるのには適していそうと思えるのですが、いかがでしょうか(;'∀')

あ、そうそう。
ここ決算が3月ではなく5月です。
なので、来週の3月の権利落ちとは無関係です。
3月権利落ちで指数が下げて、つられて下げるようなら買い時になる可能性もあります。
5月決算の企業って少ないですから、配当金でFIREしたい人にとっては、貴重な5月配当の銘柄でもあります。
個人的には、見れば見るほど材料豊富なんだけどなー。
でも上がりません(;'∀')
